以前は正月になると、数人の弟子を連れて私の師匠の故南口繁一九段のお見舞いに行くのが恒例となっていた。先生は10年あまり病院での生活で、後遺症でお話ができなかったが、帰るときは涙ぐまれて、いつも力の強い手で握手をされた。
訪れるたびに弟子の数が増えていたが、介護されていた奥様から「森さん、ありがとうね。みんな頑張りや」とお礼を言われるとうれしかった。
病院を出てから、初詣先が八坂神社だった。
中学生だった村山聖も連れていったことがある。増田裕司五段や安用寺孝功四段らが、まだ奨励会の頃だ。八坂神社でおみくじを引いて、その一年の健康と健闘を祈願した。
2,3日前、八坂神社に久しぶりに行った。ここは30数年前に初めて京都に来たときにも訪れた懐かしい神社でもある。
おみくじを引くことにした。最近あまりいいリズムではなかったが、「大吉」だった。「大吉」はあまり引いた記憶が無かったので、意外だった。
私は案外ゲンをかつぐし、日々のリズムや波に左右されるタイプだ。震災のときに「凶」を引いたのも印象深い。
思い当たる節はないが、「大吉」の予兆を信じてみよう・・・
それとも、亡き師匠がゲンをかつぐように、おまけしてくれたのかなあ。
訪れるたびに弟子の数が増えていたが、介護されていた奥様から「森さん、ありがとうね。みんな頑張りや」とお礼を言われるとうれしかった。
病院を出てから、初詣先が八坂神社だった。
中学生だった村山聖も連れていったことがある。増田裕司五段や安用寺孝功四段らが、まだ奨励会の頃だ。八坂神社でおみくじを引いて、その一年の健康と健闘を祈願した。
2,3日前、八坂神社に久しぶりに行った。ここは30数年前に初めて京都に来たときにも訪れた懐かしい神社でもある。
おみくじを引くことにした。最近あまりいいリズムではなかったが、「大吉」だった。「大吉」はあまり引いた記憶が無かったので、意外だった。
私は案外ゲンをかつぐし、日々のリズムや波に左右されるタイプだ。震災のときに「凶」を引いたのも印象深い。
思い当たる節はないが、「大吉」の予兆を信じてみよう・・・
それとも、亡き師匠がゲンをかつぐように、おまけしてくれたのかなあ。