銀幕大帝α

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ブルー・ワールド・オーダー

2018年03月19日 20時01分45秒 | 洋画アクション
BLUE WORLD ORDER
2017年
オーストラリア
115分
SF/アクション
劇場未公開



監督:
チェ・ベイカー
ダラス・ブランド

製作:
チェ・ベイカー
脚本:
チェ・ベイカー
ダラス・ブランド

出演:
ビリー・ゼイン
ジェイク・ライアン
ブルース・スペンス
スティーヴン・ハンター
ビリー・ラザフォード
ジャック・トンプソン




<ストーリー>
サバイバルに必死になる人間たちを管理統制するためのバイオテック・ウイルスが何者かによって散布される。だが、ひとりの男とその娘だけに免疫力があり…。

―感想―

ジャケットに『マッドマックス』の文字があるのが目に移り、これは面白いんじゃなかと直感して借りたのだが、俺の直感程大したものはないってのが凄く分かってガッカリした。

世界観が滅茶苦茶。
近未来設定ですけど、兎に角皆して何をやっているのか内容が把握出来ない。
唯一理解出来たのは主人公の娘にウイルスに対抗出来る免疫力があって、それを狙う輩どもから逃げたり戦ったりしている事位かな。
人物関係も解り辛く、唐突に仲間になるデブ男とその娘とか、師匠との確執とか、その辺の描写が適当だから、なんか真剣に話を考えて作っているようには思えず、脚本の弱さが浮き彫りにされている。

機械兵、謎のクリーチャー、水晶玉で人を操る師匠。
一体自分は何を見ているのか、もう中盤辺りでは理解する事を諦めたわ(笑)。

一向に『マッドマックス』風にならず、喋くりばかりだし、痛くも痒くもなさそうな拷問シーンがあったりで、退屈してきていたら、終盤でようやくそれらしき映像になってきた。
要は『マッドマックス』的な車でのカーチェイスが始まり、ちょっとワクワクしてきたのだが・・・。

何故か主人公達が乗る車がデロリアン。

おい!オーストラリア製作なんだし、仮にも『マッドマックス』の世界観を再現しているのなら、それこそ乗るのはあの車だろ。
V8!V8!
どうしてデロリアンなのか、すっごく謎なんだがww

で、このカーチェイス、全く面白くない。
こんなにもテンションも上がらないカーチェイス、誰得なんだよ。
目立つのは荒廃した場所にデロリアン。
たったそれだけの見せ場でした。

つまらない、理解に苦しむ、使用する武器は光線銃。
いやあ、2時間が地獄だった、直感で借りた俺が悪いのは承知だが、ここまで酷い映画だとは・・・観終えた後、俺は頭を抱え込んでしまった。。。

今作の可愛い子役図鑑

主人公の娘モリーちゃん。
この娘の可愛さがあったから観れたようなもの。
にしても、父は白人、妻は黒人、で生まれた子がモリー。
ハーフ要素が全く出てないんですけど。

評価:
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