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卒業式

 今日は上の息子の大学卒業式。これまで、入学式はもちろんのこと、息子の大学に一度も行ったことがありませんでした。
 小学生じゃあるまいし、親が学校に一度も行かなくてもいいんじゃない。って思われる人もいるかもしれませんが、遠くの大学に通っているのでもなく、京都ぐらい電車に乗れば1時間もあれば行ける距離に通っているのだから、学費を納めているからには一度ぐらい行ってもいいんじゃない。って思いました。

 もちろん息子といっしょに行く訳ではありません。それこそ小学生でも卒業式に親といっしょに出かける子どもはそういないでしょう。
 息子の後を追いかけるようにして、電車に乗り、京都にある大学に着きました。
はじめて行く大学なので、しかもキャンパスがとても広くて、どこで式典をしているのか?どこで映像で見られるのか?わからないまま歩いていると、映像で観る場所に着きました。

 映像で1時間ばかり式典を見て、式が終わった後、もしかしたら息子の写真が撮れるかも、と思ってキャンパスを歩き出すと、いるわいるわ正装をした卒業生に保護者、クラブの後輩たち。卒業生が歩いてくる方向に歩いていけば、きっと式典会場にたどり着くはずと、ずんずん歩いて行くと、門を出て、また違う門に入り、そしてようやく式場にたどり着きました。

 よくよく後で考えてみると、私が最初に入ったもんは西門で、式場にいちばん近いもんが正門で、西のキャンパスでは、いくら探しても式場の建物がわからないはずでした。

 結局息子に会えませんでしたが、式場の建物やおそらくよく通ったであろう図書館の風景など写真に収めて帰ることにしました。
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コップの水

 予算審議を主な議題とする常任委員会の審議が4日間、最終日は夜中の12時までかかって終えました。

<最終日は夜中の12時>
 私が所属する福祉環境常任委員会が扱う議案は、市民病院、環境部、児童部、福祉保健部の管轄のものです。

 1日目は市民病院のこと、2日目は環境部のこと、3日目は児童部のこと、そして最終日4日目は福祉保健部のことを審議しました。

 1日から3日までは遅くても夜の6時ごろまでで終わったのですが、最終日は、10時過ぎに委員会を開いて、終わったのは夜中の12時。電車はまだあったようですが、気持ちが疲れてしまっていたので、千里山までタクシーで帰りました。

<膠着した場合>
 このように、予算審議のときはたいてい長時間かかります。それについては別にしんどいとも思いません。
 ただ、質問回答のやり取りが、深まり、何か質問委員にも理事者にもプラスになるような成果が生まれるやり取りなら、しんどくはないのですが、不毛とはいいませんが、何回質疑を繰り返しても進みも深まりもしそうにない場合、質問委員はもちろん疲れるでしょうが、聴いている委員もとっても疲れます。

 ある一定やり取りをしても、質問委員が期待するような答えが返ってくるとは限りません。そんなときには、どうするか?ということが大事だと思います。し、委員の考え方がよく現れます。

 私は次のように考えます。
 委員は議案に反対する権利もありますし、賛成するにしても意見を付け加えることもできますから、これ以上はやり取りしても無駄と思う時点で、その問題についてはやり取りをやめないと、お互い疲れるだけだし、時間の無駄。

<コップの水>
 私も今回の議案の中で、どうしても理事者と意見が合わないものがいくつかありました。2往復ぐらい質問回答をやりとりしましたが、煮詰まりません。
 なぜなら、もともとの考え方、たとえば国の通知についての解釈の違いがあるからです。どちらが間違っているということではなくて、どちらも正しいのです。
 AでもBでもいいと国が言っているので、理事者はAにしましたと言い、私はBにすべきと言っているのです。いくらやり取りしても詰まるはずがありません。

 議員になりたてのときは、がむしゃらに自分の意見を通そうと、理事者を説き伏せようと思いました。でも、理事者も私たち議員を説き伏せようとしますし、理事者が全くの間違いを言っているというわけでもありません。
 コップに水が半分も入っているとみるか、半分しか入っていないと見るかの違いです。現象としては同じだけれど、そこから生み出す方策や結論が違うのです。

 今は、質疑を何度か繰り返しても進展のない場合どうするかというと、質疑はやめます。そして、理事者の意見、説明を聞いても納得がいかない場合は、原則として反対しますし、納得がいかないけれど、そういう考え方もあるなぁと思うときは、意見をつけて賛成します。

