あれから2年いまだに住んでいた家に帰れない人や仮設住宅での生活を余儀なくされている人が31.5万人にも及ぶと聞いてあの大震災と原発事故が収束していないのをしみじみと感じざるを得ない。Wakiはこれらを風化させてはならないと、記憶が失われないうちにと句に詠んだが。直後の3月13日から5月8日までの間に138句に及んだ、「無味無臭それでも針は振り切れる」はその時の句だが、いま読み返してみると当時の緊迫感がまざまざとよみがえる。それにYouyubeなどで流されたおびただしい当時の動画やPhotoなど、DVDに収録し保存版とした。天災は避けることはできないが人災は避けることができる。でも希望は失ってはならない。NHKスペッシャル「花は咲く」もDVDに収録して保存している。
きのうは昼間気温がどんどん上がり春の陽気になった、東の空を見ても西の空を見ても霞がかかったようにぼやっとしか見えなかった。中国大陸では蒙古砂漠からの黄砂と相まって環境汚染物質PM2.5が全土を覆い、影響は日本にまで及んでいる。街を歩いてもマスクをした人の如何に多いことか、ベランダに干す洗濯物をどうしようかとアカトンボは悩んでいる、でもこのまえ紹介した土筆はこの陽気ですくすく伸びてご覧のようになった。
道具屋筋を抜けて千日前の方へ向かうとすぐ隣が吉本興業の牙城「なんばグランド花月」だ。花月の前は御上りさんとおぼしきカメラやスマホをもった若い娘が多い。まねきにはお馴染みの名前が掛かっている。笑いのほうが難しいしかめっ面をしているより余程ましだ。例によってまわりににはB級グルメの屋台が多く舟に乗ったお好み焼きやらタコ焼きを年頃の娘が頬張ってつついている。どうしてあんなに行儀が悪いのか。でもかく言う自分も学生の頃。すぐ角を曲がったところに「はつせ食堂」といううどん屋があって、そこの「びっくりうどん」を良く食べたのをおもいだした。いまはお好み焼きの店になっている。
おとといの朝のニュースで大きく報じられたのはSHARPがライバル関係にあるあの韓国のサムスン電子と資本提携し104億円の出資を受け入れて液晶パネルを供給し、サムスンはシャープの5番目の大株主になる。Wakiは自分の目を疑う青天の霹靂であったがいまの世の中はなにが起こっても動じない覚悟は出来ている。台湾鴻海との交渉が煮え切らないなかで苦渋の選択ではなかったか。早川創業者は他社に真似されるものを作れと言ったがそれは技術に培われた新しい製品を創出することを意味するが、液晶パネルも例に違わず最新の技術力がこの窮状を打開する策の柱になっている。この提携が実ることを心底祈っている。
きのうは日本橋に寄ったついでに千日前の道具屋筋商店街を通った、この筋は食堂などの開店に必要な道具なら何でも揃う街だ。厨房用品や食器などのほか暖簾やちょうちんなどなど見ているだけで楽しい、提灯を見ているだけで食欲をそそる。一方すぐ向かいの店は食品模型の店。実物そっくりなのがあるはあるはおよそ知っている料理はなんでもある。なかで目を引いたのは大きさが3~5cmぐらいの食品サンプルのストラップだ、実物そっくりで実に良く出来ている。これらは日本独特のものかなあ。
Wakiは最近嬉しいことに喜寿を迎えることができた、これもいろいろと支えてくださる皆さんのおかげと日々感謝している。そして社友会や家族からお祝いも頂いた。日頃の運動不足と肥満防止と健康維持のため考えた末Wakiはエアロバイクを購入した。メーカーはALINCOペダルを漕げば自動的に回転数・速度・時間・距離・消費カロリー・心拍数が表示される。きのうはこれに書見台のようなパネルをソーメンの箱で手づくりしてニスを塗って仕上げた、ここにタブレットやスマホを置いて動画を見たりスマホでラジオを聞いたりコンポで好きなCDをかけてそれをワイヤレスのイヤホンで聞きながらペダルを漕ぐ、歌は3曲で10分、10曲も聞けば30分だ、まだ今のところせいぜい20~30分ほどだが効果の出ることを願って体感している。もちろん外の散歩も続けてる。
ここは同じ町内の公園、前の家から近かったのでリタイヤの頃は毎朝掃除とラジオ体操をした。でもいまのWakiたちはもうそんな気力も体力もない。今は掃除も用具庫ができて町内のボランティアの人たちが当番を決めてやっていて花壇も手入れが行き届いている。昼間は若いお母さんが子供連れで幼い子供が遊具で遊び、放課後はこうして子供たちが思い思いにかくれんぼなどをして遊ぶ。そして夕方になると飼い犬の散歩でまるで品評会のような賑わいになる。桜が一斉に咲くとこの辺りはシートを広げて恰好の花見の宴席となる。
きのうは午後の散歩で土筆を探しに出掛けた、3日前はいくら探しても見つけることが出来なかったがやっと3本見つけることが出来た、大きさは2本が3cmぐらいもう一つは1cmぐらいで出たばかり、周りは枯草が保護色になって見つけるのは至難の技だ、アカトンボが好きな可憐なイヌノフグリも見つけたし。鮮やかな黄蝶も飛んでいた。もう春はそこに来ている。
もう奈良のお水取りも終わってそろそろ春、日もだいぶ長くなって夕陽が美しい。冬至の頃は下のワイドの写真の左の3つのビルの端あたりであったのが今はこの辺りで夏至の頃は右端の煙突山の辺りに陽が沈む。でもこれからは黄砂の季節中国大陸から黄砂と共にPM2.5も運ばれてくる。夕陽が美しく見える保証はない。
大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm以下のもの。粒子径2.5μmで50%の捕集効率を持つ分粒装置を透過する微粒子。日本では訳語として「微小粒子状物質」の語が充てられるが、日本以外では相当する熟語はなく専らPM2.5と呼ぶ。PM10と比べて小さなものが多いため、健康への悪影響が大きいと考えられている[1]アメリカで1997年に初めて環境基準が設定されて以降、1990年代後半から採用され始め、世界の多くの地域でPM10とともに大気汚染の指標とされている。(ウィキぺデイアより。)
1939(昭和14)年3月1日枚方の禁野火薬庫が大爆発を起こし約700人が死傷した。その3月1日を枚方市は「平和の日」に制定、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝える取り組みを進めている。きのうは市民会館でフォーラムがあって火薬庫跡地に隣接する2つの小学校の生徒による4年生で習う平和学習の成果発表があり子供たちは大きなはきはきとした声で堂々と発表した。ゲストはTVでお馴染みの戦場カメラマン渡部陽一さん、独特のゆっくりした語り口に手振り身振りでファインダー越しに見たスクリーンに映された戦場の子供たちのことを80分にわたって語られた。この催しの一環として「平和の日フォトコンテスト」に入賞者の表彰があって渡部陽一さんから賞状の授与があった。Wakiも応募したが、この展示は3月16日~22日枚方市中央図書館で行われる。