11年/日本/92分/学園サスペンス・ホラー/劇場公開
監督:和田篤司
原作:山田悠介『アバター』
出演:橋本愛、坂田梨香子、水沢奈子、温水洋一

<ストーリー>
17歳の誕生日に母からケータイをプレゼントされた道子は、レアアバターを持っている“学園の女王”妙子から、SNSサイト“アバQ”に強制的に入会させられ…。
<感想>
スクリーンから映像が飛び出す『アバター』じゃないよ。
携帯電話やPCなどで自分の分身となるキャラクターを作って楽しむあのアバターです。
音声が聞き辛いな~。
主人公が影の薄い女子高生だから、小声でぶつぶつ。
音量を半分以上まで上げても聞きとれんかった。
映画だと割り切れば良いのかもしれないけれど、それでもちょっと現実味が無さ過ぎ。
アバターのレアアイテムを沢山持っていると周りからキャキャー言われ、「様」まで付けられて崇められる。
教室では1人の女生徒が汚い水が溜まったバケツに顔を押し付けられ、時には両端から紐で首を絞められて酷い苛めを受けている。
それを見て見ぬふりをしている担任教師。
どんな学校やねん。
なんか登場人物たちのやることなす事が全部きしょい。
くっだらねぇもん借りちゃったな~
最初こそはそんな冷たい気持ちで観ていたんだが、うん?余りにも話がぶっ飛び過ぎていて意外と・・・おもろい。
サークル会員が全員ガスマスク付けて登校したり、根暗だった主人公がスロットゲームで大当たりを引いてレアアイテムをゲットしてから人生が一変し、今まで同級生から無視されていた存在が、今度は「女王」として崇拝されていく。
アハハ、無茶苦茶や。
只これだけで終わらず、復讐計画にまで話がもつれて行く訳で、そんなキチガイ染みた展開が妙に滑稽で無性にワクワクとした気分にされられちゃう。
整形後の神々としたオーラを放つ橋本愛演じる阿武隈川道子の狂いっぷりも凄まじいが、サークル№2となる西園寺真琴の眼鏡越しに睨みつける鋭い目つきがヤバ過ぎてゾクゾク。
苛める側から苛められる側へと転落する事になる阿波之妙子の舌べろりんも表情がイッちゃっているだけにやたらと気持ち悪い。
そんな阿波之妙子が終盤、道子に対して怒涛の勢いでチェーンソーを振り回しながら報復に出るのだが、してやったりの登場も虚しくあっさりと撃沈。
おいおい、威勢だけかい!
ここは思わず噴き出してしまった。
いかにも山田悠介らしい妙チクリンな映画だけど、最初に抱いた思いは何処に行ったのか、途中からはどいつもこいつも思考回路が一本ブチ切れちゃってますなぁと、温かい目で観てしまっていることにふと気付き自分に対して苦笑い。
むやみに携帯電話を与えてしまった事に母親は後悔の言葉を残すも時既に遅し。
娘は携帯依存症、整形、殺人と人生の裏街道をばく進するのであった。
ちゃんちゃん。
オフィシャル・サイト
評価:★★★
11/09/25DVD鑑賞(新作)


にほんブログ村
レンタル開始日:2011-09-25
メーカー:ジーピー・ミュージアム
監督:和田篤司
原作:山田悠介『アバター』
出演:橋本愛、坂田梨香子、水沢奈子、温水洋一

<ストーリー>
17歳の誕生日に母からケータイをプレゼントされた道子は、レアアバターを持っている“学園の女王”妙子から、SNSサイト“アバQ”に強制的に入会させられ…。
<感想>
スクリーンから映像が飛び出す『アバター』じゃないよ。
携帯電話やPCなどで自分の分身となるキャラクターを作って楽しむあのアバターです。
音声が聞き辛いな~。
主人公が影の薄い女子高生だから、小声でぶつぶつ。
音量を半分以上まで上げても聞きとれんかった。
映画だと割り切れば良いのかもしれないけれど、それでもちょっと現実味が無さ過ぎ。
アバターのレアアイテムを沢山持っていると周りからキャキャー言われ、「様」まで付けられて崇められる。
教室では1人の女生徒が汚い水が溜まったバケツに顔を押し付けられ、時には両端から紐で首を絞められて酷い苛めを受けている。
それを見て見ぬふりをしている担任教師。
どんな学校やねん。
なんか登場人物たちのやることなす事が全部きしょい。
くっだらねぇもん借りちゃったな~
最初こそはそんな冷たい気持ちで観ていたんだが、うん?余りにも話がぶっ飛び過ぎていて意外と・・・おもろい。
サークル会員が全員ガスマスク付けて登校したり、根暗だった主人公がスロットゲームで大当たりを引いてレアアイテムをゲットしてから人生が一変し、今まで同級生から無視されていた存在が、今度は「女王」として崇拝されていく。
アハハ、無茶苦茶や。
只これだけで終わらず、復讐計画にまで話がもつれて行く訳で、そんなキチガイ染みた展開が妙に滑稽で無性にワクワクとした気分にされられちゃう。
整形後の神々としたオーラを放つ橋本愛演じる阿武隈川道子の狂いっぷりも凄まじいが、サークル№2となる西園寺真琴の眼鏡越しに睨みつける鋭い目つきがヤバ過ぎてゾクゾク。
苛める側から苛められる側へと転落する事になる阿波之妙子の舌べろりんも表情がイッちゃっているだけにやたらと気持ち悪い。
そんな阿波之妙子が終盤、道子に対して怒涛の勢いでチェーンソーを振り回しながら報復に出るのだが、してやったりの登場も虚しくあっさりと撃沈。
おいおい、威勢だけかい!
ここは思わず噴き出してしまった。
いかにも山田悠介らしい妙チクリンな映画だけど、最初に抱いた思いは何処に行ったのか、途中からはどいつもこいつも思考回路が一本ブチ切れちゃってますなぁと、温かい目で観てしまっていることにふと気付き自分に対して苦笑い。
むやみに携帯電話を与えてしまった事に母親は後悔の言葉を残すも時既に遅し。
娘は携帯依存症、整形、殺人と人生の裏街道をばく進するのであった。
ちゃんちゃん。
オフィシャル・サイト
評価:★★★

11/09/25DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2011-09-25
メーカー:ジーピー・ミュージアム