福知山市の東にある頼光寺の「ナンジャモンジャ」の花が見頃を迎えています。
江戸時代に「ナンジャモンジャ」の木とよばれているものの一つに「ヒトツバタゴ」があり、
中国名を「流蘇樹」(リュウスジュ)といい、成長すると高さ30メートル、径70センチにも
達する雄雌異株のモクセイ科の落葉高木である。
花は、5月上旬から中旬にかけて円錐状の花房をつけ、白色の花弁は4つに深く裂け
ている。
明治時代に愛知県犬山市の山中で自生していることが分かり、現在のところ、分布地
は、愛知、岐阜、対馬、朝鮮、中国、台湾などである。
また、愛知県犬山市などの自生地では、国の天然記念物に指定されている。
当寺の木は、大正初期に檀家が朝鮮半島に渡り、土産として持ち帰り植樹したもので
ある。今週一杯が見頃と思われる。
また、お堂の中ではお茶の接待を受け、ゆっくりと見学がすることが出来ました。
頼光寺 5月11日(日) 撮影
お堂の中でお茶の接待を受けました。