きのうのニュースはソチでの冬季オリンピックの開会式と低気圧の接近で各地で雪の予想でもちきりであった、開会式は目覚めたのが丁度開始時刻でTVを点けたら結局最後まで観てしまった、すでに積雪があって朝の景色を楽しみに眠ったのが4時すぎ、7時前に起きて見ると周りは真っ白、予想通りの積雪であった、TVは高速道路が雪の影響で軒並み閉鎖と報じていたが私立大学の受験を控えた孫は大丈夫かと心配になってきた。
第2阪和国道で寝屋川市に入ると橋脚に「鉢かつぎ姫」の大きなパネルに出くわす。河内の国、交野郡寝屋というところに備中守藤原実高という大変裕福な「寝屋の長者」と呼ばれている人が住んでいました。と長者の屋敷は、東西十二町、南北四町、田畑は一千二百余町もありそれは立派なものでした。備中守実高の奥方は、摂津の国鳴海の里の芦屋長太夫の娘で照見といって十六才で長者のもとに嫁いできました。・・・・と寝屋川市は町おこしの一環として古くから地元に伝わる民話の「鉢かつぎ姫」のを像やパネルを各所に設置して伝えている。こういった民話はふる里を思いおこす話として後世に正しく伝承する必要がある。
ここは寝屋川市第2京阪道路沿いにあるLixil系の大型ホームセンター「ビバホーム」大きな敷地に駐車場を取り囲むようにV字型に建物が配置されて1階2階に多くの店舗がある。ホームセンターの屋上には風力発電機が4器と屋根に沿っては太陽光発電パネルが設置されていて、刻々と現在の発電量がお客さんに判るように表示されている、きのうの午後の発電量は4.4kw、累計で34,353kwhであった。折からの風で羽根は勢い良く回っているがカメラには止まって写る、太陽は好天で発電量もこれも申し分なし、Co2を発生しない理想的な創エネである。またここの駐車場は電気自動車は無料で充電できこの日は一台が充電中であった。
時折り雲の切れ目から日差しの差し込む今日この頃、大きな柳の木にはスズメが鈴なりに止まっている。日本人にとってスズメほど身近な小鳥はいない、以前ハワイに行ったら,尻尾の長い小鳥が足元をのこのこ歩いていた、この時スズメは日本のものかと思った、「雀百まで踊り忘れず」は誰でも知っていることわざだ、スズメは死ぬまで跳びはね、小踊りするのをやめない。とのことでそれと同じように、人も幼いときからの習慣は年老いても抜け切れない。このことから、人間も若い時に身につけた道楽や浮気の癖は、年をとっても直らないという意に使われることが多い。「雀の糠よろこび」はスズメが糠を見つけ、そこに米もあると喜んだが、糠ばかりで米はなくがっかりした。そこからせっかく喜んだのは無駄だった、ということのたとえとなった。スズメは米が好きで、刈り入れ前の田んぼにやってきて稲穂をついばんだりする。稲作文化を築いてきた日本人はイネといえば、鳥はただちにスズメを連想する。これはスズメによるイネの食害が、イネの栽培技術が未熟で収穫量も少なかった過去の時代では今よりずっと深刻だったからで、鳴子によるスズメおどしや案山子が今も秋の風物詩になっている。
きのうはすぐ近くの成田山不動尊に行って節分の豆蒔き行事に行って来た。成田山不動尊の豆蒔き行事は10時半、1時、3時の3回行われて1時からの年男代表は地元寝屋川市出身の豪栄道関、さすがに大柄で堂々としていて素晴らしい、成田山不動尊の豆は昔からピーナツと決まっている。それが普通の升の千倍の千升に盛られている、そうして掛け声は福は内のみ、鬼も包みこんで迎え入れると言うもので千倍の福を授けるそうだ。WAKIは撮影に夢中になっていて、アカトンボとGetした豆は1個づつであった。この様子はYoutube に「成田山節分祭」(約8分)でアップしましたのでご覧いただくと嬉しいです。
今日は節分、節分は旧暦に由来する、日本人は昔から季節の移り変わりを二十四節気で表して暮らしを楽しんだ、立春は冬至から数えて小寒・大寒・立春と3番目にあたって雨水・啓蟄・春分へと続く、体感的には季節の移り変わりを感じるのはは2週間ぐらいと言われているがそれ以上長い人は鈍感かも知れない。旧暦で立春と言えば正月で新年にあたり、新年の前に邪気を払うのである、邪気の代表格の「鬼」はイワシを焼く煙やヒイラギを嫌う、そして豆の攻撃にあって退散するのである。いつも利用するミナミのホテルのロビーには節分の飾り付けがしてあったが春節で大阪にも大勢来ている観光客の目にはどのように映っているのだろう、一方スーパーの売り場はすでにイワシや豆撒きの豆が山積みでお客さんを待っている。こちらの方は土用のウナギと違ってリーズナブルなのは良いことだ。
きのうは山田池公園の春のきざしを取り上げたが、スーパーマーケットの野菜売り場にも春の兆しがやってきた、ざっと見ただけで、エンドウマメ、コゴミ、キントキニンジン、メキャベツ、ナノハナ、シンゴボウ、食べたことはないがウルイ、フキノトウ、タラノメ、ナバナ、のほか名前の知らんないものもあって多彩。親切にレシピも付けて並んでいる。都会の春は店頭から!!だ。
きのうは真冬で列島は北の方に低気圧が流れ込んで大荒れの天気であったが関西はそれがまるで嘘のように午後は春の陽気であった、山田池公園の駐車場の傍らの池では運よくカワセミに出会えてラッキーであった。池の傍に立つ木立ちの枝に止まって餌の子魚を狙っている。足元の日溜まりには早くもオオイヌノフグリが可憐な花を咲かせている。これはアカトンボの大好きな花だ。そうしてタンポポもそろそろ咲きだした、もう今日から2月だ。