ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の石造如意輪観音(4)

2020-05-09 19:45:19 | 水戸

 今までご紹介していない如意輪観音で、年代のわかる古いものから並べてみます。

 

長福寺(塩崎町1135)
 延宝4年(1676)とあるお墓です。長福寺には古い石仏がありますが、如意輪観音では、これが水戸で今見ることのできる一番古い石仏のように見えます。あまり風化が進んでいなくてよく残っている石仏だと思います。

 

八坂神社(高田町209-1)
 元禄8年(1695)、十九夜功徳仏などとあります。上は徳川光圀時代の、これは死去(元禄3年)後すぐの石仏です。この頃の石仏の多くはなくなりつつありますが、残したいものです。

 

東蔵寺共同墓地(平戸町392)
 ほとんど読めなくなりつつある、元禄16(1703)とある如意輪観音です。

 

共同墓地(㈱グリーンシステム関東営業所(堀町1777-3)斜め道向かい)
 正徳5年(1715)とあり、上に輪状の光明真言の梵字が刻まれたように見える如意輪観音です。これは珍しいスタイルのように思います。

 

光台寺(上水戸3-1-39)
 享保16年(1731)とあるお墓です。六地蔵背後に並んだ石仏群の中にあります。

水戸の石造如意輪観音(3)

コメント
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