2015/ 5/24(日)
○光明寺(こうみょうじ)
京都府綾部市睦寄町君尾1-1 拝観自由
Wikipediaより
『君尾山略記』には、推古天皇7年(599年)、聖徳太子による開創と伝える。
大栄7年(1527年)、大栄の乱の兵火を受けて本堂、鎮守拝殿等を焼失した。
天文2年(1533年)以後、地元の有力者である上林氏により伽藍が再建されるが、
元亀3年(1572年)と天正7年(1579年)に明智光秀の焼き討ちにあい再び焼失。
現存する本堂の再建は天保7年(1836年)である。
本寺は、君尾山(581m)の中腹にあり、
駐車場から木々に覆われた急な石段を上がると
閑散としたなかに本堂があります。
本堂の正面中央には、力強い龍、左右に狛犬の彫刻があり、
他に象、兎、鯉、雲等。
作者は刻銘より、6代目中井権次正貞、中井清次良正用。
本堂
刻銘「彫物師 中井権次橘正貞、 同 清次良正用」
お堂
2015/ 5/24(日)
○八津合八幡宮(やつあいはちまんぐう)
京都府綾部市八津合町西谷 拝観自由
八幡宮の祭神は応神天皇で、伝えによると
建武二年(1335年)に元八幡の地より遷座
して再建、本殿は文化十二年(1815年)に
再造営された一間社流造りの建物である。
一の鳥居、二の鳥居を潜ると広い境内の奥に
拝殿と本殿があります。
本殿には、今にも動きそうな龍が睨みをきかし、
その周りに狛犬、鶴、象、力士、鳥、牡丹、菊、
雲等々の作品があります。
保存状態も良く、芸術性、文化財として
素晴らしい見栄えのある作品と思います。
彫り師は中井政忠、中井正貞親子による作。
二の鳥居から拝殿へ
拝殿
本殿
龍の後には刻銘なし