表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

I'll See You In My Dreams 11月最初の裏通り

2020-10-30 14:47:37 | 焙煎珈琲裏通り
Bruce Springsteen - I'll See You In My Dreams (Official Audio)


もしかしたら今回の『レター・トゥ・ユー』は、少なくとも1990年代(『ヒューマン』『ラッキー』)以降のブルースの新録アルバムの中でも最高の作品ではないでしょうか。何より『ザ・リバー』を彷彿させるスタジオ一発録りのライヴ感が良いし、今まで以上にシンプルな編成(ジェイクの出番が少ないのとスージーが不参加なのは寂しい)でこんな厚みと奥行きがあるロック・アルバムを(しかも短期間で)作ってしまうEストリーターたちのスゴさ。
この勢いそのままにツアーに出たらどれだけ素晴らしいステージが展開されたことか...返す返すも残念でなりません。もしもツアーが始まったらまた観にいかなきゃ。次はヨーロッパ(特にイタリア公演)も行かなきゃなりませんね。

The road is long
And seeming without end
Days go on

アルバムの最後を飾る「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームズ」。佳曲だらけの『手紙』の中で、今一番僕が好きな曲です。まるでダニーとクラレンスに向けて問いかけているような物語。アップルTV+のドキュメンタリーで、この曲を聴いているジョンが涙ぐむ姿が捉えられていましたが、ホントに良い曲だとは思いませんか?


【11月最初の裏通り】
11月1日(日)・・・県外出張
   2日(月)・・・10:30~19:30
   3日(火)・・・10:30~日没まで
   4日(水)・・・10:00~16:30 
   5日(木)・・・10:00~19:30 
   6日(金)・・・進路説明会等のため終日不在がちです。
   7日(土)・・・学校行事のため休業
   8日(日)・・・定休日

珍しく旗日(死語)3日は日没までひっそり営業します。但しペレットストーブのメンテナンス工事を予定しているのでご了承ください。
この他に、恒例の送迎タイム!なんかが入る場合もあります。

夢で会いましょう。


The Doobie Brothers with Peter Frampton - Let It Rain (Eric Clapton Cover)

2020-10-28 09:46:24 | Rock
The Doobie Brothers with Peter Frampton - Let It Rain (Eric Clapton Cover)


10月23日以降、寝ても覚めても(これは比喩的表現ではなく現実に)ブルースの新作『レター・トゥ・ユー』しか聴いていません。既に50回は優に超えました。
特にアルバムの後半、CDでいえば#9~#12の流れは最高です。

この勢いでツアーやってくれたら相当スゴいステージが展開されたのになぁ,,,残念です。


あ、今回はブルースのお話ではなく、ドゥービー・ブラザーズの”新曲”についてでした。

昨日配信された新曲は、何とエリック・クラプトンの名曲「レット・イット・レイン」のカバー。元ハンブル・パイのピーター・フランプトンと一緒にリモ-ト演奏での発表でした。

どういう経緯でこの曲がカバーされたのかは知りませんが、めっちゃカッコ良い!みんなお元気そうだったし。また日本にきてくださいね。

こうやって色々なアーティストが他のアーティストの(できれば意外な選挙区で)曲をカバーし合って、どんどんアップしてくれたら少しは寂しさ紛れますかね?

10月最後の裏通り

2020-10-23 13:36:42 | 焙煎珈琲裏通り


昨日はApple TV+で配信が始まった『レター・トゥ・ユー』のドキュメンタリーをじっくり堪能して、日付が変わってから配信が始まったアルバムを朝まで繰り返して聴き、今日は朝イチでアルバムを(とりあえず3枚)買いに行き、昨日の夜から何度聴いたか分からないほどブルースからの『手紙』の世界にどっぷりと浸っています。だからかなり眠いです。

この後次男坊の送迎タイム!で16:30~18:00まで不在になります。果たして無事辿り着けるのであろうか?



【10月最後の裏通り】

26日(月)・・・10:30~19:30
27日(火)・・・10:00~19:30 ※11:30~13:00歯医者さんのため抜けます。
28日(水)・・・10:00~19:30
29日(木)・・・10:00~未定  ※三男坊が修学旅行から戻ってくるので保護者は駅まで迎えに行かなきゃなりません。
30日(金)・・・10:00~19:00 ※もしかしたら早仕舞いして出張に行くかも
31日(土)・・・長野出張

来週末は恒例の長野出張です。今年は残念ながらFBMの現地開催は行われませんでしたが、ここ15年以上続く長野出張の灯は消せません。色んなもの沢山仕入れてきます。
早ければ11月2日(もしくは4日)より、幸せのお裾分け(数量限定です)セールを行います。ご期待ください!



