川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

地球は俺の遊園地・・・三浦雄一郎

2008年05月31日 | 川柳

      75歳地球は俺の遊園地  雄一郎  
              
            ホント、すごい方です。

 登っちゃいましたエベレスト。心臓が悪いにもかかわらず必ずやり遂げるスキー冒険家と人は言うけど・・そうかな?

日本ではじめてノルディックスキーを履いた父敬三氏(102歳没)も天で喜んでいたろうなあ・・。

次男の豪太氏は途中、幻覚を見るようになって脳浮種になり下山をされたといいます。懸命な決断でしたね。残念でしたがいのちあってのモノダネ。

三浦雄一郎さんの講演会を以前聞いたことがあり、ともかくすごいパワーと人間の限界を超えたオーラを感じていただけに、三浦雄一郎氏には、特別な畏敬を持っていました・・・宇宙に一番近いエベレスト(8848m)山頂に立った画像を見ながら・・エベレストを目指しながら志半ばで山で遭難して,
あの世の山へルートを違えて逝っちゃった小樽の西さん、それをフィアンセが後を追ってあの世で結婚した二人がいたっけ。山男も罪だやね。

     なぜ山に人間は登るのか?・・そこに山があるからさ。

      永遠のテーマです。ホントはなんだべ(北海道弁)

   ところで、三浦雄一郎志はもうとっくに、生きたお釈迦様以上ですよ。

荒行・苦行あらゆる困難を克服して世界7大陸を征服してスキーの直滑降までやっちゃったんだから。

今、読んでいる瀬戸内寂聴さんのエッセイの中に、三浦雄一郎氏そのもののような文章がありました。SOREHA。

(わたしたちの人間の生かされている地球もまた、星のひとつにすぎず、人間はその星の中で、わずか100年にも満たない生命を与えられ、あくせくしているのだと思うと、人間の魂を三世にわたって生きるものと、教えてくださった釈迦の慈悲に頭を垂れずにはいられません。「自分を灯明として生きよ」というお釈迦様のご遺言は、ひとりひとりの心に光を持てと、諭されたのでしょう。)

          と、いう文節がぴったりな三浦雄一郎志。

敬二・豪太・雄大・三浦ファミリーのチャレンジに似合う賞賛の言葉をわたしは知らない。

このファミリーのために捧げるステキでブラボーな新語を日本語学者の方に創っていただきたいと思いまーす。いくらでも創れるだよ!だに!(静岡弁)

      雄一郎志が一番最初にエベレストに登ったときの逸話。

 直滑降でパラシュートが「開かない」と宇宙工学の世界の権威3名がアメリカのNASAで、「やめなさい!」と三浦雄一郎志が告げられたけれど・・それを振り切ってエベレストに挑戦したのです。

        実際にはパラシュートが開いたのです。

          信念は、エベレストをも徹す。(凡人は岩)

そして、エベレストで転倒し、クレパスに体がもう少しで滑落しそうになったときに、はずれた片方のスキーが自分の頭上に降りて来ました。

そのスキーを片手でキャッチしてそのスキーのエッジで身体を支えながら、宙ぶらりんで何時間も救助を待ったんですって!!腕が良くちぎれないでいたものです。

そして、クレパスに滑落せず九死に一生を得たと・・ご本人の言葉で聞いていたとき「不可能を可能にすることが人間はできるのです!」と力強いメーセージをいただいた東京品川パシフィックホテルの大広間。

 1千人の聴衆の前での三浦雄一郎志がかもしだすエネルギーはすごかった。 

 またまたエベレスト登頂で感動させていただいて・・ありがとうございます。

 もう一度聞きたいなー!・・宇宙に一番近いところに立った男のマル秘のお話。

「まだいろんな質問があったら・・僕はまだここにいますから遠慮なく来てください!!僕は皆さんを待っています・・一緒にもっともっと語りましょう!!・・」

          の、あの姿は忘れられないなー・・・。
                 
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ののののののって・・いいの・いいの

2008年05月30日 | 川柳

    題「新聞」  新聞で折ったカブトに父が見え   光子

 小樽川柳社「こなゆき」で入選していた、親友の句です。
一年ほど前に川柳に手を染めて、こつこつ句を作っています。

  それが、初心者にしては何句も入選しているので、たいしたもんだね。

     91歳で亡くなった父親を思い出して作っていたんだね。
  一人っ子だったから・・・泣きながら創ったんではないべか(北海道弁)
               