 軟弱、優柔不断だとお叱りを受けるかもしれません。が、私がそう考える根底には、理事者だって、悪くしようと思って議案を提案しているのではないという善人主義に立っているからです。

 うまく、表現できませんが、毎回毎回、議案に真正面に向かっているからこその、悩みであり、判断であるとも思います。

 
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愛情物語

 午後から、下の息子といっしょに、メイシアターメイトのつどい「古谷充と懐かしのジャズシネマ」に行ってきました。シネマの文字がタイトルに入っているので、たぶん映画もあるのだろう。まあ、古谷さんの演奏を聴くだけでもいいし・・・というぐらいの気持ちで行きました。

 古谷さんのバンドによる演奏は、いつもながら迫力があり、軽妙なおしゃべりもあり、古谷さんのボーカルもあり、とても楽しいものでした。

 映画は、『愛情物語』というもので、名ピアニスト、エディ・デューチンを演じた伝記物語でした。古いフィルムでしたし、字幕スーパーも下のほうに見えにくい文字でした。息子は目が良くないので、字幕が読めないとのことでしたが、台詞(英語)はわりにゆっくりで、会話文なので難しい構文もなかったので、これはよいヒアリングの練習になると思いました。

 「妻の死、恋、息子との関係など、音楽家としてだけではなく、一人の人間として苦悩に満ちた生涯を送った男を描いた人間ドラマ」と映画紹介にありました。
 妻の突然の死も、自身の突然の死の宣告も、そして息子に自分の死期が近いことを伝える場面も、思わず涙がこぼれる場面ばかりでした。

 「まあ、時間も空いているし、音楽も映画も楽しめるから行ってみよう」程度の気持ちで出かけたのですが、素直な涙を流すこともできました。また、常任委員会中にたまっていたストレス解消、良い気分転換になりました。

 ここ数年、映画を観るのはテレビかビデオだけでしたが、大きなスクリーンで映画もたまには観るものだなぁと思いました。
 
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福祉環境常任委員会4日目

常任委員会の最後の審議は福祉保健部関係です。

 議案説明と資料請求で1時間半かかり、その後、すぐに資料作成作業に入ってもらうほうが良いだろうとの判断で、午後1時再開予定で昼休憩に入りました。が、1時の予定が2時にはできますので、と1時間延長され、2時になっても、まだ資料作成調整が済んでいませんので、ということでまた1時間延長。結局再開したのは3時過ぎでした。
 とにかく、それまで3日間の議案の量よりも福祉保健部の議案量が多く、説明時間も長くかかるし、各委員が請求する資料も数が多いのです。

 私も6つほど資料請求しましたが、請求した後すぐにどんな資料が必要か、どんな項目が入っていればいいのか、というような調整をしましたので、午後1時過ぎにはほとんど出来上がっていました。
 でも、資料請求の数は少なくても、その資料の中身が深い場合は、それだけ調整時間が長時間になります。そういう委員さんがいらしゃったということです。

 委員会を再開後、質疑が始まり、条例案や特別会計の予算案については、いくつかの質問はあるものの、まずまず順調に進みました。
 そして、福祉保健部本体の平成18年度当初予算についての質疑に入った途端、委員の質問と理事者の回答が平行線のままに見え、言葉と言葉が行きかうだけで、前に進みません。ちょっと進んだかと思うと、また、振り出しに戻ってしまうという状態です。

 少し、流れを変えようということもあったのか、委員長からの提案で、一旦質問を保留にしてもらって、他の委員の質問に入りました。私は質問と回答で半時間ぐらい係、他の委員も同様に半時間ぐらい、そしてもう一人の委員は少しだけ質疑を行いました。その後、夕ご飯休憩に入って、午後7時過ぎに再開。

 その後、保留していた委員さんの質疑が再開されましたが、またまた平行線のまま。10時半になっても終わりません。

 そこで、一旦休憩し、その間に質問委員と理事者、委員長で調整してもらって、ある一定の回答が出て、それで質問委員が納得できるならいちばんいいし、いつまでも平行線であるなら審議を打ち切ることもあり、ということになりました。

