世界文化遺産候補 |
文化庁は二十六日、新たな世界文化遺産候補として、地方自治体から公募した三十二件のうち「金と銀の島、佐渡」(新潟県)など五件を選んだ。(国連教育科学文化機関)の暫定リスト記載日本の候補は既にリストに記載されている「平泉の文化遺産」(岩手県)など八件を含め計十三件となる。文化庁はこれで自治体公募を打ち切る。
ほかの候補四件は三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」、「九州・山口の近代化産業遺産群」、福岡県の「宗像・沖ノ島と関連遺産群」。
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<川柳的徒然> しばし、目と耳を疑った「大阪府の百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産候補。仁徳天皇稜。 ある意味、日本史の今までのタブー、皇室の祖先が渡来人の系譜であるということを世界に示すことになる(朝鮮半島の系統) 早速、文化庁長官青木保氏の文化庁長官としてのご挨拶や、功績などを閲覧させていただき、納得が出来るような気がします。 20万もあるといわれている日本中の古墳の中で敷地面積が秦の始皇帝よりクフ王のピラミッドより大きいそうです。 世界三代古墳のひとつだそうです。 今まで、宮内庁しかその古墳の鍵を開けられなかったため、さまざまな歴史にかかわる研究者にとっては大きなジレンマでもありました。 候補として世界遺産に登録申請するとどうなるか?? まず、ユネスコの世界遺産を検討する審議会は、「はい!落選!ですよ・・・」とはいえない。 かといって、宮内庁・皇室一族・日本の縄文人(一万年戦争がなかった時代から)と弥生人の先住民族まで歴史の史実は検討されることに当然なることでしょう。 そのとき、「歴史は動いた!」NHK番組ではないけれど・・・いろいろと足りない資料を日本文化庁に打診してくるでしょう・・・。 文化庁は、宮内庁に資料提出の協力を呼びかけて・・・どうなるか?認定されてもされなくても、日本の歴史のタブーの鍵を一歩進めることになります。(それが本当に出来る時代を向かえたのか?) 皇室も、お世継ぎ問題がこれからは少子化で?大変になります。 今の天皇・皇后はある意味では、終戦の鎮魂を日本中に行脚され、日本に住む人々の中では多方面に亘って「弱者と対面し続けた人生」でもあったような気がします。 もし、私が天皇陛下なら、「先祖の古墳を・・・この日本の政治下で後世まで守ってくれるのだろうか???」という不安はありすぎますね。 腑に落ちるような・・・落ちないような・・・感じですが・・・。 天皇のご意向もあったなら・・・すばらしい・・・日本史の開花です。 (他の4つの候補のうちちょっと足踏みした感があるようですが・・・ぜひ・・・東北・北海道の縄文遺跡群と並んで検討されたなら、縄文文化の平和の基層と、権力闘争の象徴との対比が21世紀のこの日本の歴史のお盆の上に乗るのです。歴史的な人類文明・文化の因果を感じます。) 私の住む函館の大船遺跡・森のストーンサークルも日本が一押しの平泉中尊寺が認定されれば、5年以内に「世界遺産の登録」も夢ではありません。一道民としてとても楽しみです。 そして、その東北、北海道縄文ロードすべてに足を運びたくなってしまいました。 やおろずの神も、和の精神もこの縄文時代のベースにあったのですね。 縄文っていいね!北海道散歩。
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