南京4日め、きょうはふたつ、講演と講義である。夕べの南京から淮安まで高速道路で2時間であった。教師宿舎でゆっくり休んだ。外気が冷たい。7時前に起きて校内を散歩する。ここ南方学院は開発区にある2、1年生の校舎である。あたらしく配置されたキャンパスはきれいだ。あとでわかったのは学生寮と宿舎の一画を歩いただけであった。どこも広いので、現在位置を見失う。グランドの方で勇ましい、朝を告げる音楽が流れていて、7時になると学生たちが出てきて、体操を始めた。久しぶりの中国の大学らしい風景だった。食堂で食事をして、9時20分に淮安市内に出かける出迎えをうけて、日本語科の先生の運転で淮陰師範学院に行った。淮安の地名は、もと、淮陰であったそうだ。淮安に周恩来のふるさとがあることから、その名をとるようになった。淮陰は古い地名で歴史の名勝である。9時半から1時間半ということで講演が始まった。学生がいっぱいになった教室で緊張して話をした。なんとか終えて、院長招待の昼食に向かった。 . . . 本文を読む