現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

上村愛子メダル届かず…(大会第2日)

2010年02月14日 | バンクーバー五輪
バンクーバー五輪は今日から競技が本格的に開始された。

まずは、午後一で放送のあったモーグル女子決勝。午前中の予選で5位につけた上村愛子選手の滑りには、メダルを期待するだけの力強さがあった。決勝の滑りも予選以上のスピードで、しかもこれといったミスもなかった。

しかし、結果は4位。決勝の最後で滑ったアメリカのハンナ・カーニー選手の得点が表示された瞬間、悔しくて悲しくて涙が出そうになった。そして、上村選手の涙目のインタビューを見ていて、涙が止まらなくなった。

あんなに凄い滑りを見せてくれたのに。あんなに完璧な滑りだったのに。何故上村選手はオリンピックという舞台で1つずつしか上に行けないんだろう。

嫌な予感はしていた。上村選手の前に滑ったアメリカのシャノン・バーキー選手が27秒台という驚異的なタイムで高得点をマークし、会場が異常な盛り上がりを見せた瞬間だった。続いて滑った上村選手の28秒台というタイムは決して遅いわけではない良いタイムだったが、見劣りしてしまう感があった。

そして気になっていたのが、予選から実況が発していた「このターンは女子では上村しか出来ません。」という言葉だ。トリノのときも同じような言葉を耳にした。それは「この3Dエアを完璧に決められるのは女子では上村しかいません。」というような言葉だった。

結局、トリノの本番では、上村選手を上回るダイナミックな3Dエアを決める選手が何人もいた。今回も同じような状況だった。

上村選手より上位につけた3人の選手は、27秒台という驚異的なタイムと、そのタイムを実現するスピードでも体をコントロールするだけのターン技術が確かにあった。オリンピック本番で、この数年上村選手がリードしてきたターン技術を上回るものをぶつけてきたのだ。

それでも、今回のこの結果はあまりにも悔しくて仕方なかった。

… …

深夜に放送されたジャンプノーマルヒル決勝。は、結局見ながら眠ってしまったため、午前中の録画放送で改めて結果を確認。

予選と変わらない結果だったというのが正直な感想か。栃本選手、竹内選手は残念ながら二本目に進めず、一本目で10位の伊東選手、19位の葛西選手も二本目での大ジャンプとはいかなかった。

ラージヒルまでにどのくらい調子を上げて来られるか。意外にも?ラージヒルや団体までは一週間も間があるのね。国別の成績を考えても、もう少し調子を上げてくれないと団体への期待も危うく感じてしまうなぁ。
コメント (2)
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