ごーさんの中国放浪記in威海

ガイドブックに載っていない中国を写真で紹介します。

日本のパスポート

2021年04月08日 | 威海の風景

水面に写った夕焼け

 

夕暮れ時、潮干狩りを行っている人たちが水面に写っている。

逆さに見ると不思議な光景です。

 

日本のパスポート

更新すると新しいパスポートはナンバーが変わります。

中国で生活するとパスポートが変わると面倒なことが起きます。

ネットで調べると「更新ではなく「新規発行」だから変わるそうです。

 

パスポートが変わると、会社関係、銀行、運転免許書関係の書類を書き換えないといけない。

もし、書き換えていなかった場合は銀行窓口に行ってお金を下ろせない。

私は一昨年、パスポートを新規発行したので書類関係の手続きが終わっているが、

書類を書き耐えたり、各方面に届けを出す作業はすごく面倒です。

 

問題が発生した。

前のパスポートで作った銀行カードを無くしてそのまま放置していた。

この銀行は丹東という北朝鮮の国境にあり、

私の住んでいる威海からは1500キロ離れている。

 

カードの中には3000ドル入っている。

新しいカードを発行してお金を引き出す為、新しいカードが必要だ。

 

丹東の銀行に電話で問い合わせると、

銀行のお姉さん:パスポート番号が違うので本人確認をしないとダメ、

私の通訳:古いパスポートと新しいパスポートがあるからいいでしょう

銀行のお姉さん:ダメ!ダメ!領事館で証明をもらってくるように。

*融通の効かないお姉さんですが、中国では偽身分証明とかあるので仕方がない。

 

中国では、同じ銀行や政府関係では支店とか場所が変わると、

対応が全く違うことがあるので注意が必要だ。

 

面倒なことになってきた!!

領事館は青島にあるが260キロの距離がある。

仕方がない、お金のために明日から大移動をする事にした。

 

威海朝(7:16分発)ー青島(8:41着)

朝一番に領事館に入って証明をもらいその日2時の飛行機で丹東着

次の日、銀行に行って新カード発行

 

せっかくなので济宁(ジーニン)の工場に行ってくることにした

午後の飛行機便で約1500キロ移動になる。

3500キロの大移動で4,5日威海には戻れない。

 

中国では本人確認のための身分証明書があり番号は一生変わらない。

中国人にすれば何で番号が変わるのか不思議らしいが、私にもわからない。

 

中国で犯罪を犯すとパスポートに入国禁止の判を押されてしまう。

しかし、パスポートを新規発行するとナンバーが変わる。

 

犯罪の証拠がなくなり入国可になる、犯罪者にとってはすごく良いことです。

しかし、一般の人にとってはすごく面倒なことが外国で起きている。

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年金生活

2021年04月05日 | 中国・威海

日向ぼっこ

 

中国では老後は、年金を支給もらいながら日本や海外に行って爆買する優雅な人や、

公園で日向ぼっこをして一日を過ごしている人もたくさんいてます。

 

働いている人は原則として保険に加入しなければなりません。

原則として、企業が賃金の20%支払い、従業員は賃金の8%のみ収めるだけです。

企業にとっては保険料が重荷になりばかにならないです。

 

定年退職は男性は60歳、一般の女性は50歳で年金支給が始まります。

年金の支給額は全国平均で月額1400元(約2万3000円)

大都市の北京上海などでは2500~3000元(42000~50000円)

 

経済成長の波にうまく乗って、株を買い大儲けをした人は

マンションをいくつも買い資産を増やし優雅に暮らしています。

 

乗り遅れた人たちは、年金生活で過ごすか、

子どもたちに面倒を見てもらい、孫の子守をします。

 

日本では子供が面倒見てくれる可能性は限りなく低いです。

老後不安を感じている人は88.4%(生命保険センター調べ)

 

日本年金は30年後には3割目減りと報道があったが、

中国でも少子高齢化が進み、2025年には高齢者が全体の14%を占める高齢社会に突入する

年金給付額が年金基金の収入を上回り、積立金は35年には底を突くといわれている。

 

年金をもらう立場になったとき

家があって年金があれば老後の生活は安泰だと思っていた。

 

ところが、考えが甘かった・・・・。

 

25年経った家は金食い虫です。

 

屋根、壁などの修理、風呂の修理立て続けにお金が出ていった(涙・・・)

コメント (9)
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冷却期間

2021年04月01日 | 中国・威海

獅子舞(中国語: 舞狮)

 

中国では結婚式には獅子舞が鐘や太鼓に合わせて大いに盛り上げます。

新郎新婦もこの日だけは主役で招待客の注目の的です。

 

 

激しく動き回るのですが二人一組になっているため

下で持ち上げている迫力はあるが男性の体力消耗は相当なものです。

 

しかし、楽しかった新婚生活も月日が立つと忘れ去ってしまいます。

2019年の政府発表によると

結婚したカップル947万人

離婚カップル415万人

結婚に対して離婚が半数近くで離婚率は年々上昇しています。

 

日本の場合は奥さんは旦那さんが退職するまでじっと我慢をします。

定年を迎えて退職金が入ったときに旦那に熟年離婚という悲劇が起きます。

 

中国では少し事情が違います。

ある程度の年になると女性の地位が男性より高くなり収入も多くなるので

旦那の給料に頼る必要はなく、毎日辛抱する必要がない。

 

基本的に慰謝料などという面倒なものはないので我慢して熟年まで待つより、

若いうちにさっさと離婚して次のいい人を見つけるほうが将来に希望がある

 

しかし、あまりにも離婚が多いため政府のとった政策は、

 

離婚届を出してから、30日間は離婚を認めない。

30日過ぎて改めて離婚手続きを行って初めて完了になる。

なるほど冷却期間をおいて考え直せということらしい。

 

この離婚話しは私の身近で起きた。

私の知り合いの奥さんがある日突然離婚届を今出してきた。

 

何で?と聞くと

 

「お酒を飲んで喧嘩して警察に捕まった」

 

それで警察に迎えに行ったの?

 

「いいえ、離婚届を持っていってサインさせて帰ってきた」

 

え、、旦那は?

 

「留置所の中」

 

「引取り拒否してそのまま放置して帰ってきた」

 

旦那さんかわいそう離婚された上、1週間留置所ぐらしだそうです。

コメント (6)
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