表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

4月初旬の裏通り

2023-03-31 11:50:05 | 焙煎珈琲裏通り
2023年もすでに1/3が過ぎようとしています。異常気象のおかげで、仙台の桜は早くも満開。つい最近まで厚手のジャケットを羽織っていたのに...。再来週の入学式はまさかの葉桜かもしれませんね。

さてそんな4月ですが、世の中の通常営業に伴い色んな仕事・行事・雑務・ボランティア活動・その他諸々が目白押しです。
さらに2023年度より、また新たにある公益財団法人のメンバーとして活動することになりました。まだ具体的な活動内容や予定はありませんが、自ら進んで引き受けた以上はしっかり職務を全うしようと思っています。

そんなこんなで不確定要素も多々ありますので、営業予定は「初旬・中旬・下旬」に分けてお知らせ致します。

≪4月上旬の裏通り≫

4月 1日(土)・・・10:30~17:30
   2日(日)・・・定休日(予)
   3日(月)・・・通常営業
   4日(火)・・・通常営業
   5日(水)・・・通常営業
   6日(木)・・・AM入学式① 14:00~戻り次第営業します
   7日(金)・・・通常営業
   8日(土)・・・10:30~18:00
   9日(日)・・・ボランティア活動日
  10日(月)・・・入学式② ※終日不在
  11日(火)・・・入学式③ ※終日不在



さあ、(エリック・クラプトンやドゥービーズも来るし、カングーくんに代わる新しい相棒も来るし)怒涛の4月開幕です!

不思議な裏通り 番外編

2023-03-20 17:47:20 | 焙煎珈琲裏通り
4年半ほど前にこんな投稿をしました。

不思議な裏通り
この現象は今でもたまに起こります。

さらに

お盆って不思議がいっぱい

というような投稿を(あまりするとバカだと思われるので)時々している裏通りです。
お客さまの中にも色々と不思議な体験をされている方も多くいらっしゃいますし、三度の飯より超常現象が好きな僕なので、そんなお話されちゃった日には採算度外視。出血大サービス確定です。

今回は久しぶりに超ヘビー級の不思議な体験をしてしまったので、備忘録的に残しておきます。そういうのに興味のない方はスッ飛ばしてくださいね。
後日、そのときの様子を記録した動画を(多分Facebookかインスタに)アップします。



先日、とある山間の古い温泉ホテル(旅館と呼ぶには大きいので)に宿泊したときのことです。
その宿は以前にも利用したこともあり、何よりお湯が最高で(今回も一泊中に6回浸ってきました)お気に入りの宿です。人気の宿なのでこの日もほぼ満室でした。
記憶を辿ってみたら、30年以上前にもこの温泉街(違う宿ですが)には何度か泊まっていて、その時もお風呂や廊下や部屋で不思議な現象が起こったり、どこか異次元と繋がっているような不思議な温泉街だったなぁ~と思い返していました。

さて、今回の体験について(宿にご迷惑がかかるので場所の特定ができない範囲で)出来るだけ詳細に記してみたいと思います。

その宿は山の傾斜に沿って横長に建てられた、とても入り組んだ造りの比較的大きな宿です。
今回お世話になった部屋は、(真ん中がロビー・フロントだとすれば)ほぼ一番端っこの二階(ここ重要!)もちろん何度か泊まっているので、勝手知ったるものなのでぼお~っとしていてもちゃんと部屋に辿り着けますが、山間の宿にありがちな「自室がロビーより下の階にある」と何か混乱しますよね。

部屋と真逆の位置(ほぼ端と端)にある一つ階下の内風呂に行く際、その曲がりくねった長い廊下をずっと歩かなきゃならないわけですよ。先日の他のお客さんは夜更かししないのか、夜更けに館内で全然お会いしないので、静まり返ったその長い廊下をトボトボ歩いていると結構怖かったりします。所々おかしな暗がりがあったり、空気が澱んでいる場所があったり、誰かにジッと見られている気がしたり。まぁ、この辺の感覚は「旅をしている」という高揚感のせいもあるので、今回体験したものとは殆ど関係はないと思います。

