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SUB 30の吹き方

2012-09-22 | 吹き方
SUB 30、買ったはいいけど、どうやって吹くの?って疑問が当然あると思います。そしてどのような場面で使うのか?

私の一つの提案として、カントリーチューニングの代わりとして使う方法があります。カントリーチューニングについては、山口牧さんのブログを参照してください。5番穴の吸い音がF#になってますね。通常は、Fの音なんですが、削って(=ファイリングして)音を半音あげています。このF#の音は、SUB30で出すときは、6番穴の吹き音ベンドで出します。通常のハープでも5番の穴をオーバーブロウすれば、F#の音が出せます。

「ジョージア・オン・マイ・マインド」などを練習するといいのでは、ないでしょうか?多くの教本がこの曲を取り上げています。

ストイックな人は、SUB30でクロマチック・スケールを練習するといいかもしれませんね。私は、まだやってませんけど…
私の練習法は、ひたすら曲を吹くということ。好きな曲を探り吹きで吹くのです。ただ一つだけ頭の中に入れておくと便利なことがあります。

それは、「今吹いてる音をベンドすれば、半音下がる」ということです。これは、吹き音でも吸い音でも言えることです。これだけ覚えておけば、探り吹きでなんとかなります。曲を練習しながら、SUB30に慣れて行くのがいいのでは?もちろん、音によっては、半音以上さがる音もあります。さらに、5番の吸い音は、ベンドしても下がりません。というのは、吹き音が半音下の音だからです。さらに、低音部の吹き音のベンドは、出しにくいです。(あくまでも今のところ)でも、心配は、いりません。例えば、CのSUB30の場合、3番の吹き音ベンドは、F#ですが、2番の吸い音ベンドでもF#は出せます。なので、吹き音ベンドを無理して使わなくてもいいのです。Richard Sleighさんのように低音部4枚のベンド用リードにテープを貼ってしまうのも「アリ」だと思います。低音部は、通常のハープとして「使う」ということです。リチャードさん曰く、その方がパワフルな音が出るらしいですよ。リチャードさんの演奏を聴いてるとSUB30をブルースで使うのも「アリ」かも?と思えて来ます。

私は、テープを貼らずに何とかいい音が出ないかと実験中です。
お気に入りは、映画「トッツィー」の主題歌、It might be youです。適度にベンドが出て来ます。しかも曲が美しい。
あとは、セサミストリートのテーマやマイ・ウェイ。ジャコ・パストリアスのThree views of a secretなんかも怪しい感じが出ていいですよ。まだ途中までしか吹けないけど。開発の方オススメ、チック・コリアのスペインは、難しいですね~。

ご自分の好きな曲をいろいろと試してください。慣れて来たら、スケール練習やフレーズ練習などを取り入れるといいでしょう。アメリカのメーリングリストで、ぼろくそに言ってた人もSUB30の可能性については、否定してません。だれも発見していないSUB30の魅力が眠っているんじゃないかな~。

皆さんもいいアイデアがあったら、教えてくださいね。スズキのSUB30の特設ページでいろいろなアイデアを募集しています。みんなに内緒にして自分だけ上手くなるのも手だけどね?

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