 そこからまた1時間あまり待って、ようやく11時半ごろ再開。質問委員が質問し、理事者が調整した回答を述べて、なんとか審議が終わりました。

 最終、市役所を出たのが午前0時。家に帰ってバタンキューでした。

 
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常任委員会 児童部

 常任委員会3日目は児童部の関係予算について審議です。

 まず提案説明があったあと、必要な資料を請求しました。
 私は、地域子育て支援センター拡充策について、母子家庭・父子家庭への施策についての資料請求を行いました。

 地域子育て支援センターは、吹田市の場合は公立保育園すべて、私立保育園の現在7園で取り組まれており、育児教室や、育児相談、育児サークル支援、育児情報提供など行っています。今後、私立保育園のすべてに広げようとしています。
 現状のデータを見せてもらったところ、育児相談件数が公立に比較し私立では少ないので、もっとPRが必要ではないかと尋ねました。
 回答としては、公立の場合は園行事に来たときに相談があったり、育児グループで交流したときにでた相談も件数に数えているとのことでした。私立の場合は、ほとんど純然たる相談件数だけを数えているので、一概に相談件数が少ないとはいえないとのとでした。

 *資料を提出してもらっても、条件の違う数値では単純比較できません。施策はすればいいというものではなくて、その施策がどんな効果があったのかを評価検討する必要があります。できるかぎり客観的で比較検討可能なデータ収集に勤めてほしいと思います。

 一人親家庭への助成は母子家庭のほうが父子家庭より施策メニューが多いです。それは、母子家庭のほうが父子家庭よりも経済的に貧しいということが背景にあるからです。でも、経済不況が続く健在、父子家庭であっても母子家庭とそう変らない収入しかない家庭もあります。
 児童扶養手当(18歳未満の子どもがいる母子家庭で所得が一定額以下の家庭にでる)制度は国の制度なので、父子家庭に拡大することはできない。市長会を通じて国に改善を要望している。とのことでした。
 でも、他の施策で国の施策にはないけれど、吹田市独自として行っているものもあるので、母子家庭と同様の所得制限以下の父子家庭にも同じように児童扶養手当を至急できるようにしてほしいと、意見をつけて賛成しました。

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急ピッチ

 前にお知らせした、千里山団地内に作られる駐輪場。もう少ししたらオープンします。今朝、雨が降り出す前にそばを通ったら、ほとんどできあがりの駐輪場が見えました。



 また、ここの駐輪場がオープンするのにあわせて、阪急電鉄用地に駐輪スペースがあったところの改修工事が始まるようです 聞くところによると、山田駅前のように一定時間は無料だけれど、それ以降は有料になる駐輪スペースになるとか・・・
 ともかく、千里山駅周辺がはやくきれいになったらいいなぁ
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ちさとの昔話

 むかしむかしあるところに、「ちさと」と呼ばれる館がありました。
「ちさと」はちさと山のみんなが待ちに待ってできた館でした。
長年待ったおかげで、館の一部に無料で借りれる部屋ができました。

 館に来た人は、みんなが愉しんでいるのを見たり、みんなは、館に立ち寄ったりしていました。
 どちらもwin&winの関係で、とてもうまくいってるなぁとみんなうれしく思っていました。

 ところが、西の館1階のなんでもできる部屋や昔のままの部屋は、部屋の中で何をしているか、館に入って案内板を見るまでわかりません。
 していることを、館に来た人だけでなく、道を歩いている人にも知ってもらいたい、いろんな人に観てもらいたい、みんなそう思っていました。

 あるとき、さっちゃんがちさと山のお茶屋でお団子を食べていると、「案内板を外に置くことができれば、いいんだけれど。ダメって言われたし・・・」と、つぶやきさんの大きなため息が聞こえてきました。

 さっちゃんは、つぶやきさんの気持ちがよくわかりました。これまでも案内板が外に無いのでわからずに通り過ぎ、「知っていたら見に行ったのに・・・」って思うことがあったからです。
 さっちゃんは、案内表示板を外に置くことがどうしてできないのか、とっても不思議でした。
 そこで、行動あるのみ! さっちゃんのアタックNo.1(アニメは関係ないって???)

 さっちゃんは、館の長さんに、提案しました。
○案内板を外においてはダメですか?いろんな人に観てもらえたら発表者はうれしいし、その人たちが館にも行ってもらえたら、館もうれしいよね。
○案内板を外に出しても、だれも盗っていかないよ。だって、看板はカバンに絶対入らない。(おじさんギャグで笑ってね)
○通り道の邪魔にならないところだったら、置けるよね。

 その日のうちに、館の長さんからお返事がありました。
○案内板を外に置いてもいいですよ。
○展示発表グループが作ったチラシがあれば、東の館1階と2階にあるラックに置けるようにしましょう。
 って、ね。

 さっちゃんはとてもうれしくなって、つぶやきさんにこのことを伝えました。
 つぶやきさんは、「へぇ~ほんまですか~」って喜びました。


<教訓>
 行政ってなかなか動かない、変らないことが多いけど、きちんと趣旨が伝わり、「なるほど」って納得すれば、迅速な判断、すばやい対応もできます。
 行政も捨てたもんじゃありません。
 