貸し切り状態の真夜中の内風呂を出て部屋に戻ったのが日付が変わる頃でした。家族もまだ起きていましたが、それぞれが寝支度をしていて、施錠を確認して床に就いたのは1時頃だったと思います。ちなみに僕は一番入り口に近い襖の脇の布団でした。

僕は3年前から上手く眠れない睡眠障害なんですが、寝付くのはのび太くん並みに早いんです。布団に入って10秒もあれば寝ちゃいます。だだそこからがヒドくて、大体1時間毎には目が覚めて熟睡ができない日々が続いています。

この日も一瞬で眠りに落ちたはずですが、うとうとしていたらカチャリ...と静かに部屋のドアが開くような音がしました。

この宿のカギが古いタイプで、内側からボタンを押して施錠する方式。外出する際も外からカギをかけるのではなく、内側のボタンを押して閉める旧式のオートロックなので、無理矢理開けようと思えば開きそうなドアなんです(こちらのお客さまたちはそんなことするような方々ではありませんのでご安心ください)。

めんどくさいのでそのまま眠ろうと思ったとき、寝ぼけた頭が違和感を訴えました。

「玄関が明るい」

襖の明り取りの窓から電気の明るい光が見えるではないですか。寝る前に確かに消したはずなのに...不思議に思い襖を開けてびっくり!!

ドアが全開になっているではありませんか。
僕は怖いと感じる以前に「何て不用心なんだろう」と、しっかりカギを閉めたつもりで(結果的に)閉まっていなかった古いドアとしっかり確認しなかった自分を恨みました。

これでやっと寝れる...と目を瞑ったのと同時ぐらいに”ソレ”はやってきました。

10帖ほどの和室。窓際には板の間があり簡易応接セット(椅子2脚と小さなテーブル)が置かれている、ごく普通の部屋です。氷点下まで気温が下がった夜だったので、板の間と畳部屋の障子は閉めていました。月夜ではなかったけど、庭園の外灯の弱い明りが障子越しに差し込んでいました。

すると突然板の間の天井辺りから物凄い音が鳴ってきたのです。音のイメージを文字にすると「ギリギリギリギリ」「ガヂャンガヂャン」「ヌチャヌチャ」「ゴヅゴヅ」「ドンドン」「ベチャベチャ」など、上手く言い表せる擬音が見当たりませんが、まるで重い岩を引きずるような、重い鎖の束を引きずるような、それでいてヌメヌメっとしたスライムみたいなものが混ざり合い、とにかくそんな無機質な硬いものと柔らかいものがゆっくりと、しかし確実に天井の幅いっぱいにこっち(部屋の入口の方)に向ってきます。こんな状況で僕はふと『千と千尋の神隠し』に出てくるカオナシが暴れまわっているシーンを思い浮かべていました。

一番窓側に寝ていたのが三男坊でした。もしこの音の正体が本当に岩や鎖のような重たいものだったら天井が抜ける危険もあるので、起こした方がよいか?

しかし次の瞬間「これはこの世のものじゃない」と直感的に感じました。でも僕は霊的な恐怖心って(慣れているので)殆ど無くて、圧倒的に好奇心が勝っていたからか、ワクワクが止まりませんでした。

不思議だったのは、これだけ耳を劈くような轟音が聞こえるのに、上の階も両隣からも悲鳴どころか声も聞こえず、人が動く気配もありませんでした。
さらに言えば、これだけ重たいもの(だと仮定して)が天井裏を這うように通っているのにも関わらず、薄い板一枚の天井板は(そういう音は聞こえてるのに)全く軋みもせず、埃すら立たず、天井から吊り下がっている電灯も微動だにしない...。

あまりの凄まじい状況に呆気に取られていたら、窓の外で何か重たいものがドサっドサっと落ちる音がし始めたので、すぐに障子を開け板の間に出て窓を開けて下を覗いてみました。多少は屋根に雪が残っていたはずだから、俗にいう”屋根からの落雪”かと思いきや、階下(約3メートル下の庭)にはその形跡がありません。

ますます状況が分からなくなり、天井裏の轟音はやむ気配もなし...。第一あれだけの(見てはいないけど)何かが廊下の方に移動して、一体どこに行くの?廊下を挟んだ反対側には客室があるんですが、注意深く音の行方を辿ってみると部屋の入口の(ドアのある)壁付近で消えていってました。

