表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

LYNYRD SKYNYRD 'Call Me The Breeze'~大型連休の裏通り~

2023-04-29 18:03:25 | 焙煎珈琲裏通り
「コール・ミー・ザ・ブリーズ」。やっぱり僕はこの曲の原体験であるレーナード・スキナードのバージョンが大好きです。
3月に亡くなったゲイリーがいる間に、オリジナルメンバーが残っている間に、何よりロニーがいた頃の全盛期に体験したかったグループの一つです(もう一つはもちろんオールマンズ)。

LYNYRD SKYNYRD 'Call Me The Breeze' (Live in Atlantic City)


≪大型連休の裏通り≫

5月1日(月)・・・通常営業
  2日(火)・・・通常営業
  3日(水)・・・通常営業 ※15:30閉店
  4日(木)・・・休業
  5日(金)・・・通常営業 ※16:00閉店
  6日(土)・・・県外出張
  7日(日)・・・ボランティア活動日
  8日(月)・・・通常営業
  9日(火)・・・通常営業 ※会合のため18:00でおしまい

こんな感じで。

エリック爺さんと過ごした一週間

2023-04-27 19:50:35 | Blues
大盛況に終わったエリック・クラプトンの武道館6公演。エリック爺さんも78になるので、もしかしたら見納めかも...と、全公演観たかったんですけが19、21、24日の3公演だけ参加してきました。

4月19日(水)
01. Blue Rainbow
02. Pretending
03.Key To The Highway
04.Hoochie Coochoe Man
05.I Shot the Sheriff
06. Kind Hearted Woman
07. Nobody Knows You When You’re Down And Out
08. Call Me The Breeze
09. Sam Hall
10. Tears In Heaven
11. Kerry
12.Badge
13. Wonderful Tonight
14. Crossroads
15. Little Queen Of Spades
16. Layla

17. High Time We Went

4月21日(金)
The 100th Show set was:

01. Blue Rainbow
02. Pretending
03.Key To The Highway
04.Hoochie Coochoe Man
05.I Shot the Sheriff
06. Kind Hearted Woman
07. Nobody Knows You When You’re Down And Out
08. Call Me The Breeze
09. Sam Hall
10. Tears In Heaven
11. Kerry
12.Badge
13. Wonderful Tonight
14. Crossroads
15. Little Queen Of Spades
16. Cocaine
17. High Time We Went

4月24日(月)
01. Blue Rainbow
02. Pretending
03.Key To The Highway
04.Hoochie Coochoe Man
05.I Shot the Sheriff
06. Kind Hearted Woman
07. Nobody Knows You When You’re Down And Out
08. Call Me The Breeze
09. Sam Hall
10. Tears In Heaven
11. Badge
12. Wonderful Tonight
13. Crossroads
14. Little Queen Of Spades
15. Cocaine

16. High Time We Went

オフィシャルサイト Where's ERIC!(このサイト面白いですよね)より
https://whereseric.com/eric-clapton-news/

大まかに言えば前半の3公演のシメは「レイラ」、後半3公演は「コカイン」。例によってセットリストの大幅な入れ替えはなくて(22、24日は「ケリー」がオチました)、連日19時ジャストスタートの作り込まれた全17(16)曲のカンペキなショウを堪能させて頂きました。

超個人的(観た3公演の比較)には、お客さんの熱気がスゴくて一番演奏が素晴らしかったのが千秋楽。開演前から異様な雰囲気で(セレモニーもあって)一番盛り上がったのが21日の100回記念公演。バンドが一番リラックスして心地よかったのが中日19日。

一番グッズ売り場が混んでいたのが21日、逆に空いていたのが19日でした。しかし相変わらず時間かかり過ぎ。しかも並んでいる最中、何が売り切れているのかがテント近くに行かなきゃ分からないという、時間のムダ以外なにものでもない売り方。これは強く改善を望みます。

一番スムーズに退場できたのが21日(アリーナ下手側前方だったので出口が近かった)。一番渋滞に巻き込まれたのが19日。これは久しぶりの武道館、久しぶりのエリック爺さんの余韻に浸っていたせいで、出遅れました(笑)