「こなゆき」の羅針盤というページに石井有人氏の随筆が目に止まりました。
抜粋・・。

 人間関係を和やかにするのに、「の」の字が大切な役割を果たしている。例えば「ああ今日は疲れた」と言った時に、知らん顔してその言葉を聞き流さないで、できれば「ああそう、疲れたの」と相手の気持ちを受け入れ、理解しているよというサインを送ってあげたら喜ばれると思う。

 私達はとかく自分本位になりがちで、共感する前に自己主張しがちである。

従って「慰めてくれなくてもいい。ただ傍にいて下さい」と相手に言わせるようなやさしさを示すことがたいせつである。そしてさらに「悲しいの」「苦しいの」などの言葉を添えてあげたら、結果として相手も自分も救われるに違いない。

・・・ 親友も私も、「疲れた」という言葉がタブーのスポーツ界と仕事界にいたせいなのか・・「疲れた・・」と人から聞くのが異常に不得手であります。

「疲れた」と聞くと・・ほとんど自然に「無視」かも知れない。
「疲れた・・疲れた・・」という人にまともな人がいない。という観念が強い。

     けれども、今は二人ともたそがれ時のオンナガッチャマン。

たそがれ時のスローライフに合わせて、のの字を書いて、ののののと練習しなければならない「の」そうな「の」大変な「の」ののののの。

石井先生は高校時代に、白衣を着て外人のような風貌でしたが・・今、先生の文筆に出会うなんて・・とっても、うれしい「の」高校時代にワープするようでたまんない「の」。

今一番ほっとしているのは、当時は三無主義で先生と、生徒は大人の関係を保った
校風だったし。
教師がいつもデモに出ていたり、生徒会との対立。先生同士も保守革新で対立していたと言います。

したがって、石井先生にはご迷惑はかけていなかった生徒でしたので、ラッキーだった「の」。

7月北海道川柳大会よろしくお願いします!

きょうやっと、投句しました。締め切りぎりぎりだった「の」ののののの。
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いざ!アフリカへ・・観光なら行きたいな

2008年05月29日 | 川柳

     アフリカの窓へ垂らした円の夢  

 第4回アフリカ開発会議(TICAD)が28日横浜で開幕。
福田首相は開会式の演説でアフリカ向け政府開発援助(ODA)を5年後の2012年までに倍増させる目標を正式表明し、円借款を5年間の累計で最大40億ドル供与して道路網などインフラ整備を進める方針を打ち出した。

 また国際協力銀行に5年間で25億ドルの「アフリカ投資倍増支援基金」を新設するほか、無償援助、技術協力も5年間で倍増させる考えを示した。(道新)

 福ちゃん・・やりますねー・・。ちゃんと福祉で寄付をして、今度はアフリカへの経済投資で大企業の経済のシェアをひろげていますね。経団連が喜んでいますね。

    日本が、アフリカの経済投資で世界で一歩リードでしょうか。

     インフラ整備なら、世界一のニッポンチャチャチャ・・。

アメリカの公共事業では、いつ整備ができるかわからない仕事感の公共事業ですので・・アフリカにもこれから日本の素晴らしい技術も教育指導されていくのでしょうね。

         福ちゃん株をあげましたね!経済界に。

サミットでも、2050年までに温室ガス削減50パーセントなどといっています。

 車会社が喜びますね。将来はエコカーでガソリンが従来の3分の1で消費されている現状が、国上げて規制をかけて、○○年度までに日本中エコカーで制度化させると日本は劇的に「環境立国」になります。

 環境問題も「経済」の側面で見ると、日本のお家芸の技術ばかりです。

         軍需産業に強い三菱系が台頭しています。

     ところで福ちゃん・・日本国内はどうなるんでしょうか?

      国内が病んでいるときは、外の世界に国民へ希望を抱かせる。

          戦争じゃないから・・いいね!とっても。

        オバマ大統領が出現したら、安保の問題の是正。
     アフリカの諸問題を協力できるのではないでしょうか・・・。

アフリカは、奴隷船でアメリカに売られてきた歴史の中に埋もれているのは、奴隷船がアメリカ本土に到着する前に、大西洋沖で何万人も死んでいます。

      それを弔う、世界巡礼の旅に知人も一部参加しました。

    奴隷制の歴史はない日本。雅でいいやねー・・。チャチャチャ!