そんなのが約30分続き、辺りに静寂が戻ってきたのが午前2時15分頃。工場の中にいるような轟音の後だったので、静寂が一層深くなったような気がしました。そんな夜更けに廊下やらなにやら色々チェックする元気は残っているはずもなく、さすがに僕も疲れ果ててそのまま眠りに落ちちゃいました。


文才がない上に表現力が乏しすぎて上手くお伝え出来ないのがホントに申し訳ありません。
未だにこれが何だったのか?未だに疑問しか残っていません。チェックアウトのときに宿の方に聞いてみようとも思ったけど、混んでて忙しそうだったし(話したら長くなりそうだし)僕らも次の用事があったために断念。
今どきはインターネットで地域や場所を入れて検索すれば「心霊スポット」や「〇〇〇での怖い体験談」の類が出てくるじゃないですか。僕はネットで安易に調べものするのって得意じゃないので、少なくともそんな僕が検索した中にはこの地域も宿も見当たりませんでした。

寝ぼけていた?夢?

自分独りだったらそうも考えますが、今回の出来事は嫁さんと息子もはっきりと聞いています。
冒頭にも書いたように、あまりにも現象が長かったので動画も撮っています。動画にもはっきりと轟音は録音されていました。これはもう動かぬ証拠です。

さて皆さま、この出来事どう思われますか?動画の公開、しばしお待ちくださいね。

色々と不思議なことが起こる裏通りですが、今回は旅先での出来事だったのでタイトルを『不思議な裏通り 番外編』としました。

マスクやめました~3月後半の裏通り~

2023-03-14 12:02:08 | 焙煎珈琲裏通り
批判を承知で宣言します。

焙煎珈琲裏通りではマスクするのやめました。



無意味...とまでは言わないけど、病院や混雑した公共の乗り物内以外、もういい加減マスクなんて要らなくないですか?

自分は絶対コロナなんて罹らない!と思っていながら感染し、未だに臭覚障害が残っていますので、コロナの怖さは肌身を持って分かっているつもりです。でも敢えてもう一度言います。マスク要らないでしょ?


そこで当店でのマスクの着用は、ご来店される皆さまの判断にお任せします。基本僕も(元々キライだし))マスクなんてしませんが、お客さまの中には何か持病をお持ち(特に同級生に多いのは何故?)だとか、ご家族に高齢の方がいるとか、今の時分花粉がヒドい等、色々な事情がおありでマスクは外せない...という方もいらっしゃるでしょうし、マスクしてないヤツと話もしたくないってお思いかもしれません。

その際はご遠慮なく申しつけてください。マスク着用の上、接客いたします。


話は変わりますが、今朝食材の仕入れでとあるスーパーマーケットにいきました。もちろんマスクなんてしていかなかったし、持ってもいませんでした。その時お見かけした他の皆さんは、100%マスクしていましたけど。不思議。

でも案の定、マスクしていないとやっぱり奇異の目で見られるもんですね(笑)別に法を犯しているわけでも大声で騒いでるわけでもないのに。

≪3月後半の裏通り≫

3月15日(水)・・・通常営業
  16日(木)・・・通常営業
  17日(金)・・・午前中PTA活動日。13:00~
  18日(土)・・・県外出張
  19日(日)・・・19日は何があっても休業
  20日(月)・・・通常営業
  21日(火)・・・通常営業
  22日(水)・・・通常営業 ※もちろん決勝戦のあとから営業
  23日(木)・・・通常営業
  24日(金)・・・通常営業
  25日(土)・・・10:30~日没
  26日(日)・・・講習会
  27日(月)・・・通常営業
  28日(火)・・・通常営業 ※18:00閉店
  29日(水)・・・通常営業
  30日(木)・・・午前中PTA活動日〜もしかしたら午後は県内出張かも
  31日(金)・・・通常営業(予)

三公演続けて病気のためツアーを延期しているブルースとEストリート・バンド。詳細は不明ですが、早く良くなって元気な歌声を、パワフルな演奏を聴かせてください!!

