7月21日(日) 梅雨空のもと数年振りにアオバナを見に行ってきました。
琵琶湖の東にある草津市ではアオバナが栽培され
今の時期、コバルトブルーの花びらが美しく咲き誇ります。
アオバナは、学術名を「大帽子花(オオボウシバナ)」と
呼ばれるツユクサです。
通常のツユクサに比べて大きく、栽培すると高さ1メートル、
花びらは直径4~5センチにもなります。
花びらを摘み取り絞って青色の液体とし和紙への浸透と
天日乾燥を繰り返してアオバナ紙が作られます。
そのアオバナ紙を水に戻すことによって
友禅染の下絵用染料として使用されます。
田んぼの一角に栽培畑があります。
散歩の人に聞くと、JAの栽培地とのことです。
此方は60数年にわたりアオバナを栽培してこられた中村さんの畑ですが
今では野菜畑に変わっていました。
丹精込めて栽培されたアオバナ畑
午後になると花びらはしぼんでしまします。
アオバナは名前のとおり梅雨に似合う花ですね。
此方は白色のアオバナ。
いつまでもアオバナが栽培される畑が残ってほしいですね。