登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

なんでも話してくれるようになりました 会報ふれんず260号 より

2021-12-13 09:48:50 | 会報「ふれんず」から

親の会 報告 から

1 なんでも話してくれるようになりました 

: 中3の娘です。目指す高校があります。共通テストの結果が悪くて「どうしよう」となりましたが、大学生の姉がテストの解答内容を分析してくれて、「わかっているけど詰めが甘い。しっかり身についていないから間違えている。まだ間に合うけど、頑張らないといけない」と言って、勉強をみてくれています。この大学生の娘も自分の事で精一杯なんだけど、「希望の学校に合格した時の喜びを、妹にも味わわせたい」と言っています。妹の方も、塾の数学を増やしたり、勉強する場所を工夫して頑張っています。

進行: 目標を持って頑張っておられるんですね。

: うちは、支援センターに行っていたんですが、回りの環境で勉強に集中できなかったり、本人の方向性と違ってきて、焦りが強くなって、今は行っていません。(出席日数のためには)学校に行くしかないんですが、行きたくないので、保健室登校をしています。
  「今は簡単に諦めたりしなくなった」と本人が言っています。成長しました。

進行: 娘さんの体調はどうですか?

: 以前はいろいろあったけど、今は安定しています。私は娘に「悲しいことや頭にきたことを、自分の内に込めてしまわないようにしてほしい。お母さんでよければぶつけていいよ」と言っています。実際言ってくることがあります。一番下の娘は特に感受性も強くて起伏も大きいけど、なんでも話してくれるようになりました。「お母さんはそのくらいの器はあるよ、何でも言って」と言っています。

進行: 親子の会話が出来ていますね。

: 長男もよく話してくれます。みんなそれなりに成長しました。悩んだことで成長した。「悩むことが出来るのは幸せ」と、今日も長男に伝えました。

進行: 娘さんは、「この学校を目指す」と言って、体も動いておられるようですが。

: よほど受かりたいんだと思います。どうしても夢を叶えたいという思いで、自分の心と体にむち打っているところもあると思います。精神的には辛いと思います。

コメント
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