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聖路加国際病院出産記-2

2015年04月20日 |  2014 聖路加国際病院出産記

※赤字は、2018年1月8日に修正・加筆したものです。

 

どれくらい眠ったのでしょう。。。

傍にはダーの顔。

 

しばらくすると、猛烈に喉が渇いて渇いて。お水が飲みたーい!!

でも、脈拍が弱い?とかで、

助産師さんからなかなか水分補給の許可が下りなくて。

 

まだダメですか~?と何度か聞いてOKが出たのは、

昨晩水分を取ってから18時間も経っていました。

 

18時間ぶりのお水は

「こんなにお水を美味しいと思ったことなはい」と感じるほど、

人生で最も美味しいお水でした。

(自販機に売っている普通のミネラルウォーターだったんですけどね。)

 

聖路加のお部屋は、全室個室でシャワー・トイレ完備です。

これからお食事をアップしていきますね。

 

オペ当日のお食事はなしです。

これは2日目の朝食

流動食みたいな。。。

普通分娩の場合はお赤飯だそうです。

 

2日目:お昼・夜

 

オペ翌日から、歩行を命じられます

( 早く動く方が回復が早いそうです 。)

 

歩行器を使って、ナースステーションの周りをぐるぐる。

1週目だけ助産師さんが一緒についてくださるのですが、

あとは自分で10周。

 

まだ背中から麻酔(麻薬なんだそうです)が入っているので、

痛みも全くなく余裕で歩き、早く終わらせちゃえ!と

調子にのってだんだんとスピードを上げていたら、、、

 

急に周囲が暗くなってきて、耳詰まりが生じてきて、、、

マ、マズイ!

 

これは倒れる!と思ったので、すぐに看護師さんを呼びました。

車いすに乗せられ、ベッドへ。

血圧が下がった典型的な症状だそうです。

 

私が毛布にくるまっていると、主治医が「寒がりですか?」と。

なんじゃそれ??

少し熱が出てきたので(オペしてるからね)寒くなってきたのだと思います。

 

3日目朝・昼・夜

  

少しずつ、お米の形が見えてきました。

 

背中のカテーテルを抜きました。

ここからが、痛みとの戦い!!

 

表現しがたい、複雑な痛さです。

でも数日経てばラクになるから~。 

同志よ!頑張って!!

 

導尿の管も抜く日だったのですが、

もう一日抜くのを待ってもらいました。

( トイレまで歩いて行くのがツライのが分かっていたから )

 

助産師さんの対応は素晴らしく、こんなことまで・・・と言った、

ここには書けないあんなこともこんなことも!!してくださるのです。

仕事とはいえ、ななんだか申し訳ないくらいでした。

 

4日目:朝・昼・夜

  

お米も通常の硬さになりました。

お祝いの海老なんかも付いたりするそうなんですが、

アレルギーだった時期があるので、私の食事は海老抜きになりました。

 

聖路加の地下に美容室が入っています。

お部屋にシャワーもあるのですが、人に洗ってもらいたいし、

お部屋でやってくれるというのでお願いしました。

ちゃんと首の部分とか洗えるのかしら?と若干の不安がありつつも・・・。

 

その後、美容師さんが部屋まで来ておっしゃるには

「首の部分がうまく洗えないので、別のところに移動してほしい」と。

 

やっぱり~~。

仕方がないから移動することしましたが、なんせお腹が痛い!!

車椅子を使ったり、ストレッチャーを使ったりと、

そのストレッチャーに乗るのにも激痛が!!

 

院内の方の手を煩わせながら・・・

リラっクスするどころか、逆に疲れてしまいました。

お部屋でちゃちゃっと洗ってくれると、気軽にお願いしたんですー。

 

この日の夜からだったかな・・・。

聖路加は、結構スパルタ(に感じました。。。)

 

夜中に、ベビーを自分で新生児室に連れていかないといけなくって、

それがめちゃくちゃツラかった。

 

「MIHOさんは、完ミ(第3子を早目に希望していた)

 だから頑張らなくてもいいと思う」

とおっしゃってくださる助産師さんもいらっしゃったのに、

厳しいスタッフさんもいて・・・。

 

お腹が痛いのに、真夜中の3時頃の暗い廊下を、

コットを押しながら新生児室に向っている時は、

なんでこんなことをしているんだろう?と涙目に。

夜中なのに、パートナーに電話し「家に帰りたい」と、訴えていました。

 

前回の長女出産時は、パートナーも一緒に泊まれる病室だったので、

しんどいことは、パートナーがしてくれていたのかもしれないけれど、

夜中にベビーを連れて行かないといけないなんてことは、

無かったと記憶しています。


 

5日目:朝・昼

 

洋食の特別メニュー。

通常の食事は保険内でカバーするそうなんですが、

こちらは+840円が必要。

 

前日のような精神的なツラさはなくなって、今となって考えると、

産後のホルモンの不安定さもあったのだと思います。

 

6日目:朝・昼・夜

  

和食も特別メニューにしたかったのですが、

アレルギー食材が入っているとかでNGでした。

 

明日退院という夜10時頃になって、

助産師さんが「実は退院日を間違えていました!」と駆け込んできました。

 

私の場合、緊急扱いになって1日長く入院するんだそうです。

( 確かに夜中に突然だったけど、、、オペまで5時間も待ったのに、緊急扱い?)

 

でももう皆に明日退院するって言ってあるし。

ダーも仕事を休む手配をしているし。

経過も順調で退院許可も下りているので、

そのまま次の日に退院することにしました。

 

長女出産時の病院では、自宅に戻ってからの生活を考えて、

退院前日は、ママをゆっくり寝かせてあげようと、

夜中もベビーをずっと預かってくださったけど、

聖路加は・・・。やっぱり厳しい!?

 

その3へ続く・・・。