羅臼昆布

大阪人の味の基本は昆布。
うどんも鍋も味噌汁も、昆布が無いとダメ。
昆布を水を入れた鍋に浸け、
2時間くらい置いて火を点け、
沸騰するギリギリ手前で引き出す。
たったそれだけで、簡単に出汁が取れる。

後は味噌汁やうどんならいりこ(煮干)
蕎麦や天つゆなら鰹節で。

最近はホンダシとかだしの素とか、便利なもんがあるけど、やっぱりちゃんと取った出汁にはかなわない。

最近は天然の昆布や天日で干した昆布は
手にいれるの難しくなった。
でも養殖もんでも遜色無いな。
曲げたらポキンと折れちゃうけどね。

それにしても乾物屋って減ったね。
みんな買わないのかな？
和食の味は昆布で決まるのにね。
インスタントな時代になったもんだ。

画像は羅臼昆布の天然3年もの（勿論天日干）
羅臼昆布は出汁に色がつくけど、とってもいい味が取れる。
是非