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常任委員会 環境部

 環境部の所管の会計について審議をしました。

 私はごみ減量策の成果についてと公園、道路、空き地などへの不法投棄の量とその対応策についてなどの資料請求をしました。

 ごみ減量策は、家庭系ごみ、事業系ごみ、いずれも地道な取組で、少しずつ減量してきています。今後も出前講座や事業者への直接指導など、お出かけ型の施策を通じて、ごみ減量をさらに進めてほしいと意見を述べました。

 不法投棄については、公園は緑化公園事務所、道路は道路管理課、空き地は環境部が対応しているそうです。持ち主が現れるまで待つのがいちばんいいのでしょうが、ごみがごみを呼ぶということもあるので、できるかぎり敏速に対応しているとのことです。
 ただ、いずれも公費を用いて不法投棄の処理をしているので、捨て得という状況になっています。そうならないように、よく捨てられる場所の近所の方に、目を光らせていただくとか、お願いすることも大切ではないかと思いました。

 また、他の議員さんの要求した資料で、これまでごみ収集を行っていた会社の一つが解散となったため、その地域を他の会社で平等に配分したとの地図資料がでました。それを見ると、一つの会社が収集する箇所がかなり吹田市内にばらばらにあったので、もっと地域分割を効率的にしたほうがいいのではないかと質問しました。
 回答としては、その地域を一日で回るのではなく、収集曜日を決めて、各会社担当地域を曜日別に分けて集めているので、たとえば一日で北から南まで収集して回ると言うことではない、とのことでした。
 しかし、分担地域については、効率的な収集経路を考えるためにも、再度検討したいとの回答が得られました。
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常任委員会 病院

 私の所属する福祉環境常任委員会の所管(担当)は病院会計と環境部、児童部、福祉保健部のそれぞれの一般会計、そして介護保険特別会計、介護老人保健施設特別会計です。

 委員会の一日目は病院会計の補正予算と当初予算について審議しました。

 10時過ぎに市長あいさつから始まり、病院事務局長による提案説明があり、その後、審議に必要な資料請求を行います。

 私は、病院職員の特殊勤務手当一覧、診療科別外来・入院患者数の推移、病院内保育園と病院駐車場の経費と収入の資料を請求しました。

 審議のポイントとしては、毎年約10数億円を一般会計から繰り入れなければやっていけない病院会計を、少しでも健全化する方策が無いかということです。
○特殊勤務手当については、よく似た状況で重なって支払っている手当がないかどうか?
○薬の処方箋がこれまで通常最大でも2週間分しかできなかったのが、条件によって長期間できるようになりました。(*)
一人当たりの診療回数が減り、外来収入が減った。この収入減を補う方策が無いのか?
○駐車場は経費よりも収入が多いので良いが、看護師さんのための院内保育所は費用の約10分の1しか収入が無い。利用者が看護師に限られるため、国の補助も無い。働く女性サポート施策としてはありがたいが、経費削減を求められる今、近くの公立保育園を活用できないのか?

 など質問しましたが、これといってすぐに経営健全化につながる方策がないのが現実でした。

 経営健全化計画を立てるとのことでしたので、経営健全化もさることながら、市立病院としての役割、存在価値(必要性)など、考えるべきだとの意見をつけて、議案には賛成しました。

*平成14年4月から施行された社会保険診療報酬等の改定により一部の医薬品(麻薬、向精神薬、発売1年以内の医薬品)を除き、慢性疾患の増加に伴い、薬剤投与期間に係る規制が原則、廃止されました。すなわち1回の薬剤の投与期間が医師の裁量に任されることになりました。

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凸面鏡で遊ぶ

 干支公園の近くに子どもが喜ぶものがもう一つあります。

 先日、まち歩きのときに写真をとりました。子どもが小さかったとき、干支公園で遊んだり、この凸面鏡に姿を写して遊んだりしたことを思い出しました。

 凸面鏡には、市営住宅の配置図画描かれています。こんなおしゃれな、遊び心満点の凸面鏡に配置図を描くってどなたのアイデアなんでしょうね。

 この市営住宅そのもののデザインも、ピンクとホワイトのストライプや、ブルーとホワイトのストライプの模様が壁を彩っていて、私は好きです。

 そして、高低差をうまく利用した各棟の配置もいいですね。千里山らしい建て方って思います。
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