こんなちっちゃな日本が、あの大きいアフリカを援助するって・・良く考えたら 、この日本って・・偉大な国だったんですね。・・詐欺国家ではあるけれど。
         いざ!アフリカへ!観光なら行きたいな!

         
  ところで、家のご近所のタンザニアの若いお嫁さんの姿が最近見られない

         ・・アフリカへ帰っちゃったのかなー・・。
                  
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にせもの

2008年05月28日 | 川柳

          にせものと本物のたまねぎを剥く

           7月句会の席題「にせもの」

 池さとし氏が順番の選者だったのが、課題の選者とぶつかっているので、急遽私に選者をせよ!という編集部からの指示でありました。

「にせもの」と御題をつけた、さとし氏でありますが・・私にとって、難儀な選考になっちゃうな。

        私なら「ほんもの」と題をつけたいところです。

さとし氏の生涯にとっていつも、大きな川柳のたましいの壁だったのが「にせもの」の諸事だったのかも知れない。

本物志向がとてつもなく強い氏であるからして、人一倍「にせもの」と対峙してきた人生であったろうと、そこそこ推察ができようものです。

ある人は私に「本物と付き合いなさい」と遺言を残された女性もおられれば、現役の女性経営者には「にせものと付き合わなければ本物がわかりませんよ。」とアドバイスをされる。

それこそ、虚と実のあわいで生きるのが人間なのだと、岡崎守氏の言葉を思い出す。

 自分が本物か、にせものなのかは自己判断意外に方法はあるまいと思います。

        自問自答するしか、答えがないのであります。

         本物志向であっても、人間は所詮駄馬。

駄馬の自覚があればこそ、白いペガサスの夢を見て自己啓発に挑むのかも知れません。

選者として見落としてならないのは、この題「にせもの」は、

   にせものの中に潜む、真実。にせものの中でうがつ「ほんもの」

         本物の風体の中にある「にせもの」

     さすが、北海道川柳界のいぶしギンさとし氏の「出題」

   選考に当たる、このにせものの私が選ぶのですからどうなることか?

         30分一本勝負で、130句と対峙する。

    この心地よい緊張感と、瞬発力がたまらなく好きなのです。

          本物の句だけは、見逃すまい。

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ニッポンの孤児を育てたチャイニーズ

2008年05月26日 | 川柳

        ニッポンの孤児を育てたチャイニーズ

      四川省の大地震で孤児になられた多くのこどもたち。

     テレビ画面に映し出されるのをただ、見ているしかない私。

そして、私達は不幸な出来事を認知しながら、自分の幸せが何であるのかを教えられるのかも知れません。

       父母がいる、夫がいる、こどもがいて、孫がいる。

 当たり前と思っている光景が、一瞬のうちに「無明の光」となってしまったなら
なんとしよう・・。

 私は、一人娘に何度か言ったことのある、たったひとつの彼女への母としての贈り物があります。

 それは、「ママがねー・・今、戦争になって兵隊さんにママとあなた(娘)のうちどちらかひとりしか生きさせない・・と言われたら・・ママが死ぬからね・・」と仮想を話したことがあります。
娘は、「わたしは、その時にならなければわからない・・」という、正しい答えをしていました。

