昨日初孫でもうすぐ9歳になる男の子と久しぶりに9時間我が家で一緒に過した。
風邪を引いて熱は下がったが下痢がまだ心配なので娘が仕事なので預かった。
野菜いっぱいのくたくた煮のワンタンを「美味しい!美味しい!」といって食べていた。
ゲームばかりやるので寝るように促したら、学校から借りてきた本を取り出し、読み始めた。
「お金の仕組み」と言う本で・・・「おや?」と思ったら・・・・漫画のところの面白いところばかり読んでいたので小3ならそのようなものだなーと感じた。
タイトルに興味があったのか・・・漫画が載っていたからなのか定かではないが・・・・彼なりに成長しているのだと思っている。
小2から習っている珠算も2級を目指していると言いながら・・・今度は7級に挑戦。15級から一級ずつ挑戦して8枚の賞状をもらったことは本人には成果として大事な経験だと思う。
私が小学校4年の時に珠算を始めたのも、「賞状が欲しい!溜めたい!」という単純な動機だった。いろいろな資格も認定書がたまるのが愉しかった。
孫に「今一番やりたいことってナーに?」って聞いたら「中学一年までいろんな虫の採集をして標本をいっぱい作りたい!」・・・と答えた。
昨日静岡の後輩からいつものみかんが送られてきた。「おばあちゃん・・・静岡って富士山があるところだよね?おおむらさきが発見されたところだよ!」「おおむらさき?って?」「ちょうちょだよ!」
男の子ってすごいと思う・・今まで車・鉄道・飛行機・恐竜・宇宙のしくみ・魚・昆虫他次から次と信じられないくらい本やビデオや各施設で知識を得ている。
娘には遺伝しなかったが一歳から図書館通いを一緒にしていたせいか読書も大好きな孫になってくれた。
そんな中、孫が「おばあちゃん・・・僕ねー・・世界一周もしたいんだよ!」と言うのでまたびっくり。私は中学二年の頃父のタヒチやフィジー諸島へ行った写真の刺激を受けて「世界一周がしたい!」と思った。
「おばあちゃん・・・!おばあちゃんが外国へ行った写真が見たい!」というので5・6カ国分だけの写真を見せたらこちらがびっくり。
すごい興味を示したので、病み上がりに刺激が強ければ困るので又今度ね!・・・でアルバムを閉じた。
娘なら「見たい!」と聞いたことが無い。夫も同じ。疑似体験に興味を持たなければ・・・・人生もったいない。
孫におばあちゃんとおじいちゃんの写真とか大事なものはお家の庭の土の中に埋めておくからタイムカプセルで孫が年を取って子どもが生まれたら見せてあげて欲しいと・・・告げた。
この子は父親も唸るくらいの天然の人格者でディベートが的確。
「学校の勉強より自分の興味のあることのほうに関心があるから・・・そっちで頭使うから勉強面白くないんだよ!」と言って・・・周りを心配させる。
以前、父方の父親と3歳の時に散歩途中・・・「えいとが言うこと聞かなかったら・・・おじいちゃんはここにおいていくからな!」と冗談を言ったら「えいともおじいちゃんがえいとの言うこと聞かなかったら
ここに置いていくからね」と返答したと孫の受け答えに唸ることが多い。
海外旅行も地球に興味を持って欲しいので小学校入学時に地球儀も与えたら・・・あちこちの国の位置と名前も徐々に覚えている。
孫達に「英語を習わせたい」と言う娘に「日本語をしっかり覚えていることが将来のためだし、二人の孫の人生に必要だ!」と、持論は変えない。
日本語をしっかり覚えることが真の国際化の条件。英語なんかいずれ・・・音声認識で同時通訳の機器が普及する。
多言語に人生かけることより・・・仕事のスキルに時間をかけることだ。
日本の教育も一進一退だ。
見てみよ・・・アメリカやイギリスに語学留学や一流大学院で勉強しても・・・・スキルに生かしていない人が多い。
周りにも何人もいる。女性なら結婚育児でせいぜい子どもに教えている。
孫達の時代は・・・グローバルの闇の中で育ててはいけない。
「えいと・・・えいとが小学校5年生になったら・・・日本の昔がどうだったか歴史のマンガの本がシリーズであるから・・・全部そのときあげるね!」
と言ったら・・・・目を輝かせていた。
実は娘に詠ませたくてシリーズで買った本。当の娘は全然関心を持たず・・・・孫にやっと活用できそうだ。。。
二人の孫には「おばあちゃんの最高の宝物!」といつも言い続けている。
最近・・・ステーキを食べたがる。・・・・今度は240グラムに挑戦するそうだ。。。爺ババも余り食べたことが無いのに・・・・孫にはなぜ・・・・お金が惜しくないのだろうか???