表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

Bruce Springsteen - Thunder Road ~8月初旬の裏通り

2020-07-29 17:17:49 | 焙煎珈琲裏通り
Bruce Springsteen - Thunder Road (DVD Version)


このブルースの名曲「涙のサンダーロード」をモチーフに作られた映画『サンダーロード』公開まであと二日。もちろん初日の初回上映時は劇場にいますので、営業はその後になります。これはもう運命ですね。

https://youtu.be/ha-PiYayE8U

【8月初旬の裏通り】
7月31日(金)・・・14:00~19:30
8月 1日(土)・・・10:30~18:00
   2日(日)・・・定休日
   3日(月)・・・10:30~19:00
   4日(火)・・・10:30~19:00
   5日(水)・・・AMは家業、PMは高校の三者面談その他のため終日不在
   6日(木)・・・10:00~12:30(中学校の会議のため中抜け)16;00~19:30
   7日(金)・・・10:30~19:00 ※もしかしたら途中中学校の三者面談行くかも
  8日(土)・・・10:30~18:00 ※予定
   9日(日)・・・定休日
  10日(月)・・・家業優先のため休業

お伝えしていた通り、来週は”三者面談ウイーク”です。面談の時間によっては予定通り戻れないかもしれませんのでご注意ください。
12日以降はやはり家業優先(14日は外来受診日)のためほぼ不在になります。



ボスノマスク(ブルース・マスク)がやってきた!!

2020-07-28 18:19:43 | ブルース・スプリングスティーン
『カセットテープ・ダイアリーズ』を観た勢いでつい買ってしまった通称(正式名称が分からない)”ブルース・マスク”が、注文から半月程で届きました。

https://logic99store.com/product/br-03/?fbclid=IwAR32k9Np2TxyqnOVVoSFHHxwVHwYYhKRIVDWi_p12XlYBbLGdhLJtnZP5ig

マスク1つ$23は明らかに高いけど、サイトを見たら...


『明日なき暴走』デザインや


『アズベリー・パークからの挨拶』柄まであるからつい...

で、結局3種類買っちまったんですって。



言い訳じゃないけど、中国製の割には造りはしっかりしているし、PM2.5カットのフィルターが5枚付き。マスクの内側にはフィルターを入れるためのポケットがあるので色々便利かも。

でも高いよなぁ~。アルバム1枚買えちゃうんだもんなぁ~。


と、後悔するフリだけはしておきます。


このデザインのマスクのみ、未開封で1つ余分にあります。ご購入希望の方いらっしゃいましたら当店までお越しください。実費(マスク代+送料)でお譲りします。取り置きや発送は一切行いません。店頭販売先着順です。



The Rolling Stones | Scarlet~ついでに7/25からの裏通り

2020-07-24 18:34:53 | ローリング・ストーンズ
The Rolling Stones | Scarlet (Goats Head Soup 2020) | Lyric video


決して文句でも中傷でもありません。ただの独り言ですので読み飛ばしてください。

このバンド(というかレコード会社)は全てのアルバムをスーパーデラックスにして、色んなバージョン違いを出して、昔のライヴ映像も次々と出して、リミックスやら重量盤アナログを出したりして、ファンからとことんカネを搾り取る算段なんですね。

と、言いながらもその思惑にまんまとハマって出る度に(とても楽しみにして)手に入れているのがこのワタシ。しかも今回はまた大好きな『山羊の頭のスープ』ですからねぇ。
『スティッキー・フィンガーズ』から始まるベロマーク時代。その絶頂期(いっぱいあり過ぎて異論はあるでしょうけど)のアルバム『山羊』。もしローリング・ストーンズを知らなければタイトル買いやジャケ買いは絶対しないと思う一枚(『イッツ・オンリー...』もそうですけどね)だけど、捨て曲なし名曲揃いの名盤ですからね。

僕は「悲しみのアンジー」より断然「スター・スター」が大好きです。だってチャック・ベリー風のロックンロールに乗せて、歌詞に師匠スティーヴ・マックィーンが登場するから。そして何度聴いてもどう聴いても「スター〇〇〇ー」としか聴こえないミックのイヤらしい歌い方。最高です。

今回も色んなバージョンで誘惑してきますけど、狙いはもちろんアナログ4枚組とCD3枚組ですかね。
https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/

次は『イッツ・オンリー...』でしょうか?『ブラック・アンド・ブルー』でしょうか?終わりのない物欲の人生は続きます。

【25日以降の裏通り】

25日(土)・・・高校野球代替え大会(目指せ!ベスト8!!)のため休業 
26日(日)・・・代替大会4回戦
27日(月)・・・10:00~15:00以降不在(学校行ってます)
28日(火)・・・10:00~19:00 ※送迎タイム!ありそう
29日(水)・・・開店時間未定~19:00 ※仏事があり午前中不在になりそうです
30日(木)・・・10:30~19:00
31日(金)・・・『サンダーロード』の上映時間によって開店時間が決まります。