オープニングのジェフ・ベックを彷彿させるギターが印象的なインストゥルメンタル曲「ブルー・レインボウ」にまず泣かされ、近年のオープニング・ナンバーの定番、傑作アルバム『ジャーニーマン』でもオープニングを飾る「プリテンディング」で本編がスタート。御年78歳の後期高齢者とは思えない、若々しくも猛々しい野太いソロを聴かせてくれます。
挨拶もそこそこに「ハイウェイへの関門」(『レイラ』収録のデュアンとの掛け合いギター・バージョンが好き)「フーチー・クーチー・マン」、2曲の濃厚なブルースを畳みかけてきます。どちらもエリック爺さんのショウではお馴染みではありますけど、特に後者のようなコテコテのブルースを演奏して武道館が揺れる程の歓声が上がる日がくるなんて...。
若い頃ロック一辺倒だった僕にブルースの奥深さ、心地良さを教えてくれたエリック(この頃はまだ彼も若かった)。彼に出会わなかったら「フーチー・クーチー・マン」なんて聴かずに終わってたかと思うと感謝しかありませんね。

今回あまりのカッコよさにびっくりしたのが「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。これまでは正直あんまり好きな曲ではありませんでした(レゲエが苦手)。『461オーシャン・ブルーバード』の頃のエリックはレゲエとかの影響受けまくっていましたね。
しかし武道館では、ネイザンのゴキゲンなベースに導かれて爺さんが野太い音でストラトを弾きまくりシャウトしまくる。
「え?こんなにカッコ良い歌だったけ?」と呆気にとられてしまい、いつしか涙が溢れていました。先入観は良くないですね。反省。

続いてローバート・ジョンソンの「カインド・ハーティッド・ウーマン・ブルース」。この曲はナマ初体験(だと思う)で、名著『エリック・クラプトン/レコーディングセッション』によればそこから『ジャスト・ワン・ナイト』に続く『バックレス』ツアーの一環で、78年の英国で初披露されたようです。その本によれば”グラスゴウの会場を埋めたラッキーなスコットランドのファンはこの曲を聴くことができたのであった...”となっています。
ま、その後2004年のアルバム『セッション・フォー・ロバート・J』に収録されましたけど、これまた脂っこいブルースでした。

そしてここからがアコースティック・セッション。『バルコニー』でもオープニングを飾ったベッシー・スミスというよりドミノスの大名曲「誰も知らない」から。このバージョンを聴いて泣けない人とは友だちになれません。全日とも素晴らしい演奏でした。この曲歌っているときの爺さんって、とっても気持ちよさそうなんですよね。
アコースティック2曲目はJJ・ケイルの「コール・ミーザ・ブリーズ」。僕としてはレーナード・スキナードのバージョンの方が耳に馴染んでいるスワンプ・ロックの傑作。今回はオリジナルに近い雰囲気でジワジワと迫って来るような不思議な感じに仕上がっていました。
3曲目に登場したのが、初めましての「サム・ホール」。不勉強で存じ上げていなかった、ブリティッシュ・トラディショナル・ソング。このところ訃報が続いていたせいか、色々なミュージシャンに贈る追悼の意味があったとか。静かな中に力強さを感じさせる気持ちのこもった演奏でしたね。
セットリストがほぼ固定だったので、「サム」が終わった辺りで会場内の様子が”あの曲”に対する期待に変わっていきました。

そう、アコースティック・セッション4曲目は「ティアーズ・イン・ヘヴン」。みんなこの曲を聴いて泣きたかった。
発表以来、幾度となくナマで聴いてきましたが、今まではそれ程思い入れもなく「キレイな曲だよな。きっとコナーくんにも想いは届いているはず」という感じでいました。映画『12小節の人生』でもハイライトになっていまいたよね。
でも今ではこの曲を作った彼の気持ちが痛いほど分かるようになり、涙なしでは聴いていられません。僕のテーマ曲(インスタの別アカウントに名前を拝借しました)になっています。
しかもただでさえ冷静に聴いていられないのに、ポールがプロコル・ハルムの「蒼い影」(僕はジョー・コッカーのバージョンも好きです)のあのフレーズをオルガンで間奏にブチ込んできた瞬間に涙腺はどっかにいってしまいました。特に千秋楽の演奏は沁みましたねぇ。

アコースティックのラストを飾ったのは、最後の2公演ではセット落ちした、ケリー・ルイスに捧げられた「ケリー」。『バルコニー』でも聴かせてくれた美しい旋律のインストゥルメンタル。長い曲じゃないので全公演でやってくれても良かったんじゃない?

