ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の蛇(4)

2023-04-25 20:41:04 | 水戸

晡時臥山の蛇伝説(晡時臥山眺望台 木葉下)
 晡時臥山(くれふしやま)の麓に努賀毗古(ぬかびこ)という兄と、努賀毗古咩(ぬかびめ)という妹が母と住んでいたそうです。妹のもとに男が通い、一夜にして妹は身ごもって小さな蛇を産んだそうです。神の子であろうと、その蛇を清らかな杯(つき)に、翌日は大きくなるので瓮(ひらか)にと、次々かえたそうですが、大きくなって養いきれなくなったそうです。父のもとに帰るようにというと、怒った蛇は兄を殺そうとしたそうです。驚いた母が瓮を投げたため、小蛇は天に昇れなくなり、晡時臥山にとどまったそうです。こんな感じの、古さを感じさせる伝説が今も残っているそうです。晡時臥山眺望台には蛇と瓮の石彫(写真)があります。

 

蛇の目傘(梅酒と酒の資料館・別春館 元吉田町327)
 江戸時代に傘の模様が蛇の目に見えるのでいわれたようで、歌舞伎で使われたことから人気が出たそうです。

 

マムシ注意(渡里町)
 マムシ注意の看板を時々見ます。これは、旧水戸市浄水場付近ですが、渡里湧水群にもありました。

 

蛇の目寿司(大串町2087)
 蛇の目寿司という名前の店は全国的にあるようです。東両国に開店した寿司屋が、加藤清正家紋の蛇の目を屋号にして、のれんの代わりに蛇の目傘を掛けたからという語源説があるそうです。この店は、あんこう寿司元祖をうたっているようです。

 


 
オオバジャノヒゲ 黒龍(水戸市植物公園 小吹町504)
 オオバジャノヒゲは日本固有の品種だそうです。実は黒に近い紫色だそうです。黒龍は、その一品種で、葉が真っ黒だそうです。「ジャ」、「蛇」といっても、龍をイメージしているものもあるようです。リュウノヒゲともいうようですので、これなどもそんな感じがします。

水戸の蛇(3)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸・報仏寺で見た春の花(3)

2023-04-24 09:25:12 | 水戸

 今、報仏寺は、毎週行っても新しい花を見ることができる、絶好の花の季節のようです。山野草を楽しめる水戸で一番の地でしょう。

 

エビネ(ラン科)
 春咲きエビネの代表で、ジエビネともいわれるそうです。日本、韓国、中国に分布するそうですが、日本では沖縄から北海道まで広く分布しているそうです。水戸市植物公園(小吹町504)や、以前、百樹園(元吉田町2618-1)でも見ました。

 

キクザキイチゲ(キンポウゲ科)
 スプリング・エフェメラルといわれる、春に花を咲かせ、夏から秋にかけて地上部が枯れる植物の一つだそうです。似ているアズマイチゲは、葉の切り込みが浅いそうです。

 

タツナミソウ(シソ科)
 花の様子を押し寄せる波と見立てたようです。これも、日本、韓国中国などに分布するそうです。赤塚の元三大師(赤塚1-1965-2)境内で紫色のタツナミソウを見ました。

 

チゴユリ(イヌサフラン科)
 小さくて可愛いので「稚児」の字がついたそうです。球根はなくてやや太い根茎があるそうです。成沢町・鹿島神社でも見ました。

 

ユキザサ(ユリ科)
 花の白さから雪、葉が笹に似ているので笹となったそうです。実は熟すと赤くなるそうです。

水戸・報仏寺で見た春の花(2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸のお寺にある掲示板(2)

2023-04-23 19:58:33 | 水戸

本行寺七面堂(上水戸4-8-1)日蓮宗
 「浅きを去りて深きに就(つ)くは丈夫(じょうぶ)の心なり」 自己から離れて、全体や他者に思いをはせなさいということのようです。日蓮の手紙の中にあるようです。

 

妙真寺(河和田1-1646)日蓮宗
 「先ず四表の静謐(せいひつ)を祈るべきものか」 日蓮の立正安国論にある言葉だそうです。日蓮宗の信徒だった宮沢賢治の、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という言葉もあるようです。

 

祇園寺(八幡町11-69)曹洞宗
 「曹洞宗家庭信条 一、無常に耐えて強く生きよう 二度とない今の生命(いのち) 一、人に求めず自分を変えよう すべて我が身の一歩から 一、敬う気持を大事にしよう 人はみな仏の子 一、苦労を分かち共に歩もう 菩薩の願いをわが心(むね)に 一、自らを信じ今をつとめよう み法(のり)こそわれらの依(よ)るべ」

 

安国寺(大足町 1184-1)曹洞宗
 「こころすくすく まっすぐに」 良寛をイメージしているようで、横に描かれているようです。良寛は曹洞宗の僧侶だったそうです。

 

報仏寺(河和田町887)真宗大谷派
 「阿弥陀仏 此を去ること 遠からず」 阿弥陀仏の名をとなえ、仏の智慧によって救われるという自己に目覚めたら、それはすでに、仏とは遠くないところにいるのだということのようです。以前、「「私は正しい」 争いの根はここのある」という言葉も掲示されていました。

 

護国寺(見川1-2-1)天台宗
 「人との付き合いで大事なのは心ですが もっと大事なのは言葉です」 天台宗ハワイ開教総長としてハワイに在住するという荒了寛の言葉だそうです。

水戸のお寺にある掲示板(1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸のフジ(6)

2023-04-22 18:42:07 | 水戸

 今回は、多くがよく知られた史跡等で見たフジ棚です。今がちょうど見ごろな時期のようです。

 

報仏寺(河和田町887)
 境内に植えられた多くの山野草は盛りを過ぎてきているようでしたが、フジはまさに満開でした。

 

保和苑(桂岸寺 松本町13-19)
 棚から盛り上がったように咲いているフジが、庭山から見ることができました。右手前の屋根は池端にある弁天堂です。

 

茨城県立歴史館下庭(緑町2-1-15)
 蓮池の前にあるフジ棚です。偕楽園南崖下部分と歴史館をつなぐ、歴史館下庭一帯は、散策するにはなかなかいいところです。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 社務所前にあるフジ棚です。紫と白の二種類の花が満開になっていました。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 ここも満開でした。フジ棚の下は、おみくじ結び所になっていました。正面石段を上った右側にあります。

水戸のフジ(5)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸のハート(9)

2023-04-21 20:29:36 | 水戸

ハボタン(水戸市植物公園 小吹町504)
 最近、水戸市植物公園では、面白く見えそうな風景をそうとう努力してつくっているようです。これもその一つなのでしょう。

 

ハーブ友の会製作フェルト(水戸市植物公園 小吹町504)
 水戸市植物公園では、参加している同好会なども、いろいろな工夫をして協力しているようです。

 

エクセル南ネオン(宮町1-7-31)
 夜見ると、エクセル南の壁面ネオンが、ハート形になっていました。はじめ、私にはなまこ壁に見えました。

 

ハート㈱(元吉田町1097-16)
 昭和10年創業という、封筒や名刺などの販売会社の支店が水戸にありました。ロゴマークもハートです。昔から知っている名前なのでつい写真を撮りました。

 

ハートピア保育園桜ノ牧 ロゴマーク(小吹町1995-1)
 そうとうデザイン化したように見えるロゴマークの保育園です。

水戸のハート(8)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする