季のまま彩時記

京都、奈良、大阪の四季折々の景色や、旅で見つけた風景などを写真に・・・

京都御所の参観

2016-08-30 07:09:30 | 京都府

2016/ 8/20(土)

京都御苑に百日紅の見に訪れた際、
御所が参観できることを知り寄ってみました。

今迄は、春と秋の期間限定や事前申し込みの
場合に限り参観できましたが、
7月26日からは事前申し込みなしで参観できる様です。

御所は南北朝の時代から明治までの500年以上
に渡り歴代の天皇が住まわれた場所です。

参観者入口となる清所門で手荷物検査を受けて入場します。

御車寄(おくるまよせ) 
昇殿を許された者が正式に参拝する時の玄関となります。






承明門(じょうめいもん)


承明門からの紫宸殿の眺め


紫宸殿 (ししんでん)
即位礼などの儀式を執り行う最も格式の高い正殿、大正天皇・昭和天皇の即位礼もここで行われました。




清涼殿(せいりょうでん)
平安時代中期以降、御常御殿が建てられるまでの間、天皇の日常生活の場として使用されました。


部屋の奥までは見ることができず残念です。


蹴鞠の庭(けまりのにわ)
庭には白石が敷き詰められています。


御池庭(おいけにわ)
池の周りに樹木・橋・灯籠・石を配置した庭園で、百日紅が水面に映りだしています。


欅橋(けやきばし) 弧を描くように架かる橋は風情があります。


春興殿(しゅんこうでん)
大正天皇の即位礼の際、後位継承の三種の神器の一つ「神鏡」を奉安するために建てられました。


御常御殿(おつねごてん)
天皇が日常生活として使用された御殿で、豊臣秀吉の造営の際、清涼殿から独立して建てられました。


中村春亭の商山四皓(しこう)


今回は事前知識もなく参観したので
ここも見れば良かったなあと気付く箇所もあり
次回は時間をかけて見て廻りたいものです。

コメント
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