今回は花に関する面白いなあと思ったあれこれです。よく見ることで、面白いものは気がつくことが多いようです。
ヒャクニチソウ(千波公園黄門広場 千波町)
ジニアです。花の中に花が見えます。外側の花弁のようなものは舌状花で雌性、丸く並んだ小さい花は筒状花で両性だそうで、どちらも花だそうです。筒状花は外側からは内側へと咲いていくそうです。水中花ならぬ花中花ですね。キク科。
カクレミノ(千波公園 千波町)
両性花と雄花が混じって咲くそうです。下方から咲くようです。写真上方は蕾で、花弁が蓋のように閉じているようです。蕾のだるま型が面白く見えました。花から蜜が出ているようで、蟻が集まってきています。ウコギ科。
スパティフィルム コクレアリスパツム(水戸市植物公園 小吹町504)
こん棒型の軸に花は五角形星形に組み合わさってついているようです。これになれてしまうと、春のミズバショウを見た時の喜びが少なくなるような気がしてしまいます。サトイモ科。
ヒシ(小吹水源池公園 小吹町2059)
開く前の葉なのでしょうか、円錐形の尖ったものが花の近くのあちこちで見られました。これも面白いなあと思いました。ミソハギ科。
オウレン(水戸市植物公園薬草園 小吹町504)
種の入った袋果が花火のように広がっています。先に穴があいていて、種がそこからこぼれ落ちるようですが、その穴は初めからあいているそうです。キンポウゲ科。