銀幕大帝α

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トロン

2011年06月13日 23時02分32秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
TRON/82年/米/98分/SFアドベンチャー/劇場公開
監督:スティーヴン・リズバーガー
脚本:スティーヴン・リズバーガー

出演:ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、デヴィッド・ワーナー、シンディ・モーガン、バーナード・ヒューズ、ダン・ショア

<ストーリー>
コンピュータ内の悪と善の戦い。
<感想>
続編を先に観て、1作目を後に観るという映画好きとしてはタブーな事をやっちゃった私ですが、何か問題でも?

う~ん・・・
う~~ん・・・
うう~ん・・・・

なんか16ビットのゲーム画面を観ている様。
メガドライブなんかを思い起こさせますな。
スペースハリアーをちょっと手直ししたみたいな?
にしても、何だろう・・・。
思わず笑っちゃったんですが(笑)。

当時としては初のCG導入映画って事で斬新だったかもしれないが、今観ると流石に辛い。。。
だって、布服に蛍光シールな衣装なんやもん。
続編では凄いと思ったバイクレースも平面道でのハングオン。
立体感を表現出来る技術はまだ無かったんやろね。

今観ても凄いと思うんかなぁってちょっとワクワクしていたんだけれど、いんや~無理スわ。
実は一度小学生の時にTVでちらっと観た記憶はあるんだよね。
確か、その時は「うお!」って驚いたような。
ファミコンも買ってくれない教育家庭で育ったものだから尚更だったのかもしれない。

今じゃPS3やら3DSやらの高性能ゲーム機画面で目が肥えちゃっているから、逆に今更本作を観てしまうと変な意味で驚いて笑っちゃったんだろうな。

話自体もそんなに面白くない。
2作目と同じく途中ダレる。
となると、これも当時は話は二の次で映像を楽しむ作品だったのかも。

それにしてもバーチャル世界において妙に浮きまくっている蛍光人間が違和感有り過ぎでした。
合成が映像に追い付いていない感じですね。

それでも続編とリンクしているシーンがチラホラあってそこは面白かった。
分厚いセキュリティ扉を開ける所とか、円盤ボードを頭の上でかざす所とか。
敵の探索船(勝手に通称ビグザム)もちゃんと出てましたね。
ゲームセンターも賑わっていたんや~と感慨ぶってみたり。

時代変化の中で、映像技術がいかに発展したのかを強く感じさせてくれるには、本シリーズはもってこい。
1作目と2作目の間が28年だよ?
そういう点では観ておいても損はないと思う。

関連作:
『トロン(1982)』(第1作)
『トロン:レガシー(2010)』(第2作)

評価:★★☆
11/06/12ひかりTV鑑賞(旧作)
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導火線 FLASH POINT

2011年06月13日 02時07分15秒 | 亜細亜アクション
FLASH POINT/07年/香港/87分/アクション/劇場公開
監督:ウィルソン・イップ
アクション監督:ドニー・イェン
製作:ドニー・イェン

出演:ドニー・イェン、コリン・チョウ、ルイス・クー、ファン・ビンビン

<ストーリー>
毎回犯人に瀕死の重傷を負わせ問題児扱いされていたマー刑事はベトナム人犯罪組織を追っていた。卑劣な手段で仲間の釈放を要求する彼らにマーの怒りが頂点に達し…。

<感想>
壮絶なパンチングファイトで観客を魅了した『イップ・マン 葉問』のウィルソン・イップ監督とドニー・イェンのコンビが07年に放った総合格闘技炸裂アクション。

中盤までこそ潜入捜査をしていたルイス・クーが主役を張ってはいたが、彼がベトナム3兄弟によって重傷を負わされてからは、ドニー・イェンに主役をバトンタッチ。

市場での目の前で女警官が殺され、罪の無い少女が放り投げられを見せつけられたドニーによる、非情な悪党に怒りの鉄槌を下す様には鳥肌が立ち、終盤での3兄弟アジトにおいての相棒が撃たれた事に怒り震えるドニーが怒涛の猛反撃に出る様には、観ている私がスーパーヒートしてしまう程のカッコ良さ爆発。

今作のドニーはカンフーは当然ながら、レスリングからムエタイまで様々なアクションを取り入れた総合格闘技で敵に立ち向かい、容赦なく相手をぶちのめすと腕十字固めで止めを刺すスタイル。
その決め技に持って行くまでの流れがもう凄いのなんのって。

パンチラッシュを食らわし、ムエタイ流膝蹴りで弱体させ、バックドロップで脳震盪を引き起こすと倒れた所で得意の腕十字!!

これじゃあ流石の相手でも顔面蒼白。

まだか!これでも足りないか!!

怒りで我を忘れているドニーは止めの止めで首固めに入り、ギブアップを言わさずK・O!

一度俺の導火線に火が付いたら爆発するまでもう誰も止められねぇぜ

みたく手の付けられ様の無いキレっぷりは泣く子も黙る勢いで猛烈に痺れさせてくれる。

EDロールや特典映像にもあったけれど、もうなんちゅうか特訓に特訓を重ねて全てのアクションをガチで1人でやってのけているんだから、やっぱこの人すげぇわ。

鼻血を手で拭い不敵な笑みを浮かべ、革ジャンを脱ぎ捨て、軽快なステップを踏んだ後、間を置かず突進していく一連の流れには本当にゾクゾクさせられちゃったよ。

評価:★★★☆
11/06/12DVD鑑賞(新作)
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メーカー:アクセスエー
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