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ちょっかい、大きな世話

2015-04-16 | 日本語あれこれ百科
ちょっかいとは、ちょっと、掻く、それをあわせて、ちょっかい、というふうになったと説明がある。猫の手をまねて、その引っ掻く仕草だそうである。それがなぜか、女性に言い寄ることを、ちょっかいをかける、ちょっかいをだす、と用いるようになった。そのちょっかいには、また、よけいな世話を焼く、という語義を解説する。大きなお世話にはならないが、世話を焼くことにはなる。そうなると、ちょっかいは、どんなふうになっていくだろう。おせっかい、という類語も上げているので、御節介者、御節介やき、とは、でしゃばりであり、いらぬ世話を焼く、とまである。節介は、本来、節操を堅く守り、世俗に流されないこと、ということだから、これまた、文字づかいには当て字かとも言う。お節介の語源は、切匙、狭匙、せっかい の説がある。 切匙とは、擂鉢などの内側に着いたものを掻き落とすこと。さて、ちょっかいを出して、世話を焼いて、大きなお世話だね、となると、この、おせっかいもの!となるわけである。 . . . 本文を読む