2016/ 8/20(土)
京都御苑に百日紅の見に訪れた際、
御所が参観できることを知り寄ってみました。
今迄は、春と秋の期間限定や事前申し込みの
場合に限り参観できましたが、
7月26日からは事前申し込みなしで参観できる様です。
御所は南北朝の時代から明治までの500年以上
に渡り歴代の天皇が住まわれた場所です。
参観者入口となる清所門で手荷物検査を受けて入場します。
御車寄(おくるまよせ)
昇殿を許された者が正式に参拝する時の玄関となります。
承明門(じょうめいもん)
承明門からの紫宸殿の眺め
紫宸殿 (ししんでん)
即位礼などの儀式を執り行う最も格式の高い正殿、大正天皇・昭和天皇の即位礼もここで行われました。
清涼殿(せいりょうでん)
平安時代中期以降、御常御殿が建てられるまでの間、天皇の日常生活の場として使用されました。
部屋の奥までは見ることができず残念です。
蹴鞠の庭(けまりのにわ)
庭には白石が敷き詰められています。
御池庭(おいけにわ)
池の周りに樹木・橋・灯籠・石を配置した庭園で、百日紅が水面に映りだしています。
欅橋(けやきばし) 弧を描くように架かる橋は風情があります。
春興殿(しゅんこうでん)
大正天皇の即位礼の際、後位継承の三種の神器の一つ「神鏡」を奉安するために建てられました。
御常御殿(おつねごてん)
天皇が日常生活として使用された御殿で、豊臣秀吉の造営の際、清涼殿から独立して建てられました。
中村春亭の商山四皓(しこう)
今回は事前知識もなく参観したので
ここも見れば良かったなあと気付く箇所もあり
次回は時間をかけて見て廻りたいものです。