<作文>
空想
(R・K)
空想。空想ということばは、僕に一番あてはまる言葉だ。空想は僕の親身の友だ。こうして作文を書いていても窓から見る雲、雪、木、地面と、あらゆるところから空想は泉のようにわきでてくる。
現実からはなれている自分、声をかけられて、夢からさめたような気持ちで、ぼうっとしている僕。空想にもいろいろの空想がある。
一つに時間中に空想にひたることがある。が、この時の空想にスリルがあってなかなかおもしろい。一つは、真っ暗なところで、一人になった時、空想にひたる。この空想は武器だ。
一つは、たった一人で自然を見ながらの空想は宝物。その時その時による空想は、ほんとうの親友だ。だから、一人っきりで、空想にひたることが一番の小さな希望であり大きな希望である。
僕はどんな小さいことでも空想にえがいて喜び,楽しむような心を養っている。あるときは、大きなのぞみである空想は、僕の友であり、この親友を永久に心の中にきざみこんでおきたい。
☆ ☆
自分には空想力や想像力(創造力)といったものが、甚だ乏しい。だが、空想は希望だという気持ちは分かるような気がする。
振り返ってみれば、小さい希望にせよ大きい希望にせよ、希望があったからこそ、色々な困難を乗り越えて今日まで何とか頑張ってこられたに違いない。
これからも、ささやかな希望であっても、それを目標にしながら、ゆっくりと歩んでいきたいと思う。