ついに配信及びCDの販売が始まりました‼️僕にとっての記念日、2016年3月28日のマジソンスクエアガーデン公演。ダウンロードした音源を聴きながらガーデンの思い出を綴ってみたいと思います。あくまでも個人的な内容なので興味のない方は読み飛ばしてください(^-^)
http://m.live.brucespringsteen.net/bsmobile.asp#show?show=13587
この日のステージは控えめに表現しても他のステージと比べてバンドの勢い、ブルースの気合いの入り方、観客の熱狂度、演奏のクオリティの高さetc..どれをとっても群を抜いているように思います。
もちろんこれは"思い入れ"という何重にも重ねられたフィルターのせいもあるでしょう。LA公演もどれも素晴らしかったし、最終のブルックリンの二日間もきっとスゴかったことでしょう。初期のニュージャージーやニューヨークも聴いているだけでワクワクしました。初日のピッツバーグ公演の緊張感も大好きです。
14日から始まるヨーロッパ・ツアーも相当盛り上がるだろうし、歴史的な名演が聴けるかも知れません。
それでもやはり何度聴いてもこの日は別格です。オープニングの大歓声から「ミート・ミー・イン・ザ・シティ」間奏部の"マイ・スノーピープル!!"のMC。一曲目からEストリート・バンドも全開(特にマックスとジェイキー)。のっけから一体感に包まれた会場の雰囲気は圧巻でした。
曲間に至るところから湧き上がる地鳴りのような"ブルゥ~~ス"コールの嵐、ざっと会場を見まわした感じでは観客の平均年齢は五十過ぎくらいなのに、この湧き上がるエネルギーは何?って感じでした。
続いてお決まりの『ザ・リバー』のお話があって「タイズ・ザット・バインド」でステージと客席の絆が一層深まり、大好きな「愛しのシェリー」。ブルースに煽られれなくても当然ニューヨークの"パーティー・ノイズ"はスゴいし、ツアー前半では不安定だったジェイクのサックスもキマりまくり。パティのコーラスも絶好調で一気にヒートアップ。初めてナマで聴いたこの曲でまず大号泣。
そして「ジャクソン刑務所」~「二つの鼓動」と続くロックン・ロール、特にスティーヴが復帰してからは定番となった後者の二人のデュエットはシビれましたね~。スティーヴ(動く彼をナマで見るのは初でした)もクスリでもやってるの?ってくらいのハイ・テンションでブルースに被さっていきます。やっぱりライヴ向きの曲なんですね。
怒涛のロックン・ロールが4曲続いた後の「独立の日」。お約束のブルースのMCで観客はようやく着席(GAエリア以外)してこのキレイな曲に聴き入ります。でもこのタイミングで席を立ってビールを買いに行く人も多数いました。日本じゃあまり見かけませんが、向こうの方々は結構「あ、ビール無くなったから買いにいくか」みたいな感じで平気で出歩きます。前回ニュー・ジャージーで観たときはそんなにいませんでいたけどね~。僕的には「え?この曲聴かないでビール??」みたいな(笑)
前半のハイライトはもちろん「ハングリー・ハート」&「表通りにとびだして」。どの曲もみんな大合唱だけど、特にスゴかったのは「ハングリー・ハート」。僕も一緒に歌えて気持ち良かったです。ブルースのクラウド・サーフィン(でしたっけ?)で客席を泳いでステージでジェイクと合流。このタイミングが何とも絶妙なんですよね。これはブルースと観客の間の信頼関係がなきゃ上手くいかないですもんね。果たして日本で出来るんでしょうか?チャーリーのオルガンもとてもカッコ良かったです。
続く「表通りにとびだして」。ここまで完全にサポートに徹していたニルスとスージィがようやくフューチャーされ、とにかく楽しいステージが繰り広げられました。リユニオン・ツアー時のような間延び(あれも良かったけど)もせず、比較的オリジナルに忠実にこの曲の持つ"旨み"が凝縮されていたように思います。レコード・コレクターズ誌2016年1月号にも「この曲は観客を煽るアンセムとなる運命を持っていた」と書かれていたように、どんなカタチでも盛り上がる曲ですね。この二曲でまた僕は号泣しながら歌っていました。
オリジナルはあまり好きじゃなかった「クラッシュ・オン・ユー」が、とてもライヴ映えする曲だということを発見したのも意外でした。青筋立ててシャウトするブルースの勢いにやられたのかも。そこから一気に「ユー・キャン・ルック」まで続くアナログ盤B面のロックン・ロール・パーティー的な流れも改めて聴くと迫力満点。まさに息つく間もなくって感じです。この曲は三人(ブルース、スティーヴ、ニルス)のギター・バトルも聴きどころ。
そこからちょっとペースダウン。一転してとってもメランコリティックな優しいイントロとブルースのMCが楽しい(雰囲気が他所と違って聞こえます)ラブソング「アイ・ワナ・マリー・ユー」。実はここまでで一番長い(約11分)曲なんです。ブルースも情感を込めてしっとりと歌ってくれます。やっぱり良い曲ですね~。
そして今ツアーの表題曲「リバー」がブルースのハーモニカと共にスタート。ここも勿論大合唱。トリハダ立ちました。「リバー」もオリジナルに忠実に再現してくれて嬉しかったですね。でもこんなに暗い内容の歌をみんなで歌うって不思議でならなかったんですが、実際一緒に歌うことで(救いようのない不幸な)登場人物の「俺とメアリー」が救われるんじゃないかなぁ~なんて気がしました。このツアー以降、もしかして封印されちゃったりしないですよね?
