ごっそりと野草を刈ったような緑の束を、友人が、名を伝えずにくれた。
シソかと思って受けとったのだったが、香りが微妙に違う。茎の形状も違う。
最初はネットで調べても名前がわからなかった。
でも美味しそうだから、お浸しとか炒め物にしようかな?
ということで、まずは味見で一枚、生で口に入れた。
個性的だった、かなり。舌が少しビーンとした。
これは、一度に大量には食べられないかも。
それでお浸しと炒め物案は取り下げ。
先日作って冷蔵庫にあった〈塩レモン&チリペッパー〉に混ぜ込んだ。
少しねかせたら、きっと美味しい調味料になると思う。
混ぜ込みながら、でもやっぱりこれが何なのか知りたいと思い、途中でもう一度検索。
ナギナタコウジュとわかった。茎の特徴も一致する。
アイヌ語ではエントというらしい。
そして薬学部の頁で見ると、これは効能が高い薬草であるとのこと。
そうか……。
少しだけ残っていた葉を、急いで網に入れて干した。お茶にするために。
ネット上のレシピに、塩レモンと唐辛子に混ぜ込む、というのはなかった。
もうしわけないことをした。……でも案外美味しいかもしれない。
葉の量としては1杯くらいしか作れないと思いますが、楽しみます!
コメントありがとうございます