４月の裏通り

お陰様で無事リベンジを果たし昨日帰ってきました。思い残すことはありません。はい、当然抜け殻同然です。燃え尽きています。この先何を目標に生きていけば良いのやら...またお金を貯めてヨーロッパか、きっとその後に続くアメリカ公演第二弾に行けるように頑張ります。

そんな出しガラの４月の裏通りです。


多分この他に小中学校の新年度の授業参観や懇談会なんかがあると思いますので、その辺りは追ってFacebookでお伝えしていきますね。

はぁ...

Bruce Springsteen - Jungleland @ MSG 3/28/16

落ち着いたら先日のニューヨーク公演を一曲ずつ振り返ってみようと思っていましたが、まずは"振り返り第一弾"として今巷（ファンの間）で話題のBruce Dances with His Mom to “Ramrod”以上に嬉しかったこの曲を...

Bruce Springsteen - Jungleland @ MSG 3/28/16


予想もしなかった「ミーティング・アクロス・ザ・リバー」に続き、まるでアルバム『明日なき暴走』の流れそのままに登場した「ジャングルランド」。何より僕が聴きたかった曲です。

リベンジ・ツアーは結果的にトータルの演奏曲は32曲と少なかったんですが、特に第二部～アンコールの一曲一曲の密度があまりにも濃密で物足りなさは皆無です。
勿論欲を言えば「あの曲もこの曲も聴きたかったetc...」と色々あります。でもこの曲がナマで聴けただけでも二回もニューヨークに行った甲斐があるってもんです（笑）

「ジャングルランド」のイントロが流れた瞬間、僕は相当絶叫していたんだろうと思います。全く覚えていないけど周りのアメリカ人はきっと「何だこのヘンな東洋人？」と感じていたでしょうね。

多少大袈裟かも知れませんが、スージィのバイオリンとロイのピアノを夢心地で聴きながら"もしかしてここが天国？人は死んだらここに来るのかな？"と本気で考えました。実際「もう思い残すコトはない」と。多分演奏の間（約15分間）ずっと泣いていたと思います。

ありがとうブルース!!おかげであまりの興奮と感動のためなかなか寝付かれず、翌朝は目は腫れているし声は出ないし全身筋肉痛だし大変だったぜ（笑）

Bruce Dances with His Mom to “Ramrod”

一部のサイトでは「ダンシング・イン・ザ・ダーク」でママがステージに上がって踊ったとか、「恋のラムロッド・ロック」でステージに上がったとか書かれていましたが、ここはナマで観た強み。ちょっと訂正させてください。

僕はママの上方、まさに真上の三階席からコトの顛末を一部始終を楽しく見ていました。
ブルースは「恋のラムロッド・ロック」の後半、ステージ上手のちょうどステージと二階席（と言うか限りなくアリーナに近い席の最前列にいたママの傍に行き、一緒に踊り最後はお尻フリフリ・ダンスを披露してくれました。この日一番盛り上がったのは言うまでもありません。とってもほのぼのとした素晴らしいシーンが見れて感動的でした。
Bruce Springsteen dances to Ramrod with his mother Adele at Madison Square Garden


そして「ダンシング・イン・ザ・ダーク」のときは、ママをステージに呼んだものの、多分ママが遠慮したんでしょうか。「私じゃなく目の前のファンを呼んであげなさい」風にやり取りをしてたように思います。
結果パティと踊りたい!!という男性が二人、スージィと踊りたい!!という男性が一人、そしてブルースのことが大好き♡という感じの女性がステージ上に呼ばれ、いつも以上に延々と楽しそうに踊って（その上マイクを共にしながらコーラスまで!!）いました。