さあ、ショウもいよいよ終盤。再びストラトに持ち替えての「バッジ」。アルバムではアンジェロ・ミステリオーソがサイド・ギターを担当した、言わずと知れたクリーム時代の名曲。何度聴いてもジョージのカオが浮かんできます。今ツアーでのギターソロは強烈でした。
続く「ワンダフル・トゥナイト」もロマンティストなエリックの代名詞。残念ながら今回はアルバム・バージョンに忠実な超ショート版でした。僕は『ジャーニーマン』ツアーの頃の、9分を超えるムダに伸ばされたおセンチ・バージョンが大好きなので、物足りなくて物足りなくて...
もしかしたら爺さん、この曲飽きてる?「みんな期待してるから仕方ない。とりあえずやっとくか」って感じ?そんなことはないと信じたいですけど。

第一部のシメの3曲は濃厚でした。僕の初日(19日)は「クロスロード」~「リトル・クィーン・オブ・スペイズ」~「レイラ」、21日から千秋楽は「レイラ」に代わって「コカイン」。

お馴染み「クロスロード」は近年のライヴ風にソロ・パートを回して(千秋楽のクリスのピアノ・ソロは鬼気迫る名演)、あまり間延びしない軽い感じ。僕は(ナマで観たことはないけ)クリームやドミノス時代のネチョネチョしたヤツが好みだけど仕方ありませんよね。
そして僕は初めてナマで耳にした、これまたロバート・ジョンソンの「リトル・クィーン・オブ・スペイズ」。♪スペードのクィーンみたいな可愛いオンナ...という如何にもブルース!でねっとりとしたギターを聴かせてくれました。

19日はここから「レイラ」に続きました。俗に言う”エレクトリック”な「レイラ」です。僕がエリックのショウを観始めた30数年前と比べれば(あくまでも当時との比較です)キーは低いし声は出ていないし、正直かったるい演奏かもしれません。しかも『バルコニー』で聴かせてくれた最新のアコースティック・バージョンが素晴らしかったので、今回はそっちを見せてくれるものだと思っていました。
そしたら初日のレビューに「1万人の観客「レイラ」で総立ち!」と書いてあったのでびっくり。
しかも何だかんだ言ったって僕は「レイラ」が大好きです。イントロのギターソロからむせび泣くようなボーカル、そして終盤の天に昇っていくようなコーダ。この時点で涙腺なんてもう何度目かの崩壊のときを迎えていました。あのコーダを聴くだけでも観に行く価値があると思います。
でもこの曲はオリジナルが完璧すぎるし、どんな超絶ギタリストと共演してもデュアンのようなスライドは聴けません。唯一デレク・トラックスがバックに付いたときは近いものがありましたっけ。
ただ良く考えてみれば、これを目の前で演奏しているのは御年78歳の立派な後期高齢者。それを思えばフルバンド・バージョンで観れただけでも幸せ者だったんですよね。

後半の3公演は「レイラ」に取って代わって「コカイン」(今回はJJ祭りのようでした)が第一部の〆に。ネイザンのゴキゲンなベースの乗って始まる様はトリハダものです。
この曲は許されるけどローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」はダメってのが理解できないくらいのドラッグ賛歌。
でもあのコーラスの

She don't lie, she don't lie, she don't lie
Cocaine!
That dirty cocaine

を大合唱するのってめっちゃ気持ち良いんですよねぇ。

そして21日は特別な日(って思っていたのはお客さんだけ?爺さんにとっては通過点?)だから、続いて「レイラ」って確信していたし、千秋楽も「これで最後だし、そのために一曲({ケリー」)飛ばしたんでしょ?」って疑いの余地がなかったのにおしまい。我が道を行くエリック爺さん健在でした。会場の雰囲気、空気読めたら普通は勢いで演っちゃいますよ。

結局全日通してアンコールはジョー・コッカーの「ハイ・タイム・ウィ・ウェント」の一曲のみ。しかもエリック爺さんではなくキーボードのポールのリードボーカルで。
ただ、このポールの歌声がまた圧倒的に素晴らしかったんです。彼はこの武道館公演のあと、自身のバンドを従えてオランダをツアーで回るとか。遠目にはドクター・ジョンを彷彿させる雰囲気も含めて、今後ちょっと追っかけてみたいアーティストと出会ってしまいました。
エリック爺さんはというと、そのポールの歌声やメンバーのノリノリのソロプレイを笑顔で見守りながら淡々とリズムを刻んでいました。

