弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

答案書けずに 時間が切れる 今も悪夢に うなされる

2010年01月20日 00時02分25秒 | テレビ
NHK教育テレビの「知る楽」火曜日は「歴史は眠らない」。
月替わりの講師とテーマに興味を抱いた月だけ、テキストを買って見ている。
今月は、香山リカ「ニッポン母の肖像」。
第3回の今夜は「孤立する教育ママ」だった。
弊害として、子どもは「母を喜ばせるために勉強する」ようになってしまった、との指摘があった。
私の母は、幸い「教育ママ」ではなかったので助かったが、「先生を喜ばせるため」「周囲の期待に応えるため、というプレッシャーはあった。
折りから受験シーズンだが、今でも時々悪夢を見る。
ただ、これは今も同じような仕事をしているからかも知れない。
もっとも、裁判官が受験生と違うのは、自分の一存で答案提出期限(判決期日)を延ばせることである。