表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

文月の裏通り~Born in the U.S.A. 40周年記念

2024-06-27 10:33:47 | 焙煎珈琲裏通り

高校二年生だった1984年の夏。それまでは何となく聴いていた一人の(厳密に言えばバンドも一緒)ミュージシャンが、人生の師匠に昇華しました。

Bruce Springsteen - Born In The U.S.A. Explainer

まず当時レコード屋さんの店頭に並んでいたジャケットの中でも群を抜いてカッコ良かったし、何より捨て曲なしの12曲のロックンロール。ま、今となっては「何でこの曲あの曲が入っていないの?」っていうアウトテイクも名曲ぞろい。

そして当時はやはり表題曲は”アメリカ賛歌”だと思っていた(意味も分からず観ていた頃はPVだってラスト大きな星条旗をバックに振り向くブルースだし)けど、詩の意味やブルースの立ち位置を知れば知るほどとっても慈しみ深いアルバムであることを理解しました。

高校生の頃は大人(=学校の先生とか)に指図されるのがホントにイヤで、映画や小説から色んなことを学んでいました(そんな気になってただけでしょうけど)。世の中のルールや立ち振る舞い方とか。

そこにこのアルバムが出て、B面の一曲目ですよ!「決して降伏するな」!雷に打たれました。

We busted out of class hado to get away from those fools

We learned more from a three minute record than we ever learned in school

ホントに下らない(興味がなかった)教科書や授業よりも、好きな曲を歌詞カードを自分で(何となく)訳しながら聴いていた方がはるかに勉強になったし、(必要かどうかは別として)身についたのは事実です。

高校時代の僕は、前年にリリースされた尾崎豊の『17歳の地図』に続き、このブルースが歌う一つのフレーズをずっと信じて、そのまま今に至るわけです。若かった?バカだった?

もしも彼に出会わなかったら...僕の人生どうなっていたんだろう?

そんな僕の人生を変えたうちの一枚『ボーン・イン・ザU.S.A.』の40周年記念盤が24日発売になります。

一家に一枚!是非お買い求めください。

【文月の裏通り】

夏の甲子園の予選が始まります。その他学校の仕事や小児がん支援のボランティアもちょこちょこありますので、ご来店の際は生存確認をお忘れなくお願い致します。

 

そしてもう一つおススメしたいのが、小児がん支援活動で交流のある県北の岩ケ崎高校の有志が、伝統ある町の夏祭り(くりこま夜市。めっちゃ楽しいお祭りです)で開催するレモネード・スタンド。よくあるペットボトルのレモネードを売ったりしてお茶を濁すのではなく、ちゃんと生徒たちが一杯一杯手作りした美味しいレモネードです。

今年はそれに加え『六日町オモシロ プロジェクト』と題した、地域進学重点校改革推進事業 ”祭型”高校生探求イベントが初めて開かれます。

少子化に加え仙台に集中しがちで、仙台以外の県内の各高校は生徒数が減り続けています。来年度には二校の高校が合併することが決まりました。

そんな状況にもめげず、県北の学校(一部岩手県も)がアイデアを出し合って、何か面白そうなことをするようです。

僕も交流のある生徒たちのお手伝いをしながら色々見せてもらってきます。

なので13日(土)は朝から県内出張で不在になります。

 

早くも今年も折り返しちゃいますねぇ。暑くなってきました。皆さまご自愛くださいね。

 

大好評の紫陽花プレゼントも継続中です。さすがにそろそろ大きな花は少なくなってきたけど、色や品種にバリエーションがついてきました。ご来店の際はご遠慮なくどうぞ。数に限りがありますので、お一人様一輪でお願いします。

7月からはコチラ!赤系です。