 そう・・「その時に、ならなければわからないはずです。」娘が賢い。

けれど、そういう事態になることがあってはならないから、時事の流れはきちんと見つめなければいけません。

こんな仮想のお話からこぼれる、お隣に住む、藤田のおばちゃんという優しくて心の広いご婦人がおります。

        もう、27年来お隣でお世話になっております。

 おばちゃんは、満州で終戦の一年前に父母を続けて病気で亡くされました。

満州を日本が統治して、満蒙政策という日本人に広い土地を与えて、移住する政策を斡旋され、そして、過酷な農地開墾の疲れがたかって父母が亡くなったのです。

  終戦になっても、父母のいない3人のこども達。満州におかれた日本孤児です。

 ソ連軍が満州を制圧に来た時に、このこども達はソ連軍の捕虜となりました。

            藤田のおばちゃんは言います。

その時に、自分達のことをいつも心配してくれたのは、ご近所に住む中国人だったと言います。
こどもを、日本に連れて逃げることは当時は大変過酷で難しかったといいます。

自分の子供を、本土に連れて行かれず、日本の兵隊さんが親に見せないように・・どれほど・・殺されたことでしょう・・。

  中国残留孤児は、中国人に育てられた、まぎれもない「恩恵」だと思います。
          それは、殺されずに済んだからです。

         そして、お隣の藤田のおばちゃんです。

10歳になった女の子は、頭を剃り、顔に泥を塗り男の子のように振舞いながらソ連の捕虜収容所に入れられたといいます。(そのようにしなければ女性が危ない)

  体中に、しらみがわくのでDDTをいつもふりかけられていたと言います。

これ以上は、書くのはやめますが、そんな思いをした日本人孤児が中国で生きてソ連の収容所から、生還して帰ってきた人がいるということの現実。

    あなたの、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん。

           隣のおじいちゃん、おばあちゃん。

   日本のすみずみに、今なお戦争の傷が癒えずにいる人々の多さよ。

今の、日本の社会の乱れと、その内在されたトラウマの現象が違う形で噴出しているのかも知れません。      
            ところで、このおばちゃん。
今、中国の大地震のこども達のために「祈り」募金活動の先頭に立っていますよ。

(この事実を社会に残して知らせて欲しいというおばちゃんの意思で書かせていただきました。)

        物事は、今の事象で右往左往してはなりません。

       親子3代、4代で思考する日本人になりましょうね・・。

            困った時は、お互い様です。
      
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心を込めて花束wo・・桑田サザンへ

2008年05月25日 | 川柳

 サザンオールスターズが無期限活動停止宣言をしてから、ちっと時間が流れましたね。

《気分しだいで責めないで》って感じでしょうか・・。無期限って定義が永遠じゃないし、「期限付きでもないし」いつ又、桑田イズムが雅楽の奏者を引き連れて日本音楽界にこどもから大人にずーっと残される「大作」を引っさげて再登場されるかも知れません。

《津波》のように、目くるめく桑田ヒットメーカーマシーンは良くここまで走り続けたものだと思いますね。《勝手にシンドバット》でいい加減にやって来なかった30年。すごいことだね!!《いなせなロコモーション》ゆっくり充電しながら・・本当の「桑田音楽」を充実させていただきたいものです。
 《いとしのエリー》は、原由子ちゃまへのプロポーズの曲でしたっけ・・。

 ある意味、音楽界の「太宰治」。道化の華のような深淵もある桑田哲学。

 社長でもあり、リーダーでもあり、歌い手、クリエーター、ひっくるめて『エンターテイメント』『総合プロデューサー』まだまだ・・自己開花し続けていく創造人。全身全霊で歌う彼も「鶴の恩返し」の格好でファンにプレゼントをしました。

私も「津波」以降大ファンになり、歌いながら『真夏の果実』のような気分でメドレーをみんなで、歌いまくったね。盛り上がったね!
とうとう・・コンサートは見られなかったけれど・・ノープロブラム。

すごい桑田作家が・・帰ってきますよ。「日本人の音楽シーンを大成させた姿で・・」

《心を込めて花束を》(全国の結婚披露宴でこの曲が流されましたね)

夢追う無邪気な子供の頃に
叱られた理由(わけ)が、今解るの
今日まで幸せくれた
パパとママに花束を

若さにまかせて家を出たとき 
励ます言葉が 身にしみたよ
どんなに 背伸びをしても
腕の中で 甘えてた
期待どうりの 僕じゃないけど
すばらしい 女性(ひと)に出逢えた
もしも涙が 溢れそうなら
ごめんね 何も言えなくて

笑顔の中には 淋しさもある
幸せの意味を憂うばかり
愛する この女性(ひと)ならば
辛いことも 分け合える

期待どおりの 僕じゃないけど
人並みに愛を 叶えた
もしも涙が 溢れそうなら
時間をとめて 頬寄せて

心を込めて 花束を

   ゆっくり休んで、人生を大成させた桑田作品に挑んで欲しいですね。

それにしても、いつもファンへの演出が上手なサザンへ・・花束を!

   

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アフリカに愛の木がたわわに・・・実りますように!