ブライアン・アダムス仙台公演

2023-03-05 23:55:00 | Rock
突然追加された韓国公演がなければ、大傑作の最新アルバム『ソー・ハッピー・イット・ハーツ』ワールド・ツアー、記念すべき初日だったはずのブライアン・アダムス仙台公演。
途中コロナやら何やらがあり、何と2017年12月のU2『ヨシュア・ツリー』ツアー以来5年ちょっとぶりの生ライヴとなりました。
上京した19歳の頃から色々なアーティストのライヴに足を運んでいたので、それ以来半年以上もナマ体験をしなかったのは初めてでした。

しかしガマンしていた甲斐があったってもんです。その久しぶりの生ライヴは、めっちゃカッコ良い!の一言。それ以外まともな感想が思いつきません。

63歳とは思えない若々しいステージアクションと、昔とちっとも変わらない甲高いハスキーボイスで、新旧のヒット曲満載の全23曲、2時間弱のショウを駆け抜けてくれました。




オープニングはこの曲しかない!と確信していた、新作からのゴキゲンなロックンロール「キック・アス」で幕を開け、ラストの「ストレート・フロム・ザ・ハート」まで、一度も水分すら摂らず(一度もウラに引っ込まず)にステージに君臨。盟友キースさんとの息の合った掛け合いは相変わらずたまらないし、ユーモアを交えてオーディエンスを煽りまくる熟練のワザも健在。ステージ上からスマホで写真撮りまくっていましたよ。その様子が今日、ブライアンのインスタグラムにアップされていました。是非ご覧ください。

ライヴでの声出しが認められて(昔はそれが普通だったけど)大好きなブライアンの曲を一緒に歌える幸せ。日本公演初日で地方公演でもあったし、「盛り上がらなかったらどうしよう…何よりガラガラだったらどうしよう…」という心配もありましたが、全くの杞憂でした。
往年のヒット曲は言うまでもなく、特に「思い出のサマー」はブライアンの声が聴こえなくなるほど会場はヒートアップ。新作からの楽曲も大合唱だったので、ブライアンもバンドもノリノリでホントに楽しいライヴだったなぁ〜。
仙台サンプラザホールはキャパも少ないし、ステージがめっちゃ近いのでライヴハウスのような感じ(音はイマイチですが)です。アーティストとオーディエンスの距離がまるでGAエリア並みなので、そういうライヴがお好きな皆さん、是非仙台にお越しください。仙台駅から徒歩15分弱(我が家からは徒歩5分の好立地)です。東京なら最終の新幹線間に合いますよ!

東京と言えば、今回のライヴがあまりにも良かったので、諸々の状況が許されるのであれば、明後日の武道館行きたい(ブライアンといえば武道館。エリック・クラプトンの武道館公演の記録を意識しているみたいです)!!

そしてこれから行かれる方に(ご存知だとは思いますが)プチ情報を。

事前のアナウンスがなかったけど、仙台公演では物販コーナーでレコードかCDを買うと、先着順でブライアンにサインしてもらえる引換券が付いてきました。確か200枚。目の前で彼がサインしてくれるんですよ!
しかし田舎の物販はスタッフが不慣れでお客を捌ききれずに大混乱。僕は直前でゲット出来ませんでした。誰かちゃんと仕切ってくれよ。頼みます!ウドーさん!
あ、このシステムを明日からの大都会の3公演でも継続するのかはご確認ください。

さらに、公演日前日の『ベストヒットUSA』でのブライアンのインタビューでは「リクエストを受け付けるから紙に書いてきて!」って言っていたのに、残念ながらその機会は訪れませんでした。初日ってこともあったのかな。
ちなみに僕は「ワン・ナイト・ラヴ・アフェア」と「ロング・ゴーン」をリクエストするつもりで(ブルースのショウのように)段ボールにでっかく書いて持参してはいましたけど。明日からはやってくれたら一層楽しいですよね。

ブライアンのショウも10回くらい(今回まで大分間は空いちゃったけど)観ていますが、選曲やパフォーマンスどれをとっても過去一番だと断言できます。もう一度「思い出のサマー」を大声で歌いたいなぁ〜。

大阪、東京、名古屋に行かれる皆さま楽しんできてくださいね。

そしてブライアン、また(ワールドツアーの締めに)仙台にも来てね!