表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

今週の裏通り 1/27~2/1

2020-01-27 12:12:28 | 焙煎珈琲裏通り
ついこの前年が明けたと思ったら、もう1月もおしまい。

ボン・ジョヴィまで6か月!!そんな今週の裏通りのおさらいです。

【今週の裏通り】
1月27日(月)・・・10:00~18:15
  28日(火)・・・通院日。終日不在
  29日(水)・・・10:00~18;00
  30日(木)・・・10:00~18:00
  31日(金)・・・10;00~18:00
2月 1日(土)・・・10:30~18:30

今週も(28日以外)何事もなければ上記の営業時間になります。来週はいよいよ私立高校の入学試験が始まります。

受験生の皆さん、体調管理に気を付けて頑張って!!

※写真は2年前の『ザ・リバー』コレクションの一部です。あの頃から間違いなく増えているはず。こっちも頑張ろう!!

失意のドン底だったけなぁ~

2020-01-24 14:43:39 | ブルース・スプリングスティーン
The Promised Land

4年前の今日1月24日は、前日の「ま、何とかなるさ」という能天気な気分を一瞬にして吹き飛ばしてくれました。

その顛末が上に添付した4年前のブログです。

今でこそ笑い話だけど、詳しい状況が全く分からなかった当時はまさに失意のドン底でした。

気分転換にグランド・ゼロ(あの911の現場)に向かうも、あまりの積雪で近寄ることができず(2ヶ月後に無事行けて祈りを捧げてきました)...。

グランド・ゼロの帰り道に寄ったMOMA(ニューヨーク近代美術館)で見た作品群もどこか上の空。

何より翌日の帰国便の飛行機が無事に飛ぶのか?JFKまで辿り着けるのか?大雪翌日(24日)のマンハッタンは交通ダイヤがメチャクチャで、ペンシルバニア駅はいつ出るか分からない列車を待つ人々でごった返していました。

どうしても予定通り(もしくは早めに)の飛行機で戻らなきゃいけなかったので、ホントに悩みました。そんな体験があったから、去年の台風19号で日本各地に取り残されて動けなかった、多くの外国の方々の不安な気持ちは痛いほど分かりました。
 

帰国当日。とりあえずペン・ステーションから電車に乗って、JFKの近くまで行けるところまで行ってそこでまた考えようとホテルを出ました。

やはり真冬のニューヨークの早朝は寒いなんてもんじゃありません。凍てついていました。

でも駅まで行ったらタクシーが客待ちをしていて、「JFKまで行けるの?」って聞いたら「ああ、もちろんだとも!さあ乗りな!」(ありがちな邦訳)ってことで無事に空港に運んでもらえました。

しかし東京以上の大都市ニューヨークが、一瞬にして雪に埋まりマンハッタン島が孤立。それがたった1日でほぼ現状回復させられちゃうってスゴいことだと思います。少なくともメインストリート(アヴェニューの方ね)の雪は全て除雪され、ハイウェイも元通り。え?雪なんて降ったの?くらい普通でした。

もしも東京で約1メートルの積雪があったら?きっと完全に数日間は都市機能がマヒしちゃいますよね。さすが米国。

まだトランプ政権になる前のアメリカは、異邦人にとても優しい国でした。



つづく。

4年前の思い出

2020-01-23 13:45:15 | ブルース・スプリングスティーン
非常事態宣言発令中

「非常事態宣言発令中」。上記は当時詳しい事情(そしてその後訪れる悲劇)を全く知らずに、呑気に書いたものです。



ちょうど4年前の今日、僕は『ザ・リバー・ツアー2016』のMSG公演(二日目)を観るためにニューヨークにいました。
結果は皆さんご存じの通りです(笑)

