銀幕大帝α

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心が叫びたがってるんだ。

2018年03月14日 14時05分14秒 | 邦画ドラマ
2017年
日本
119分
青春/ドラマ
劇場公開(2017/07/22)



監督:
熊澤尚人
出演:
中島健人坂上拓実
芳根京子成瀬順
石井杏奈仁藤菜月
寛一郎田崎大樹
西山潤三嶋樹
福山康平山路一春
上川周作相沢基紀
川村亮介岩木寿則
金澤美穂江田明日香
萩原みのり宇野陽子
荒川良々城嶋一基
大塚寧々成瀬泉



<ストーリー>
「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命された高校3年生の坂上拓実、成瀬順、仁藤菜月、田崎大樹。出し物に決まったミュージカルの準備を進める中で、4人に様々な思いが芽生え始める。

<最高の失恋>は、あなたをきっと強くする

―感想―

声を出そうとするとお腹イタイイタイ病。
これ、仲間に病院連れて行って貰ってたけど、診断結果はどう出たんやろか。

只の下痢ですね

かなあ。
トイレに駆け込んでいるシーンもあったし。
まあなんだ、単なる「逃げ」ですよね。
言葉を発したら又誰かを傷つけてしまうんじゃないかと臆病になっての「逃げ」。
お母さんの気持ちも分からないでもないが、それでも実子なんだから、多少は理解してあげて欲しいやね。
もうちょっと温かい目で見守ってあげてもいいのでは?
本人の精神的な面にも否があるけれど、一番近くにいる人間が冷たくしたら、治るものも治らないよ。

他人を傷つけたくない気持ちが強くて喋れない。
しかし、初めて自分が心に深い傷を負って、傷の上塗りで普通に喋れるようになってしまう。
切っ掛けてのは何時どういう形で訪れるのか、神様以外は分からない。

若者よ逞しく生きよ!
失敗を恐れず前を向いて歩め!

思春期ならではの「卑屈」てやつでしょうか。
俺にもこういう時代があったんだなあと懐かしく思いながら遠くを見つめたよ。
反抗している俺かっけぇ!みたいな時代がね(笑)。

ラストで感動するのかと思ったが、そうでもなかった。
途中、ちょいウルウルする場面はあったが、友情あっての爽やかなエンディング。
環境の良い学校に通えて良かったよね。
下手すると無口な子てイジメの標的にされかねないからさ、周りの級友に恵まれた、ていうか本来学校てのはこういう「思い遣り」を皆が持つのが大事なんだと教える場所だとは思うんだ。

さて、本作のヒロインを演じた芳根京子さん。
恥ずかしながら初見なんですが、若手女優の中では地味系。
ブスでもなくとびっきりの美貌さを持っている訳でもなく、至って普通にそこらにいそうな子。
けど、監督の演出の上手さがあったのか、彼女自身に表現力があったのか、カメラマンの撮り方が良かったのか、何度かドキッとさせられる表情はあった。
特に笑うと実に可愛いの。
こういうのをきちんと引き出せるてのは映画に限らずだけど大切。
『恋と嘘』の監督さんは何が足りなかったのかを観て学んで欲しい。

評価:★★★☆
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関連作:
『心が叫びたがってるんだ。(2015)』(アニメ映画版)

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