彼のスゴいところってそういう”決して出しゃばらず、メンバーを立てて自分は裏方に徹する”ことができるところじゃないかな。ギター・バトルはお手の物だけど、アンディがいた頃も彼がボーカルとってるときは絶対前面に出なかったし、ジェフやジョージと一緒だったときも一歩下がってギタリストになりきっていましたもんねぇ。
エリック爺さんのそんなメリハリがつけられるところが大好きです。

千秋楽、終始ゴキゲンでずっとニコニコ優しい笑顔を振りまいていたし、多分一番喋っていたと思います。その中で何故か恥ずかしそうに「また会いましょう!」的なことを仰っていましたよね?
アンコール後の鳴りやまないカーテンコールの中、名残惜しそうに観客席に向って笑顔を見せてくれていた爺さんでしたが、スクリーンに映し出されたおカオのアップが一瞬だけ寂しそうに見えたのは僕だけではないはず。
近年(というかこの2年)はジェフをはじめ、同世代の仲間たちが次々と鬼籍に入られています。爺さんはとっても元気そうだったし、もうすぐ80とは思えないほど指はキレイだったし(関係ないか)、まだまだ大丈夫だとは思います。
今回の武道館100回なんてきっと通過点だから、きっと110回、120回と次の目標を定めていることでしょう。その時はもう立ってギターが弾けないかもしれません。もしかしたら10曲くらいしか演れないかもしれません。ジョニー・ウィンタースの晩年のように車椅子に乗ってくるかもしれません。でも僕もまた絶対にその瞬間にに立ち会って一緒にお祝いしたいので、エリック爺さん、いつまでもお元気でいてください。

素晴らしい時間を貴方と共有できて幸せでした。たった17曲かも知れないけど、研ぎ澄まされた濃密な時間でした。感謝の言葉しかありません。三度も行かせてもらえたわがままを許してくれた家族、あの時間を共有できた全ての皆さんにも感謝します。

オツカレサマデシタ!

Call Me The Breeze~4月下旬の裏通り~

2023-04-20 10:30:42 | 焙煎珈琲裏通り
JJケイルの名曲「コール・ミー・ザ・ブリーズ」。個人的にはレーナード・スキナードのギトギトしたヤツが好きですけど、昨日からエリック爺さんバージョンが好きになりました。

Eric Clapton & Friends - Call Me The Breeze (Official Music Video)


昨日のショウの感想はまた改めて載せますので、取り急ぎ今月下旬の裏通りをどうぞ。
明日は東京千代田区の某施設に出張のため音信不通になります。ご注意ください。

≪4月下旬の裏通り≫

4月21日(金)・・・東京出張
  22日(土)・・・PTA活動日(終日)
  23日(日)・・・ボランティア活動日
  24日(月)・・・東京(千代田区)出張
  25日(火)・・・通常営業 ※但し!16:45~18:00頃ZOOM会議のため一旦閉めます
  26日(水)・・・通常営業
  27日(木)・・・通常営業
  28日(金)・・・学校行事のため午前中不在。 戻り次第営業します。
  29日(土)・・・通常営業(予)
  30日(日)・・・定休日

大型連休の裏通りはまたいつの日かアップしますね。

ドゥービーズ結成50周年記念リサイタル in 盛岡

2023-04-18 11:16:24 | Rock
土砂降りの盛岡の夜は熱かった


先週末に始まった、ドゥービーズ結成50周年記念ツアー初日の盛岡。とにかくロックを全身に浴びまくった素晴らしいショウでした。

ドゥービーズ6年ぶりの来日公演のキックオフはまさかの岩手県。同日にエリック爺さんが武道館を押さえていたので納得しちゃいましたけど、逆にキャパ2,000弱の大きくない会場が功を奏しましたね。
明らかに”往年のファン”然りとした年配(僕より先輩)の男性客が中心で、開演前から加齢臭...いや、熱気ムンムン!2時間以上の長丁場をそのノリで持つのかちょっと心配したほど異様な盛り上がり。

それもそのはずとにかくステージが近い!開場直後はステージまで近づけたので、メンバーの足元にあるセトリまで見えたほどです。僕の席は前から15列目(パットの真正面)くらいだったから、パットまで10メートル強の距離。まるでライブハウスです。それより近い最前列のみなさんが羨ましかったなぁ~。