昨日の夜中にも散々書きましたが、今回のブルースの新作『レター・トゥ・ユー』はかなり良いです。当分(いつもだけど)店の中ではブルースしかかかりません。12月のポール・マッカートニーの新作が出るまでの辛抱です。ブルースの歌が耳障りだと思う方はご遠慮くださいね(^^)

Letter to You AppleTV

2020-10-22 23:55:36 | ブルース・スプリングスティーン
https://tv.apple.com/jp/movie/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3letter-to-you/umc.cmc.1hij2tkngu40vo4bq3rejym8v

「死ぬまでロック(演奏)し続けるぞ!」

新作『レター・トゥ・ユー』発売に先駆けて先程Apple TVで公開されたドキュメンタリー映画?の中でブルースはこう叫びました。

約1時間半のこの作品は、とにかく見所満載。モノクロームの美しい映像と、生々しいメンバーとの熱いやり取り。冒頭ブルースはこう叫びます。

「オーケイ、Eストリーターズ!やるぞ!」

続いてEストリーターズの紹介が入るんですが、最後にクラレンスとダニーも紹介され、彼らの消えることのない固い絆が見てとれます。
アルバム表題曲「レター・トゥ・ユー」が徐々にカタチになっていく様子に始まり、収録曲全12曲中10曲が順不同で次々と演奏されていきます。メンバーは殆ど他界してしまった(らしい)キャスティールズの思い出を語るブルース。やはりキャスティールズは彼にとって特別なバンドだったんですね。

2曲目はゲイリーの奏でるベースをフューチャーした「ラスト・マン・スタンディング」。普段ライヴ映像でもあまりワンショットを抜かれーとることがないゲイリーがいっぱい出てくるので必見です。

そこにジョン・ランダゥが到着。元々髪の毛は寂しい方でしたが、一層寂しくなって最初分かりませんでした。ここでこの作品最初の乾杯(やたらと酒を呑むシーンが多い作品)で

「ワールドツアーに乾杯!」

とやるんです。また全世界的にコロナが流行り始めていますが、是非実現してもらいたいですね。

「3分間180秒で描かれるレコードが俺の祈りの音楽。」と、ロイの美しいピアノのイントロで始まる「ザ・パワー・オブ・プレイヤー」。あくまでも個人の感想だけど、『マジック』の頃のサウンドを想わせるキレイな曲です。

続く「ア・ハウス・オブ・ザ・サウザンド・ギター」もピアノのイントロとパティのコーラス、そしてEストリーターズのハーモニーが光る、『ワーキング・オン・ア・ドリーム』の頃を彷彿させるポップスぽい感じ。

5曲目の「イフ・アイ・ワズ・ザ・プリースト」はデビュー前、50年前に作った曲なんですって。ファンサイトにオリジナルの音源貼ってありますが、このアルバムには3曲のデビュー当時の曲がリメイクされて入っています。
番組の後半でブルース本人も語っていますが「歌詞を詰め込みすぎたって指摘を多く受けた」そうです。ホント『アズベリー・パーク』っぽい、批判を承知で言えばボブ・ディラン風のフォーク・ロック。

表題曲に続いて先行公開された6曲目の「ゴースツ」はもうお馴染みの歌ですよね。音楽の霊に語りかける、バンドの美と喜びを綴ったライヴ映えしそうな曲。ツアーが始まれば絶対にオープニング・ナンバーの候補でしょうね、。Eストリート・バンドのリユニオンの頃の一体感にも似た手拍子。ライブ会場のGAエリアでやりたいなぁ。

7曲目「ソング・フォー・オーファンズ」も1972年に作られた、不安と闘う若者の歌。ハーモニカの入り方やニルスのスライドギターの雰囲気が『闇』のアウトテイク『プロミス』辺りに入っていても全く違和感を感じないかも。