と、ここまであの日の思い出を織り込みながらアルバム①を僕なりに振り返ってみました。あくまでも"独り言"のような内容ですが許してください。
アルバム②と、第二部~アンコールまでの思い出話はまた後日。
http://m.live.brucespringsteen.net/bsmobile.asp#show?show=13587
この日のステージは控えめに表現しても他のステージと比べてバンドの勢い、ブルースの気合いの入り方、観客の熱狂度、演奏のクオリティの高さetc..どれをとっても群を抜いているように思います。
もちろんこれは"思い入れ"という何重にも重ねられたフィルターのせいもあるでしょう。LA公演もどれも素晴らしかったし、最終のブルックリンの二日間もきっとスゴかったことでしょう。初期のニュージャージーやニューヨークも聴いているだけでワクワクしました。初日のピッツバーグ公演の緊張感も大好きです。
14日から始まるヨーロッパ・ツアーも相当盛り上がるだろうし、歴史的な名演が聴けるかも知れません。
それでもやはり何度聴いてもこの日は別格です。オープニングの大歓声から「ミート・ミー・イン・ザ・シティ」間奏部の"マイ・スノーピープル!!"のMC。一曲目からEストリート・バンドも全開(特にマックスとジェイキー)。のっけから一体感に包まれた会場の雰囲気は圧巻でした。
曲間に至るところから湧き上がる地鳴りのような"ブルゥ~~ス"コールの嵐、ざっと会場を見まわした感じでは観客の平均年齢は五十過ぎくらいなのに、この湧き上がるエネルギーは何?って感じでした。
続いてお決まりの『ザ・リバー』のお話があって「タイズ・ザット・バインド」でステージと客席の絆が一層深まり、大好きな「愛しのシェリー」。ブルースに煽られれなくても当然ニューヨークの"パーティー・ノイズ"はスゴいし、ツアー前半では不安定だったジェイクのサックスもキマりまくり。パティのコーラスも絶好調で一気にヒートアップ。初めてナマで聴いたこの曲でまず大号泣。
そして「ジャクソン刑務所」~「二つの鼓動」と続くロックン・ロール、特にスティーヴが復帰してからは定番となった後者の二人のデュエットはシビれましたね~。スティーヴ(動く彼をナマで見るのは初でした)もクスリでもやってるの?ってくらいのハイ・テンションでブルースに被さっていきます。やっぱりライヴ向きの曲なんですね。
怒涛のロックン・ロールが4曲続いた後の「独立の日」。お約束のブルースのMCで観客はようやく着席(GAエリア以外)してこのキレイな曲に聴き入ります。でもこのタイミングで席を立ってビールを買いに行く人も多数いました。日本じゃあまり見かけませんが、向こうの方々は結構「あ、ビール無くなったから買いにいくか」みたいな感じで平気で出歩きます。前回ニュー・ジャージーで観たときはそんなにいませんでいたけどね~。僕的には「え?この曲聴かないでビール??」みたいな(笑)
前半のハイライトはもちろん「ハングリー・ハート」&「表通りにとびだして」。どの曲もみんな大合唱だけど、特にスゴかったのは「ハングリー・ハート」。僕も一緒に歌えて気持ち良かったです。ブルースのクラウド・サーフィン(でしたっけ?)で客席を泳いでステージでジェイクと合流。このタイミングが何とも絶妙なんですよね。これはブルースと観客の間の信頼関係がなきゃ上手くいかないですもんね。果たして日本で出来るんでしょうか?チャーリーのオルガンもとてもカッコ良かったです。
続く「表通りにとびだして」。ここまで完全にサポートに徹していたニルスとスージィがようやくフューチャーされ、とにかく楽しいステージが繰り広げられました。リユニオン・ツアー時のような間延び(あれも良かったけど)もせず、比較的オリジナルに忠実にこの曲の持つ"旨み"が凝縮されていたように思います。レコード・コレクターズ誌2016年1月号にも「この曲は観客を煽るアンセムとなる運命を持っていた」と書かれていたように、どんなカタチでも盛り上がる曲ですね。この二曲でまた僕は号泣しながら歌っていました。
オリジナルはあまり好きじゃなかった「クラッシュ・オン・ユー」が、とてもライヴ映えする曲だということを発見したのも意外でした。青筋立ててシャウトするブルースの勢いにやられたのかも。そこから一気に「ユー・キャン・ルック」まで続くアナログ盤B面のロックン・ロール・パーティー的な流れも改めて聴くと迫力満点。まさに息つく間もなくって感じです。この曲は三人(ブルース、スティーヴ、ニルス)のギター・バトルも聴きどころ。
そこからちょっとペースダウン。一転してとってもメランコリティックな優しいイントロとブルースのMCが楽しい(雰囲気が他所と違って聞こえます)ラブソング「アイ・ワナ・マリー・ユー」。実はここまでで一番長い(約11分)曲なんです。ブルースも情感を込めてしっとりと歌ってくれます。やっぱり良い曲ですね~。
そして今ツアーの表題曲「リバー」がブルースのハーモニカと共にスタート。ここも勿論大合唱。トリハダ立ちました。「リバー」もオリジナルに忠実に再現してくれて嬉しかったですね。でもこんなに暗い内容の歌をみんなで歌うって不思議でならなかったんですが、実際一緒に歌うことで(救いようのない不幸な)登場人物の「俺とメアリー」が救われるんじゃないかなぁ~なんて気がしました。このツアー以降、もしかして封印されちゃったりしないですよね?
と、ここまであの日の思い出を織り込みながらアルバム①を僕なりに振り返ってみました。あくまでも"独り言"のような内容ですが許してください。
アルバム②と、第二部~アンコールまでの思い出話はまた後日。