ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の香炉(3)

2020-05-21 19:25:29 | 水戸

 焼香するのは、参拝者がお香の香りで汚れを取り、清浄な心でお参りするためのようです。仏教発祥のインドで香を焚いて不浄を払ったり、また、腐敗臭を消した風習が、中国を経て日本に伝わってきたようです。

 

祇園寺(八幡町11-69)
 開山堂の前にあります。青銅製で、動物形の三つ足があり、正面には三葉葵の紋が入っています。

 

和光院(田島町415)
 平成20年に写真を撮った、設置してまだビニール覆いの取れていない香炉です。これは石製で、一般的な三本足ではなく、反(かえ)り花のある台にのっています。

 

正覚院(開江町393)
 法事や日常の勤行(ごんぎょう)時に使われる香炉のようですが、やはりお寺だけに家庭用の香炉より、相当大きいようです。

 

孔子廟(こうしびょう 三の丸1-6)
 儒教の様式なのでしょうか、湯島聖堂でも似たような形の香炉を見ました。

 

共同墓地(中河内)
 故人はゴルフがよほど好きだったのでしょう。いかにも今様な香炉です。

水戸の香炉(2)

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水戸の屋根飾り

2020-05-20 20:00:47 | 水戸

 

鯱(しゃちほこ 大手門 三の丸2-9)
 頭は龍、背にとげがあり、胴は魚の想像上の動物だそうです。火伏(ひぶせ)の意味があったようです。織田信長が安土城に用いて広がったといいます。鴟尾が元といわれているそうです。写真は大手門復元工事中のものです。

 

宝珠(東光寺本堂 大場町1369)
 屋根の面が中央に高く集まる様式である方形造りでは、その集まった部分に宝珠を乗せることが一般的のようです。東光寺本堂の宝珠は、銅板で作られているようです。

 

鬼瓦(定善寺 酒門町363)
 悪霊を寄せ付けないためにつけられる飾り物だそうです。左右にある縦に並ぶ丸は数珠をあらわしているようです。

 

鴟尾(しび 楊林寺  三湯町45)
 飛鳥時代に中国から伝わった寺院建築様式の一つのようです。鴟は水を吐く怪魚らしく、火伏の意味があったようです。これが、鬼瓦や鯱の元になったものと書かれています。

 

鬼犾頭(きぎんとう 孔子廟 三の丸1-6)
 頭が龍で、魚の尾がある霊獣だそうです。頭から潮を噴き上げるそうで、火伏の意味があるようです。湯島聖堂にもありますが、似ています。鬼竜子(きりゅうし)という聖人の徳に感じて現れるという狛犬のような霊獣も一緒に屋根に乗るようです。

 



装飾物(茨城県近代美術館 千波町東久保666-1)
 どういう意味があるのかは伝わっていないらしい、近代美術館らしい屋根飾りです。アートタワーの姿が思い浮かびます。

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水戸の野草(14)

2020-05-19 20:26:38 | 水戸

ムサシアブミ(サトイモ科)(不動山(笠原水源池上) 笠原町)(5/8撮影)
 水戸でムサシアブミを初めて見ました。かなり大きくて目立ちますが、花はもう終わっていることでしょう。写真中央に花が見えます。

 

ヘビイチゴ(バラ科)(逆川緑地西側崖上 千波町)(5/8撮影)
 実はおいしくはないものの、食べられるそうです。

 

ナヨクサフジ(マメ科)(木村自動車商会(飯島町917-7)付近)(5/8撮影)
 クサフジと比べて、花の筒部分が長いそうです。ヨーロッパの原産で、飼料や肥料として使われているそうです。「ナヨ」は「なよなよ」からきているそうです。

 

オオバコ(オオバコ科)(萱場町)(5/17撮影)
 大葉子と書くそうです。中国では車前草といわれ、薬草として使われるそうです。踏まれても育つ雑草の代表的な植物です。県道玉里水戸線西側の小道で群生しているのを見かけました。

 

ヤブジラミ(セリ科)(萱場町)(5/17撮影)
 これも、上のオオバコの近くで見ました。ひっつき虫の実をシラミに見立てた名前のようです。オヤマジラミは、花の付くスプレー状の茎がヤブジラミより長いそうです。

水戸の野草(13)

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水戸にある小森邦夫の作品(2)

2020-05-18 20:06:38 | 水戸

慰霊碑(神崎寺 天王町8-17) 
 昭和35年に茨城県海外引揚者同胞連盟が建てた慰霊碑にはめ込まれたパネルにほどこされた作品です。

 

山野内四郎理事長像(水城高校 白梅2-1-45)
 水城高校創設者の胸像が、昭和48年に創立10周年を記念してつくられたようです。南側高台にある裏門内にあります。

 

横山大観頌碑(ザ・ヒロサワ・シティ会館前 千波町)
 昭和53年に、誕生110年、没後20年を記念して建てられたようです。

 

和田祐之助市長像(市役所1F 中央1-4-1)
 昭和60年に名誉市民の称号が贈られたことを記念して、その翌年胸像がつくられたようです。

 

徳川斉昭像(大手門前 三の丸1)
 斉昭がつくった弘道館の前に胸像があるという方がよいのでしょう。

水戸にある小森邦夫の作品(1)

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水戸の観測所・測定局(2)

2020-05-17 19:12:43 | 水戸

 水戸市内にはいろいろな観測所があるようです。それぞれに、私たちの日常生活に役立っているのでしょう。

 

自動車排出ガス(大工町 大工町信号あたり)
 交番の脇あたりです。高度成長期あたりに、このあたりは自動車の排気ガス問題が指摘されたのでしょうか。大気汚染常時監視情情報として1時間ごとに速報値が公開されているようです。

 

気象と土壌水分(吉田古墳 元吉田町345・347)
 八角形で、しかも、壁画がある古墳ということで、保存のための観測がおこなわれているようです。

 

水位(新川にかかる木橋 渋井町信号近く)
 水位を送信するタイプの観測機器のようですが、あちこちの橋で見られます。

 

水位(涸沼川(ひぬまがわ)の那珂川合流点近く 川又町)
 これも水位観測の施設のようですが、大きな川だけに観測機器の規模も大きいようです。

 

水位、流量(水府橋脇 根本1)
 何度も水害があった水府橋付近ですので、当然、観測機器が設置されているようです。

 

放射線(常澄老人福祉センター 大場町472-1)
 茨城県設置の放射線測定局は、水戸市内に4カ所あるようです。

水戸の観測所・測定局(1) 

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