次に登場した8曲目の「ワン・ミニット・ユア・ヒア」は歌い方をガラッと変えて、『トンネル』のツアーでこんな風に歌ってたなぁ〜と思いました。1950年代のフリーホールドの様子を写実的に語るブルース。ちょっと宗教的な話にもなりますが、貴重な思い出話ではないでしょうか。

録音4日目には従兄弟のフランク・ブルーノさんが登場。このフランクさん、意外に重要な人物だったらしく、何とブルースにギターを教えた張本人らしいです。
9曲目は、死んだら何処に行く?的な話からダニーとクラレンスに献杯(乾杯してましたけど)、「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームズ」。ダニーっぽいオルガンの調べ、「ベター・デイズ」のギターソロのような野太いギターサウンド。それでいて『ウエスタン・スターズ』の延長のような雰囲気。だけど典型的なEストリート・サウンド。この曲好きだなぁ。
収録の後、ジッと聴いていたジョンが感動して泣きそうになっている姿が印象的でした。


満天の星や雪の日があとどれだけあるか
爽やかな秋の午後、真夏の雨があとどれだけあるか
ここに存在していること。それは恵みだ
神が優しく肩に手をのせてくれているような感じ
この命に感謝
この美しくおぞましく期待に満ちた世界を生きている
誰かを愛し誰かに愛されるチャンスがある世界
だから生きろ。自分を満たすまで
血と汗と涙が報われるまで生き続けろ

若干省略したけどこの一節、心に沁みました。

そして最後10曲目。『マジック』の頃を思わせる軽快なロックンロール「バーニング・トレイン」。コレも好きっス。ライヴ映えするっス。

これで終わりかと思いきや、最後の最後にフランク再登場。アンプ内蔵ギターをかき鳴らしながらジョージと書いたという「ベイビー・アイ」を歌っておしまい。何とも微笑ましいエンディングでした。


何の前情報も詳しい内容も分からずに書き殴りました。間違っている箇所もいっぱいあることと思います。そこは既に配信の始まったアルバム『レター・トゥ・ユー』に免じて許してください。
だって手元には何の資料も無いんですもん。


今回のレコーディングは昔に戻ったみたいですね。Eストリーターズが結集して侃侃諤諤やって一発録りで作り上げていくやり方。やっぱりEストリート・バンドのレコーディングはこうじゃなきゃ。
結構スティーブンがレコーディングのアレンジ方法仕切ったり、意外にみんな自己アピール強いってのも分かりました。

酒を呑むシーンが多いけど、ブルースが使ってるあのボロいギターは?ニルスとチャーリーはショットグラスではなくマグカップを持っているので下戸なのか?と勘ぐったり、ペンやグラスを持つ手が左なプロフェッサーは左利きなんだ!など、今まで気にしたことのない細かいところが見れて楽しかったです。
それにしてもみんなトシとったなぁ〜笑

明日は朝イチでアルバム複数枚買ってきます。目指せオリコン第一位!
さっき配信が始まって何度も繰り返して聴いていますが、今回のアルバム相当良いですよ。期待以上でした。


Letter to You — Official Trailer | Apple TV+~10月4週目の裏通り

2020-10-16 14:25:41 | 焙煎珈琲裏通り
Bruce Springsteen’s Letter to You — Official Trailer | Apple TV+


さあ、ブルース待望の新作『レター・トゥ・ユー』発売まであと7日!!一週間後の今頃は大音量で聴きまくっていることでしょう。今からお断りしておきますが、23日以降の裏通りはしばらくうるさいです。

そして23日(何時から観れるんだろう?)はApple TVで『手紙』特番もOA!仮に向こうの時間に合わせた放送だとしても、日本はアルバムをしっかり聴いてから観れる(時差の都合で)可能性が高いんじゃないかな。

前の日は眠れませんね。



来週は何と言っても『手紙』の発売日があるし、次男坊の通院に家族の退院も重なるので...以下略。皆まで言わなくても分かりますよね。

【レター・トゥ・ユーな裏通り】

19日(月)・・・家族の退院のため午前中不在。戻り次第営業します。~19:00
20日(火)・・・次男坊の外来受診日のため休業
21日(水)・・・11:00~19:00
22日(木)・・・10:00~19:00
23日(金)・・・『レター・トゥ・ユー』の日。11:30より営業します。~19:00
24日(土)・・・未定
25日(日)・・・定休日