猫の額ほどのベランダ菜園だが、朝起きる度にそれぞれの鉢を覗くとそれぞれが成長して変化しているのが判って楽しい。キウリは伸び盛りでおよそ150㎝程、ミニトマトは下のほうから枝ごとに雌花がついて黄色い花を付けている、花は今が満開で実がなるのが楽しみだ。パプリカはサラダでいただいたのを地植えしたら10cmほどに育ったがナスビはどういうわけか今一元気がない。
ここは御堂筋の淀屋橋から東の方向を望んだところ、午前中に雨も止んで久しぶりに爽やかな風景だ。WAKIはこの風景が好きで時々乗り換えの際に欄干からの風景を楽しむ。正面の生駒山頂をズームアップで見ればTVアンテナが林立しているのが見える。一方中之島公園に目をやれば、女性像の先端の彫像の姿が望める。こうして大阪の風景を堪能して再び電車に乗って帰路につく。もう少し待てば伊丹空港に着陸の飛行機が正面を通過するのだが、また次の機会にしようと思う。
ここは大阪市内玉出にある生根神社の境内、弟の用事でたまたま通りかかって昔懐かしい思いをした。WAKIの中学校はまだ出来たばかりで近くの小学校の間借りで午前か午後の2部授業であった、半年ほどして校舎は出来たがこの辺りまでが校区で当時の同級生も沢山住んでいた。当時はまだ畑地が残っていて、この辺りがあの美味しいコツマナンキンの産地とは知らなかった、何でも立札によると中気除け莫気生気才気商気(商魂)の起活をお祈りください。とあってWAKIは弟の早い快癒をお願いした。コツマナンキンの語源はかつてこの辺りに難波から紀州街道に抜ける勝間街道があった名残である。
大阪都構想の是非を問う大阪市の住民投票は僅少の差で反対票が賛成票を上回り橋下市長が進めてきた大阪市の再編案は消滅、橋下市長自身は投票直前に約束した通り、今期限りで政界から引退することを記者会見で表明した。開票は僅かの差で賛成有利で展開したが、終盤になって開票が進むにつれて反対が賛成を上回り、ご覧の結果となった。WAKIにとって大阪市は生まれ育った土地でもあり当初から関心を持って見ていたが、正直事の成り行きにほっとしている。政治は弱者の味方として背伸びせず、地道に基礎を固めて進めてほしい。カジノを大阪に誘致するようなことは以てのほかと思っている。
いま大阪市はWAKIの知る限り前代未聞の住民投票で大騒ぎになっている。大阪維新の会率いる橋下市長とこれに対抗する与党自民党、公明党。民主党、共産党などが束になって反対で、この投票はその賛否を問うのだが今大阪の街は大量のビラと宣伝カーの大音響で常態を逸している。その呼びかけは投票当日もOKと言うからいったいどうなるか判らない。せめて投票日ぐらいは戦いを忘れてすがすがしい静かな気持ちで迎えたいものだ。WAKIは今度の住民投票は憲法改正の国民投票の予行演習に思えてならない。
ここはいつものスーパーマーケットの魚売り場、今日は三重県の漁港からの魚がずらり並んでいる。魚好きのWAKIは見るだけで楽しい、きのうは4時に大阪を出て仕入に行ってきたそうだ。活けのものはスチロールの水槽の中ウマズラハゲにホウボウにメイタカレイなどが元気よく泳いでいる。おかずには食べ頃のメバル2匹を煮付けに、それに今年最後のハチクをわかめと煮ていただいた。
このところ暗い話ばかりでトンボの目も潤みがちで済まない思いでいっぱいだ。自宅マンションの前の宅地造成工事もいよいよ着工が始まり、きのうから大型機械も入り本格化してきた。朝まで残っていた立木も伐採されてご覧のようになってしまった。道路の下り坂に沿って植わっていた楓の木々たちもごらんのような有様。ド真ん中にあったケヤキの大木も、地名の象徴の松の木も跡形もない、巣を構えていたカラスの鳴き声も空しい、伐採された楓の大木も折からの無情の雨にぬれていた。
プライバシーのこともあって余り詳しくは書けないが。いま入院加療中の面倒を見ている弟がリハビリ専門の病院から介護老人保健施設に転院し、付き添って諸手続きを行ってきた。今回はほぼ本人の希望に叶った施設だが今の介護制度では病院や施設では長くても3ケ月しかおいてくれない、先般の健康セミナーでもこの問題が取り上げられられたが、この列島全体が少子高齢化がますます蔓延して避けて通れなくなっている。今までのリハビリの効果もあって、症状は少しずつ回復しつつある。
今年は春先からコーヒーの実が赤くなって収穫前の頃に1回目の花が咲いてそれは去年よりも多くて見事であった。そうして去年開花してから丸一年かけて育った実を収獲して取り出したのがこれ、乾燥しているがなかなか表面のネバネバが取れてくれない、でもれっきとした2015年産で昨年の倍はある。一回目に開花したものは花が落ちた後に小さなグリーンの実が育ちつつある。どうして次々と開花するのか判らないが楽しみだ。それにダイソーで買った鉢も3年たって背丈が20cmぐらいになって新芽が揃いまた楽しみが増えた。
ここは我が家のマンションの玄関の前、60戸の戸建て住宅の建設が決まってようやく宅地造成が始まった。いつもBlogに登場する玄関前のケヤキの大木を中心にバス停の名前にもなっている松の大木、それに宅地の周囲を取り囲む楓の木々などが残念ながら伐り倒される運命にある。すでに松の幼木などは切り倒されてご覧のとおり。道路を隔てた中央公園の一部では美術館建設反対の声が起こり、多くのシラカシ伐採にも反対の声が起こっているがこちらは知らぬ顔だ、これも時の流れか。