弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

父も世間も ニッポン人と 認知している 子どもたち

2006年03月30日 19時16分43秒 | 判決どどいつ
昨日の東京地裁「国籍法違憲」判決をどどいつに。
父が日本人、母が外国人の婚外子が、出生後に父親に認知された場合に、日本国籍を与えない国籍法は憲法違反と判断した。

高いと言われる 法檀よりも はるか高くに 益次郎

2006年03月30日 19時13分52秒 | その他
仕事帰りに、九段で夜桜を見ながら詠める。
しかし、いくら偉人でも、あの大村益次郎像は高すぎるのでは?
ちなみに私は、公的ではなく私的な花見なので、念のため。

判事生活 初黒星は 思わぬところで 取りこぼし

2006年03月30日 19時05分28秒 | 裁判
自慢にならないかも知れないが、私は東京高裁での2年、東京地裁での1年弱を通じ、関与した判決・決定を上級審で覆されたことはなかった。
しかし最近、地裁に着任した当時の合議体でした決定が、抗告審で一部取り消されるという「初黒星」を喫した。
着任当時は基本事件の終結後で、その判決後の派生的な申立てに対する決定だけに私は関与したので、油断していたかも知れない。悔いが残る。


市民推薦 汚さぬように 全身全霊 かけ努力

2006年03月30日 01時30分33秒 | 裁判
白鵬関の大関昇進の口上は「大関の地位を汚さぬように、全身全霊をかけて努力します」だった。
私たち最近数年の弁護士任官者も、弁護士会で市民代表委員の方々の推薦を受けて裁判官になっている。