コンサートの前日(23日)の朝から降り始めた雪は、一向に止む気配もなくみるみるうちに降り積もっていきました。

映画『ナイト・ミュージアム』の舞台となった、NYに行けば必ず訪れる大好きな自然史博物館を見学していた昼下がり、突然館内放送(各国語で流れたのがスゴい)で「大雪のため間もなくすべての交通機関がストップするので、当博物館も閉鎖します。急いで退館してください云々」というアナウンスが聞こえてきました。
仕方がないので表に出てみたら、外は猛吹雪。いくつかの地下鉄路線は運行を見合わせているとのこと。吹雪で前が見えず、地下鉄の入り口も吹き溜まりのようになっていて、閉鎖されている入り口もありました。

どうしようもないので、とりあえずホテルに戻りテレビをつけたら、各局軒並み東海岸一帯を襲ってきたウインター・ストーム(ブリザード)のニュースばかり。

ん?この状況どこかで見たぞ。デジャヴ?

実は今から約30年前にも、ボストンにソックスの試合を観に行った際、その当時で50年ぶりという大型ハリケーンの直撃を食らって立ち往生していたんです。

その時の悍ましい(でも楽しかった)思い出が蘇ってきていました。

テレビの中では近隣のハイウェイで吹雪で身動きのとれなくなったクルマの映像や、雪に閉ざされたマンハッタンからの中継がガンガン流れてきます。楽天家の僕はまだこの時は悠長に構えていました。

でも昔の人は良く言ったものです。

一度ならずに度までも。

この数時間後、僕は驚愕の事実を(まさかテレビ・ニュースで)知ることになるのでした...


つづく。

『ジョジョ・ラビット』

2020-01-22 10:55:02 | 映画
タイカ・ワイティティ監督がヒトラーに!映画『ジョジョ・ラビット』日本版予告編


サム・ロックウェル以外、殆どの役者さん、スタッフが「初めまして」だった『ジョジョ・ラビット』。マーベルに全く興味がない僕は、タイカ・ワイティティ監督はもちろん、スカーレット・ヨハンソンすらお初でした。

そんな”縁のない”はずの作品を観に行ったのも、戦時下のナチスドイツを舞台にした映画でビートルズの「抱きしめたい」が使われている、しかもドイツ語バージョンを!!というのが気になったからなんです。

それ以外の予備知識はないままに、子供が主人公のドイツを舞台にした映画...『ブリキの太鼓』みたいな感じ?

期待と不安が入り混じった気持ちで観たわけですが、これがまた大当たり!!素晴らしい作品でした。

「抱きしめたい」が流れるオープニングからデビッド・ボウイの「ヒーローズ」が流れるクライマックスまで、話の展開が全く読めないまま主人公ジョジョの視点になりきって物語にグイグイ引き込まれていきます。

「一体何なんだ?この映画!」

純真爛漫なジョジョを演じるローマン・グリフィン・デーヴィスくんの感情豊かな素晴らしい演技(何故主演賞候補に挙がらないの?)と、そのジョジョを温かく優しく見守る母ロージー(スカーレット・ヨハンソン)の親子の愛情。スカーレットさん、この作品の演技でオスカーは決まりでしょう。

そして物語の核となるのはジョジョと心を通わせる、ユダヤ人の美しい少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)この二人の面白くも悲しいやりとり。瑞々しい二人が醸し出す、何とも甘酸っぱい雰囲気はたまりません。
特に窓際でエルサとジョジョが肩を寄せ合って戦火の市街地を眺める後ろ姿は、僕の一番好きなシーンです。あんまり書くとネタバレになっちゃうので書きませんけど。

作品中唯一の顔見知り、ナチス将校のキャプテンKを余裕綽々に演じきったサム・ロックウェルの存在感は圧倒的でした。こういう「一見取っつきにくいけど、実は根は良いヤツなんだよね。面白いし」みたいな役やらせたら一番ですね。
『スリー・ビルボード』以降、気になってしょうがない役者さんの一人です。芝居に色気があるんですよね~。

さらにもう一人、友だちのいないジョジョの数少ない友だち(空想上だけど)のアドルフ役のタイカ・ワイティティ監督。この人スゴいですね。世界中から憎まれたアドルフを、こんなに魅力的に愛嬌たっぷり(それなのに全く嫌味なし)に登場させちゃうなんて。ジョジョとのやり取りはホントに楽しいものばかり。負けずに食らいついたR・Gデービスくんの演技力も相当なものですけど。

ネタバレになるから書きませんが、アドルフが登場するとっても印象的なシーンはいくつもあります。これは観てのお楽しみに!