8月1日、2日の両日は家業のためお休みします。その翌週からは中高の三者面談等が入るのでヌケヌケになりますのであしからず。

やっぱり短編が好き

2020-07-18 15:19:42 | 本と雑誌
『村上T』の興奮冷めやらぬ(大げさ)中、久しぶり(6年ぶりだそう)に村上さんの短編集が発刊されました。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912394

最近の村上さんの長編は大作が多く、読書のリズムに乗るまで結構時間を要します(個人の感想です)が、長編と長編の合間(最近のサイクルはそうですよね)に出される短編集が個人的に大好きなんです。

昔から活字中毒気味で、今でも時間つぶしにはスマホより活字。週刊誌の類は一切読まないから、鉄路で旅行の際は文庫本を買って(値段も週刊誌と大差ないですもんね)読んでます。何より毎朝3紙の新聞を読むの時間が幸せな人で、休刊日の絶望感は筆舌に尽くし難いほどの苦行です。

かといって小説なら」何でもかんでも片っ端から手あたり次第読む人でもありません。俗に”文豪”と呼ばれる方々の作品は数えるほどしか読んだことがありませんし、賞レースを賑わす作品には全く興味がありません。本屋さんは大好きだけどベストセラーのコーナーもチラっと眺める程度です。
しかも一回気に入ると同じ作品を何度も何度も読むタイプの、出版社からみたら”全くカネにならないタチの悪い本好き”です。

と、前置きが長くなってしまいましたね。今回の『一人称単数』は表題作のみ書き下ろしで、その他の7作品は「文學界」という手にしたことのない(多分)文学雑誌上で発表された作品のようです。

感想は省略します。どれもさすが村上さん!的な面白さ溢れる作品群ですが、僕が好きな作品は「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」(よく見ると表紙にジャケ写が!)、「ヤクルト・スワローズ詩集」、「品川猿の告白」(例のあの作品の関連ですね)の4作品。特に「チャーリー・パーカー」は面白かったです。

そして表題作。これは何も言えない余韻の残る不思議な味わいのある作品でした。

『騎士団長殺し』から3年半。そろそろ長編の新作が待ち遠しいところですが、『中国行きのスロウ・ボート』以来、僕はやっぱり短編が好きです。


The Live Series: Stripped Down

2020-07-18 00:55:36 | ブルース・スプリングスティーン
2ヶ月にいっぺんくらい急にリリースされる”配信オンリー”(だからお願い!円盤出してください!)のザ・ライヴ・シリーズ最新作は、ありそうでなかったアコースティック・バージョンを集めた全15曲。



眠れなくなってしまったので今聴きながら文字を打っていますが、80~00年代にかけて色んなステージでのアコースティックな演奏が入っています。
これは意外に良いかも。殆ど今までに耳にしたことのあるパフォーマンスですが、こういう風にシャッフルされちゃうとたまりませんね。

「スプリングスティーン史上最も近くて私的なパフォーマンス」

と謳われているのはちょっと言いすぎなような気もしないでもありませんけど、夜に聴くのにピッタシですね。

『ストリップド・ダウン』(このタイトル良いですね。ストーンズの名盤『ストリップド』を彷彿)は86年の「ダンシング・イン・ザ・ダーク」のアコースティックで始まります。もう1曲目からイカす!!

僕は「明日なき暴走」だけはアコースティック版が受け入れられない(これは当時聴いてショックを受けたから。トラウマです。)んですが、他の曲、特に「二つの鼓動」Two Heartsなんかは実にしっくりくるんですよねぇ。原曲があんなにロックしてるのに。
他にも「ボビー・ジーン」なんかも凄く良いし、『トンネル』ツアーの頃のアレンジが大好きだった「オール・ザット・ヘヴン・ウィル・アロウ」や、リユニオン・ツアーの頃のアレンジがあまり得意じゃない(キライとは言ってません)「ヤングスタウン」はこっちの方が断然好きかも。他の『ザ・リバー』からの2曲もアコースティックだとより訴えてくるものがあるし(特に『デビルズ』ツアーからの「リバー」良いですね)、最後を飾る「エンプティ・スカイ」の『ライジング』ツアー当時の静かなバンド・バージョンよりも一層攻撃的で胸に響きます。

正直、『ゴースト』ツアーや『デビルズ』ツアーのように全編同じトーンでのステージは若干抵抗があります(Eストリーターたちの活躍の場が少ないから)。
でもこのシリーズのようにごった煮にしてもらえると、どの曲もスっと違和感なく入ってきます。

やっぱりブルースの曲はどっちでもイケることが証明されました。タイトル通り”剥き出しの”贅肉を削いだ(フルバンドが好きだけど)ナマナマしいブルースの歌の世界に浸るのにはおススメの一枚(だから円盤出してください)ですよ。

ネタがなくなったら...なくなったらで良いです。ぜひ The Live Series Song from Japan みたいなタイトルで、過去の数少ない日本公演の音源集なんか出してもらえたら嬉しくないですか?
予想外に上手なブルースの日本語も聞けますしね。