定刻を少し過ぎた辺りで場内が暗転(5分前を知らせるベルが昔の汽車の発車ベルみたい)し、上手から少しうつむき加減のマイケルが登場。そのままキーボードの前に座り、一言も発しないまんま「ノーバディ」のイントロを奏で始めて、奇跡としか言いようのない2時間15分の宴のスタートです。

Nobody
Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)
Here To Love You
Dependin' On You
Rockin' Down The Highway
You Belong To Me
Easy
South City Midnight Lady
Clear As The Driven Snow
It Keeps You Runnin'
Eyes Of Silver
Better Days
Don't Ya Mess With Me
Real Love
World Gone Crazy
Minute By Minute
Without You
Jesus Is Just Alright
What A Fool Believes
Long Train Runnin'
China Grove
ENCORE
Black Water
Takin' It To The Streets
Listen To The Music

新作『LIBERTE』からの3曲(なかでも「ベター・デイズ」は良かったです)を含む、マイケル時代のヒット曲も網羅したまさに珠玉のヒットメドレー。アニバーサリー・ツアーにふさわしい文句なし(でもないけど)の選曲じゃないでしょうか。

僕自身は2017年の武道館(翌日はポールのショウをメンバーも楽しんでいました)以来の再会でした。
現在のツアーメンバーは、この意見に誰も異論はないと思います。業界一暑苦しい「これがロックだ!」と言わんばかりのステージアクションをお腹いっぱいになるまで見せつけてくれるトム。優しい笑顔を振りまきながら、ときにユーモアを交えてオーディエンスを楽しませてくれるパット。僕の中では完全にオリジナル・メンバーとして認識しているジョン・マクフィーの柔軟織り交ぜた超絶プレーに歓喜し、2000年代のドゥービーズには絶対欠かすことのできないマーク・ルッソ(相変わらずステージ上を縦横無尽、神出鬼没に動き回っていました)のサックスと、エドの力強いドラミングとジョン・コーワンの弾けまくっていたベース(個人的には前任者のスカイラークが好きです)。そこに初めましてのマークのパーカッションと、「お名前だけは存じ上げておりました」のマイケル・マクドナルドという最強の布陣。これでつまらないワケがないじゃないですか。マイケルが入ったドゥービーズを見るのが長年の夢が叶った瞬間です。
そんな鉄壁のメンバーが紡ぎだす完璧なハーモニー。全く変わらないキレイなコーラス。ここぞというシーンでトムやパット、ジョンがカッコ良くキメてくれる耳に馴染んだ名曲のリフ。やっぱりナマは良いですね。ドゥービーズこそ最強のライヴ・バンドです!

特に後半の鉄板ソング、「ロング・トレイン・ランニン」「テャイナ・グローヴ」~アンコール~全米NO.1の名曲「ブラック・ウォーター」の大合唱、「ドゥービー・ストリート」(この邦題好き)を挟んで「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」の何とも言えない幸福感に包まれた会場の一体感に涙が止まりませんでした。
でも一番泣いたのは、大好きな「サウスシティ」なんですけど。

最高の時間をありがとう!また会える日を楽しみにしています。昨日の武道館も参加したかった...。

あ、武道館と言えば明日はエリック爺さんだ。金曜日はエリック爺さんの武道館100回記念公演だ。どうしよう。
土曜日以来、トムの暑苦しいカオとパットの優しい笑顔が頭から離れないんですよねぇ~。切り替わらない(笑)


Listen To The Music~4月中旬の裏通り~

2023-04-11 19:29:28 | 焙煎珈琲裏通り
The Doobie Brothers - Listen To The Music (Reprise) [Live From The Beacon Theater]


≪4月中旬の裏通り≫

4月12日(水)・・・AM学校 13:00~19:30
  13日(木)・・・通常営業
  14日(金)・・・通常営業
  15日(土)・・・県外出張 ※西海岸から古い友人が来るので
  16日(日)・・・ボランティア活動日
  17日(月)・・・通常営業
  18日(火)・・・通常営業
  19日(水)・・・定休日 ※毎月19日は何があっても休業
  20日(木)・・・通常営業

21日以降も英国から古い友人が来ているので時々会いに行かなければなりません。さらにPTA活動やボランティア活動もあるので、4月下旬の裏通りはまた改めてお伝え致します。