アカデミー賞にノミネートされている作品を全部観たわけじゃありませんが、あのラインナップならば作品賞は『フォードVSフェラーリ』に獲ってもらいたいのですが、『ジョジョ』を観てしまった以上甲乙つけがたくなっています。

どっちももう一回観に行こう!


✌第92回アカデミー賞 ノミネート結果✌

作品賞
助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)
脚色賞(タイカ・ワイティティ)
編集賞(トム・イーグルス)
美術賞(ラ・ヴィンセント、ノラ・ソプコヴァ)
衣裳デザイン賞(マイエス・C・ルベオ)

せめてデービスくんの主演賞と、抑えたトーンの美しい映像を造り出したミハイ・マライメアJr.さんに撮影賞を!


Bon Jovi 2020 Tour with Brian Adams~今週の裏通り~

2020-01-20 17:10:13 | 焙煎珈琲裏通り
先週アナウンスのあったボン・ジョヴィの最新ツアーは、何とこれまた大好きなブライアン・アダムスと(殆ど)一緒に回るようです。

 

Wednesday, June 10 Tacoma, WA Tacoma Dome
Thursday, June 11  Portland, ORModa Center
Saturday, June 13  Sacramento, CAGolden 1 Center
Tuesday, June 16  San Jose, CA SAP Center
Thursday, June 18  Los Angeles, CA Forum
Saturday, June 20* Las Vegas, NV* T-Mobile Arena*
Tuesday, June 23  San Antonio, TX AT&T Center
Thursday, June 25 Dallas, TX American Airlines Center
Friday, June 26 Tulsa, OK BOK Center
Friday, July 10* Toronto, ON* Scotiabank Arena*
Tuesday, July 14 Newark, NJ Prudential Center
Thursday, July 16 Boston, MA TD Garden
Sunday, July 19 Detroit, MI Little Caesars Arena
Tuesday, July 21 Chicago, IL United Center
Thursday, July 23 St. Louis, MO Enterprise Center
Saturday, July 25 Washington, DC Capital One Arena
Monday, July 27 New York, NY Madison Square Garden
Tuesday, July 28 New York, NY Madison Square Garden

* without Bryan Adams.


とりあえずアメリカ公演のみ発表されましたが、せいぜいこの後ヨーロッパ各国回っておしまいでしょう。日本に来る可能性はあるのでしょうか?なさそうだなぁ~。

だったらこっちから行ってやろうじゃありませんか!7月27,28日のホーム(と勝手に思い込んでいる)マジソン・スクエア・ガーデン。この辺りならば、今年最上級生になる次男坊と三男坊の部活も一段落ついているはず。
安く行けるのであれば連れて行っても良いかな。二人ともボン・ジョヴィ大好きだし。しかもNYならばブルースの飛び入りの可能性もありますもんね。

チケットの発売は、日本時間明日の夜です。頑張ろう!!


【今週の裏通り】1/20~27
1月20日(月)・・・10:30~18:00
  21日(火)・・・10:00~18:00
  22日(水)・・・10:00~18:00
  23日(木)・・・10:00~18:00
  24日(金)・・・10:00~17:00 ※出張
  25日(土)・・・出張のため不在
  26日(日)・・・講習会
  27日(月)・・・10:30~未定
  28日(火)・・・次男坊の通院治療のため休業

いずれも送迎の時間等により、変更の場合があります。ご注意くださいね。