手前の橋(鴨緑江断橋)
向こうに見えるのが(中朝友誼橋)
鴨緑江橋は、朝鮮戦争の1950年に国連軍の爆撃を受けて北朝鮮側が落橋したが、
中朝友誼橋は、空爆を想定して設計され、
部分的に破損しても残った部材が荷重を支えために落橋しなかった。
夜にはライトアップされていて綺麗だ
北朝鮮の物価は安い
人件費は、10~15元(約160~240円)
国境を超えて中国で働くと、
最低賃金は1800元(約29,000円)だが、
働いている本人の手元には、100元〔約1,600円)残ればいいところで、
殆どが管理費とか寮費などの名目で、残りは国に吸い上げられてしまう。
北朝鮮での生産は、当然人件費は安いので製造費は下がる。
問題は、中朝友誼橋まで来る途中の道路状況が悪いために輸送コストが異常に高くなる。
しかし、それでも中国での生産よりは安くできるので、中国国内や韓国からの発注が多い。
日本は、北朝鮮とは国交がないのと経済制裁があるために直接の輸出入は禁止されているので
メイドインNorth Koreaでは販売することが出来ないが抜け道はある。
日本依頼ー中国ー北朝鮮製造ー中国輸入ー日本輸出のルートで
メイド・イン Chinaとして、北朝鮮製造の衣料雑貨品がたくさん日本に出回っている。
このことを知っている日本人はごく少数です。
今はコロナの影響で頼みの綱の中朝友誼橋は封鎖されてしまっているので、
貿易は完全にストップしてしまっている。
正統派で利益を出すのはすごく困難なことです。
頭を使い危険を犯しているものが莫大な利益を得ているのが現実です。