2008年05月24日 | 川柳

          病院に藁(わら)一本が置いてある

 誰の句だったか、忘れてしまいましたが・・病気になれば、生きたくて藁(わら)一本でもすがりたくなる人間の本能なのでしょう。

それが我が子の生命なら、か細い何の役にもならなさそうな「藁」一本でさえも「こどもを助けて欲しい!」とすがりたくなるのでしょう。

 福田首相(福ちゃん)が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金・本部ジュネーブ)が都内で開いた国際シンポジュウムで、2009年以降の数年間で同基金に5億600万ドル(約582億円)を拠出する方針を表明したそうです。

 首相は挨拶で、「3大感染症と戦う世界中の人々を支援することは、日本が重んじる『人間の安全保障』の実現につながる」と強調したという。

 また、感染症対策について、途上国における保建システム強化が不可欠だとしたうえで、北海道洞爺湖サミットの重要課題と位置づける意向をしめしたという。

02年に設立された同基金には、これまでに総額104億ドルが拠出されているという。
(主にアフリカ支援)

 世界の「安全な国ランキング5位の日本」も、なかなか「思い切り良くポーン・・」とサミット前にイ二シアティブをとりましたんねーえ・・福ちゃん!

 小泉内閣の時、官房長官を辞任した理由がよーく見えてきましたねー・・。後期高齢者医療制度だって、福ちゃんのせいじゃないんだよ~ん。

「日本は平和憲法っていう、世界最高の憲法があるってことを・・世界にアピールするチャンスだべさ(北海道弁)そうだべさ、よっこいしょ!」

 20世紀のジャパネスク敗戦シンドローム時代は終結させて、世界がこの地球を一つ一つクリーニングしていく世紀に入っているって日本が議長国でアピールできるんだよねー・・。

         福ちゃんがんばれ!ポンポコリン!

「人は死して名を残す」って言うけれど・・福ちゃんの場合は「福ちゃんは死してたぬきの皮を残す、ポンポコリン・・」。

あとは、そのどーんと寄付したお金の「使途」を、きっちり見守っていただきたいものです。

     だって、そうでしょう・・私たちの税金。myTAXですから。

アフリカに福ちゃんのモニュメントが出来そうですが、それは、OH!まちがいのクレージーですよ。

    日本国民が拠出したマネー・・TAXであることを誇りにしましょう。

  20年後くらいに、アフリカから日本が助けられることにもつながります。

 こんなことがありました。

 北海道道南の厚沢部というメークインのジャガイモの名産地で、森林業を営む知人が植樹の仕事をしていました。彼が言うことには「この木を植えても伐採するまで60年はかかるんだあ・・」とふと漏らしたときに私は深い感動を覚えました。

「息子の代で・・切れるかなー・・」

今している仕事の成果がでるのが・・50年60年かかる仕事があることを教えられたのです。
  アフリカに、愛の木(人々の命)が生え、うれしい笑顔の実がたわわに連なればいいですね!

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5月の風を詠む

2008年05月22日 | 川柳

     人間を掴めば風が手に残り  田中五呂八

 北海道詩性川柳を、中央の川柳界に「真理は平凡ではないが、平凡な中に真理がある」という「新生命主義」を小樽から発信し続けました。(明治28年生~昭和2年没)

   私は小樽生まれですので、ことの他この句には惹かれてしまいます。

 現在もその伝統を守りながら、日々革新されておられる小樽川柳社の主幹も、私の高校時代の科学の先生だと知りました。その主幹の句碑を作られたのも日本を代表する版画家の一原有徳氏であり、人間の縁(えにし)の風は人知れず喜びも、嬉しさをも運んで来るようです。

 視線の風をちょっと、太平洋をまたいでアメリカに移すと、オバマさん、クリントンさんの民主党の代表大統領候補の戦いが今年の1月から8月まで繰り広げられるというのですから、「タフだなー・・きついなー・・しんどいなー・・」と、感じてしまいます。昨日のトピックスでは、過半数を確保したそうなオバマ氏。

大統領になった暁(あかつき)には、ロシアと話し合って「核の廃絶」をしたいと訴えていらっしゃるようです。個人的には日本の片隅で応援してみたいですが、これは「暗殺」されるのではないかと「誰でもが思っていることでしょう」

