銀幕大帝α

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死霊のえじき:Bloodline

2018年03月01日 15時21分43秒 | 洋画ホラー
DAY OF THE DEAD: BLOODLINE
2018年
ブルガリア
90分
ホラー
劇場未公開




監督:
エクトル・エルナンデス・ビセンス
『レイプ・オブ・アナ・フリッツ』
出演:
ソフィー・スケルトン
ジョナサン・シェック




<ストーリー>
ロッターと呼ばれるゾンビが蔓延する街でロッターの研究をしていた医学生ゾーイは患者のマックスに襲われそうになるが、マックスがゾンビに襲われたため助かる。5年後、ゾンビが増殖する世界で生き残ったゾーイの前に死亡したはずのマックスが現れ…。

―感想―

普通に「ゾンビ」でよくない?
最近のゾンビものって妙な名前を付けたがるよな、今作はロッターだってさ、なんだよロッターて。
後、ゾンビに車囲まれた時はエンジンが中々掛からないてのは、あれか、絶対条件なのか?
それとも焦っているから掛からないだけなのか、まあどっちみちパターン化しているよね、もう飽きたよそのマンネリ感。

ロメロの『死霊のえじき』を再リブートしたというよりも、単にパワーアップしたバブを出したかったようにしか思えないのだが。
はい、こちらがウォー!と吠えまくり、力技で邪魔者を消していくバブ改めストーカーのマックスおやじです。

「お前は、俺の、ものだ・・・グヘヘヘ」
と主人公ゾーイの尻を死んでも尚、追い掛け回す変態ゾンビ。
完全にゾンビとなっていないのは彼の血液に関係していると、ゾーイはマックスを捕え血液を採取し血清を作るんですね。
たったそれだけの映画です。

これの何処がリブートなのか、ちっとも理解出来ないのですが、オリジナル版では人気者だったバブというキャラクターを新たな能力を追加させて蘇らせたかっただけなんでしょうね。
全くインパクト的にはバブの足元にも及んでおりませんけども。
只、腹を裂かれ、首をチョンパさせられ、目玉ドロリで死んでいくマックスの死に様はグロくて良かったけど、それだけだなうん。
強烈なゾンビによる人間を食すグロ映像もそんなになく、ひたすらストーカーマックスのしつこさだけが目立ってた。
ゾンビが市民を襲った時、バスン!て血飛沫が飛び散る描写、あれ、やたらと出てきたけど、監督は気に入っているのかいな。
私的には手を抜いている様にしか見えんのだがねぇ。

ロメロ自身も世間的にも失敗作と言われているオリジナル版『死霊のえじき』だけど、本作を鑑賞したら断然オリジナル版の方が面白いと思う、絶対。
リブートするならもっと気合入れて製作に取り掛かれてんだ。

バッカ、ばっかじゃねぇの!!(何となく最後に書きたかった)

今作の割と好みかも女優図鑑
ゾーイの大親友アビー。

冒頭のパーティ中に食われてしまい退場しちゃいますが、死体の検死研修中に死亡原因をインフルエンザだと分からず「梅毒かしら」と口にして笑いを誘うお茶目さん。

評価:★★☆
18/03/01DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-02-07
メーカー:ファインフィルムズ

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