5月3日、青森県大湊港(真砂町岸壁)入港。
ここでも、盛大な歓迎を受ける。
佐井港。岸壁の絵は学生たちが描いたものだという。
観光船で名勝、国指定天然記念物「仏ケ浦」へ。
奇岩には、それぞれ名前が付けられている。如来の首、五百羅漢、一つ仏、親子岩
十三仏観音岩、天竜岩、地蔵堂、極楽浜など。これらを総称して「仏ケ浦」という。
約2kmにわたって、風雨と荒波で浸食された白緑色の凝灰岩が続く海岸で、こんな
光景は初めて見た。
文人・大町桂月は大正11年9月、道なき道を分け入り、
「神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀 人の世ならぬ処なりけり」(歌碑)
と詠んだ 。これにより、仏ケ浦が世に知られるようになった。
古くは、「 ほとけうだ」「ほとけうた」と呼んでいた。
まさに、絶景だ!