昨日のことを忘れないうちに書こう。
午前中は町内会の打ち合わせ。
今年、組長さんなので。
終わり次第、車で1時間ほど走り、国宝犬山城の城下町にある武家屋敷での和楽器演奏会へ。
駐車場が満車で、ぐるぐる回った。
和楽器奏者を中心に、いろいろなジャンルの人が立ち替わり演奏する、ライブのようなものだ。
ライブハウスと違い、街中の武家屋敷なので、街歩きしている人がぶらりと入って聞いてくれるのが楽しい。
ご覧のように、座敷がステージだ。
これは主催者の方の演奏。
様々な楽器を所有され、演奏される。
この日も数種類の楽器を持ち込まれていた。
持ち時間が決まっているので、私も2曲だけ演奏した。
窓も開いているし、座敷での響き方も悪くない。
目に入ってくる景色から、イメージも湧いてくる。
この会場で演奏するのは、私は気に入っている。
ピアニストちゃんも駆けつけてくれて、私が持ち込んだ小さいキーボードで音出しをしてくれた。
演奏会を途中で失礼して、岐阜県関市の奥の方にある寺での演奏会へハシゴした。
ナビ任せで知らないところばかり。
走っても走っても着かない。
それでも走る、という感じだった。
演奏会はお世話になっている篠笛の先生の、三姉妹によるもの。
三人が生まれ育った土地の寺でのコンサートだった。
お客さんはお弟子さんや関係者ばかりではなく、寺の檀家さんや幼馴染の方なども多く、本堂が一杯になっていた。
お箏も加わった華やかな曲。
三人姉妹での演奏。
寺の庭に竹の灯りを灯して、歩きながら先生が演奏する、という場面もあった。
趣向を凝らしたプログラムが終わって本堂を降りると、満天の星。
久しぶりにあんな星空を見た。
コンサートのスタッフは息子さん、お嫁さん、お孫さんなど身内ばかり。
打ち上げは歩いて行ける三姉妹のご実家で、兄嫁さんによる手料理がずらーーーりと並んだ。
お箏の先生に続いて仏壇に手を合わせてご挨拶してから、ご馳走をいただいた。
たくさんの種類の煮物、漬物、山菜の天ぷら、揚げたての海老フライ、煮豆などに、最後は赤飯と五目おこわなど。
兄嫁さん心尽くしの煮物が、どれも本当に美味しかった。
三姉妹の兄は亡くなっているそうだが、その兄嫁さんが「あんたたち折角三人で笛をやってるなら、三人でやったら」と言ってくれたので演奏会をすることにしたのだそうだ。
温かいはなしだなぁ。
座敷机にずらりと並んだ料理は、子どもの頃に行った親戚の家の法事を思い出す。
法事といえば料理屋さんで仕出しを取ったり、お店に行ったり。
こんな料理を久しぶりに食べたなぁと感慨深かった。
筍と分厚い干し椎茸を甘辛く煮て、卵とじにしたのが本当に美味しかった。
あれは簡単にできるものではなく、手慣れなんだろうな。
レシピでできるものではない気がする味だった。
知らない遠いところに来たのに、お宅を出たら9時過ぎていた。
慣れない高速道路を夜走るので、気合いがいる。
交通量は少ないのだが、その分暗い💦
かといってスピード出し過ぎるのも怖い。
取り締まりも含め。
結局は1時間ちょっとで帰宅できたのだが、用事が続いた一日だったので、早く風呂など済まさないと目が冴えて夜更かししちゃうパターンになる。
それで力を振り絞って、寝た‼️
濃い一日が明けて、今朝は社協の総会と部会。
忘れずに行けたし、回覧板は回せたし、ドレスも片付けたし、諸連絡も進んだ。
今日は夏のように暑かったね。
そして、何かの花粉で鼻をかみ続ける一日だった。
終わったんじゃないのか。
風が強い日は、まだいかん。