 この地球の自然の摂理の軸とは反対に、人間のか弱き権力者達は地球の軸も、歴史もゆがませて回すことがお好きなようです。

 本物の智者の権力者ならば、自然の摂理も、歴史の間違いもしっかり学んでいるはずです。

もし、大統領がオバマ氏になったら「オバマ氏を殺すな!!]と、世界のブロガーは発信して行きましょう!!大きな力になります。

       「日本をこれ以上植民地化させないためにも。」

   昔、マルコムXという黒人指導者がアメリカで暗殺されました。
     非暴力を貫いたアーサーキング牧師も暗殺されました。
    過激でも、平和ノーベル賞をいただいても暗殺されるのです。

 当時の黒人にとっては、偉大な指導者達であり、こころのよりどころでもあったようです。
 人種問題は日本に住んでいると余り感じられない問題ですが、アメリカではまだまだ根深い問題であります。(世界でもと言っていいのでしょう)

      黒人とヒスパニックとの関係も余り良くありません。

    ところで、世界で一番強靭な権力者とは誰でしょうか?

 それは、政治家などではなく、いつの時代も権力の黒幕の後ろで一国の大統領をマル秘に殺せる組織なのではないでしょうか。(世界中の首相も殺せるということです。)

 私たちには、一見関連性の無いような問題に感じますが、日本のこの1500兆円にも上る債務は、「国民が・・浪費したツケでしょうか?」国家が、公共事業の予算を1として決済をした挙句に、事業が終了した時には10倍になっていたという国家的常識が通用していたことが大きな原因でもあります。

  そして、本当の我が母国・・アメリカ!への上納金ではないですか・・。
                         (うがちです)

 それから、日本中の造船業界は、これから10年分の受注があるといいます。

 H造船所も220隻を超える受注があるといいます。一年に3・4隻だったタンカーの生産量も年間7台くらい作れるようになったようです。

同じ形式のタンカーが続々作られている。中東では日本車が前年の45㌫の売り上げ増だという。アメリカでは原発を作る国家予算計画に60兆円を見込んでいるといいます。

       昨日「宇宙法」が国会で成立しました。
  どれだけの国民の税金のエネルギーを吸い上げればいいのでしょうか?

(国民の税金埋蔵量の指数を試算してから支出することを知らない・ニッポンチャ チャチャ・・楽観主義だわー・・)

(ロシアでも、戦後日本でもあった貴族から資産を解体させる、現代バージョン  で、日本の富裕層解体まで・・税金の手がのびませんかねえ・・)

 国民生活より、国家あっての時代がより明白になって来ました。

 いいとか、悪いとかを論ずるのではなく、この今の日本の現状と、未来を透徹して大所高所から川柳を作らねばと感じています。

            人間を掴めば風が手に残り

 自分自身も心もとないのですから、何かいやな事があったら「人間ってこんなものさ・・」と思えばまた、いい人間の風に出会えます。

 函館の5月の風は、百花繚乱の花のオンパレードをさわやかに揺らしています。

   5月の北海道の風へ「出逢い」に来ませんか!

               
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空気読んで・・吸って・・PR

2008年05月21日 | 川柳

  「空気読め!!」それより部下の気持ち読め!!  のり

     第一生命主催 サラりーマン川柳、今年の大賞句です。

   流行語の関連から、サラリーマンの本音を言い得ての大賞です。

     空気読め そりゃーあなた吸うものよ

 と、つい返歌したくなります。それもそのはず、このように言葉の意味が変わってくると世代間で、コミニュケーショントラブルが発生します。

「空気」が吐いたり,吸ったりする呼吸系の会話であったのが、「読む」という慣用語に変わっていくと、・・・

「ママって空気読めないね・・!」こども
「空気は・・吸うものよ・・吐くものよ・・空気で本は読めません!」ママ
「だから・・空気読めないって言ってるの・・」こども
「だから・・空気で本が読めたらおばけでしょう!・・」ママ
「だから・・ママは状況判断できないって言ってるの!。」こども
「それならそれと・・チャンと言ってくれなきゃ・・やばいでしょう・・」ママ
「やばいって・・それがやばい・・?」こども
「やばいでしょう・・そんなことば・・」ママ
「やばいって・・ママそれ違う・・使い方だよ・・」こども
「やばいって・・まずいってことを言っているの・・」ママ
「やばいって・・やばく美味しい・・すごくっていう意味だよ・・ボケちゃうの?」こども
「あなたに・・ボケとは言われたくはないわねー・・」ママ