ま、どうでも良いコトなんですけどママは（厳密に言えば）ステージには上がっていないんです(#^.^#)
でもママに会えて良い思い出になりました。

祭りの後に

数十年来の念願叶い、「マジソンスクエアガーデンでブルースに会う」と言う夢が現実になりました。
本気で願えば夢は叶うんですね。
思えば二か月前、まさかの直前中止という最悪の経験をし、もしかしたらブルースとは縁がないのか…と本気で悩みました。しかし今回も家族の後押しもあってリベンジツアーを強硬しました。

結論から言うと「スゴい‼」の一言です。他の言葉が見つかりません。

現地時間の17時少し前（いてもたってもいられずに😅）MSGの目の前のホテル・ペンシルバニアを出発。
たかがロックコンサートでは有り得ない程の厳重なセキュリティチェックを受け、いよいよロビーへ。

日本と違ってグッズ売り場は人が流れています。


18時過ぎから入場の列に並んでエスカレーターで３階に上がります。至る処にMSGの歴史を彩った記念品の数々（121212やジョージのコンサート・フォー・バングラデシュのグッズ）がさりげなく展示してあるので、否が応でもテンションが上がります。
スタンド席の後ろ（通路）にはカクテル・バーやスナック・スタンドが並んでいます。ここも日本と違って人はいっぱいいるのに時間はかかりません。不思議ですね～。

今回ゲットした３階のスタンド席からステージやアリーナを見るとこんな感じです。




定刻の19時半を過ぎても座席は半分も埋まらず、20時を過ぎても始まる気配すらありません。
最近のブルースのコンサートは暗転しないので、メンバーがぞろぞろ出てきてスタートです。
早くも各サイトに写真も含めアップされたセットリストです。

Setlist
1. Meet Me In The City
2. The Ties That Bind
3. Sherry Darling
4. Jackson Cage
5. Two Hearts
6. Independence Day
7. Hungry Heart
8. Out In The Street
9. Crush On You
10. You Can Look
11. I Wanna Marry You
12. The River
13. Point Blank
14. Cadillac Ranch
15. I’m A Rocker
17. Stolen Car
18. Ramrod
19. The Price You Pay
20. Drive All Night
21. Wreck On The Highway
22. Badland
23. Because The Night
24. Brilliant Disguise
25. MEETING ACROSS THE RIVER
26. Jungleland
27. Thunder Road
28. Born To Run
29. Dancing In The Dark
30. Rosalita (Come Out Tonight)
31. Tenth Avenue Freeze-Out
32. Shout

Read more: http://springsteen.wickedlocal.com/2016/03/28/brucespringsteenmsg32816/#ixzz44GcykmRC
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とにかく頭っからブルースとバンドのテンション上がりまくりな上、さすがニューヨークのオーディエンス。全ての曲が大合唱で、たまに演奏やブルースの声すら聞こえなくなるほどです。

ご覧の通り今回は曲数は少なかったけど、濃密な三時間ちょっとでした。
特にブルースが「ニューヨークのための特別な曲」と言い切った「ミーティング・アクロス・ザ・リバー」～夢にまで見た「ジャングルランド」の流れ。このときは本気で天国にいるようでした。
定番曲を含め『明日なき暴走』から５曲。他の曲やブルースのお母さんの話は帰国してからゆっくり書きます。

今日あまりの美しさに息をのんだのが「ドライブ・オールナイト」の際のペンライト改め時代はスマホのライトの揺らめき。


とにかく皆さんご存知の通り、ブルースのライヴはナマが一番です。
来日懇願活動を本格的にやりましょう‼

では続きはまた( ´ ▽ ` )ノ

現地時間でマジック1‼

ホントに来ちゃいました。二か月ぶりのニューヨーク。


感謝祭ということもあってどこもかしこもスゴい人。久しぶりにタイムズスクエアを散策して来ましたけど、昨今のLED技術の進歩なのかまるで昼間のような明るさでした。


さあ、何事もなければ明日の今頃はコンサートの終盤に差し掛かる辺りです。

現在23時ちょっと前です。今夜は眠れないかな（笑）