 川柳では、言葉の許容量・受容能力はとても高く「やばい」も「空気読む」も新語、流行語として「今どきの若者は・・」などと言う方にはめったにお目にかからないシーンなのです。

 今使用している私たちの日本語も、そのほとんどはこのように進化、変化していることを知っているからなのでしょう。

「ママ空気読めないんだから・・」こども
「ごめん・・」ママ
「このトントロ・・やばくおいしい・・!!」こども
「ほんと・・やばく・・おいしいわー・・!」ママ

       以上4行は、私とこどもの会話であります。

「老いては造語に従え・・・」流行語をいかに調理するかが、川柳の創りどころ落としどころでございます。

      時代は、兎にも角にもひとたびも留まることはありません。
       野卑な言葉はちゃんとアドバイスした上で、

       柔軟な脳みそで、若者言葉に理解を示して行きましょう!

「PR」ってパブリックリレーションズ→公共との良好な関係づくりという短縮語だそうです。KYの次にまた覚えました・・エヘン!・・。

 今日から、函館地方裁判所前に、「裁判員制度カウントダウン365日前」という看板が掲げられました。「PR」です。日本の中でも画期的な取り組みだそうです。やったぜ!・・函館地方裁判所。今晩のニュースに出ますよ!。

 朝から、その仕事でスタッフは報道関係のテレビカメラの前で大変だったそうです。(時々、ニュースや映画の撮影の仕事が入ります)

        これは自社「PR」でしたね。やばくなーい!

クイックme!(これはスラング)

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どさんこ(道産子)川柳のお通りだーい!

2008年05月20日 | 川柳

題「消しゴム」   ○消しゴムを使わずエコだ集中だ 有裕
                     (ウトナイ小学校3年苫小牧)

 北海道新聞社が主催した「春の学校川柳大賞」が朝刊に載っておりました。
北海道川柳連盟の斉藤大雄会長と北海道学校図書館協会の貴戸和彦会長の審査により、大賞5句、優秀賞20句が選ばれました。

全道から小学校・中学校・高校と合計で4896句の応募があったそうです。

その中で、小学校3年生が大賞なのですから、「川柳」っておもしろいですね!

どんなに逆立ちしても、普段は高校生に勝てっこない小学校3年生が勝てるのも
「川柳」ならではの、「特徴」でもあります。
私が選者になっても、

          ○ 消しゴムを使わずエコだ集中だ

                          を、選んだと思います。

 まず、「エコ」という時代性のキーワード。
「だ」「だ」が二つ重なりより、この句の「行為・・姿」が強調主張され作者の、
エコに対するひたむきさが感じ取れます。

そして、決定打が「集中だ」という、勉強に対するやる気の気構えがこちらにも伝わってきます。

        恐れ入谷の鬼子母神。すばらしい・・です!!
題「新学期」
    ○新学期心と消しゴムリニューアル 耕太(陣屋小学校6年・室蘭)

 小学校6年生の最上級生の自覚と、「新学期スタート」が感じられ皆に共感を呼ぶ句立てになっています。

その他、

   ○消しゴムで好きな人の名書いて消す   萌 (東明中1・室蘭市)
   ○新学期気持ちも新たに恋芽生え    航輝 (昆布森中3年・釧路市)
   ○消しゴムで文字も気持ちもリセットだ 七海(網走向陽高3年・網走市)

他優秀賞

消しゴムのにおいママとにているよ         小1(題消しゴム)
しんがっきせんせいきれいでうれしいな       小1(題新学期)
こくばんはなんでもかけるノートだね        小2(題黒板)
しんがっきへんじがちょっとでかくなる       小3(題新学期)
いろいろな思い出見てる黒板だ           小4(題黒板)
遠足は君のトナリを歩きたい            中1(題遠足)
遠足のリュックで踊るゆで玉子           小6(題遠足)
4時間目消しゴムご飯に見えてくる         中1(題消しゴム)
黒板は誰が寝てるかわかってる           中2(題黒板)
消しゴムを落としてはじまる恋がある        中3(題消しゴム)

        みなさんおめでとうございました!!

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