中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
学校見学
受験校を決めていく過程でどうしても迷われることがあると思います。同じ日程の日にどちらの学校を選べばいいのか、単純に比較しても結論がでないことはあるのではないでしょうか。
そういうときに私は学校見学にいかれることをお勧めしていました。これはお子さんといっしょでもいいし、そうでなくてもかまいませんが、大切なのは、文化祭や学校説明会以外の日を選ばれることです。本当に普段の生徒の様子をごらんになっていると、だんだん見えてくるものがあろうかと思います。
今は、学校も親切ですから、たずねていっても進学担当の先生が校内を案内してくださる場合もあるでしょうが、そういうことが重要ではありません。お子さんがその学校にいくイメージがわくかどうか?そこがポイントになるのです。
私も長いこと受験を担当していますから、いろいろな学校に行っています。しかし自分の息子の話になると、これはみなさんと同じなので、果たしてこの子にどこが向くだろうかと考えました。本人の第一志望はもう決まっていますから、それはそれとして、それ以外の学校を考えておかなければなりません。ところが最初決めていた学校が日程変更で、息子の第一志望の学校と重なってしまいました。そこで一から考え直さなくてはならなかったのです。最後に残った学校は2つありました。ともに長く見てきた学校ですから、魅力があります。しかし、両校には偏差値に大きな開きがありました。その間にも、いくつか学校はあるのですが、どれも納得できません。簡単な学校を選べば、滑り止めとしては十分ですが、息子にとってはやや物足りないかもしれないと考えました。でも、いい学校です。もうひとつも、男の子を育てるのには格好の環境。しかし、難しくて、これは滑り止めにはなりません。本人は第一志望のことばかりで、あまりやいのやいの言うわけにもいかず、私はさてどうしたものかと考えました。
そこでもう一度出かけてみたのです。両校とも普通の日でした。ただ、子どもたちが下校してくるところを眺めていただけなのですが、それを見ていてなんとなく決まってきました。結論は難しい方を選んだのですが、理由はそちらの学校の子どもたちが元気だったのです。態度は明らかに彼らの方が悪かったのですが、本当に好き勝手やってるという印象を受けました。息子は好き勝手がしたいのだから、そちらの方が向くだろうということだけです。それでも、危険です。だから、これは公立も視野にいれておかないとだめだなと覚悟は決めました。第一志望は付属校なので、高校で受験させるのもまた良かろうと最後に腹が決まったのでした。
学校見学というのは、納得がいくまで何度でもいかれたらよいと思います。私は子どもたちにも、自分がこの学校に行くんだという気になる意味でも、行っておいでと薦めていました。別に文化祭でなくても良いと思います。そして子どもがその学校に通うイメージが湧いたら、自然、迷われているところがスーッと収まってくるのではないかと思います。
もちろん、文化祭、学校説明会にもお出かけになってください。5年生で行ったから、6年生は行かなくてもいいとは考えないでください。女子の学校では面接の時に「今年の文化祭はこられましたか?」なんて聞かれることもあるものです。来なかったから落ちるということは絶対にありませんが、それでもなんとなく気がひけたりするので、文化祭などは、これも勉強の一貫と思って気楽にでかけていただきたいと思います。
学校説明会は最近、さまざまな工夫がでてきました。ビデオを作ったり、生徒がクラブ活動の内容を披露したりしています。しかし、先にもお話した通り、やはり校長先生の話が非常に重要だと思います。校長先生に魅力がなくても、魅力のある学校は当然あります。しかし校長先生が魅力的ならば、その学校は必ず魅力的になっています。その意味で、学校説明会では校長先生の人柄というか、話し方をぜひ聞いてきてください。
そういうときに私は学校見学にいかれることをお勧めしていました。これはお子さんといっしょでもいいし、そうでなくてもかまいませんが、大切なのは、文化祭や学校説明会以外の日を選ばれることです。本当に普段の生徒の様子をごらんになっていると、だんだん見えてくるものがあろうかと思います。
今は、学校も親切ですから、たずねていっても進学担当の先生が校内を案内してくださる場合もあるでしょうが、そういうことが重要ではありません。お子さんがその学校にいくイメージがわくかどうか?そこがポイントになるのです。
私も長いこと受験を担当していますから、いろいろな学校に行っています。しかし自分の息子の話になると、これはみなさんと同じなので、果たしてこの子にどこが向くだろうかと考えました。本人の第一志望はもう決まっていますから、それはそれとして、それ以外の学校を考えておかなければなりません。ところが最初決めていた学校が日程変更で、息子の第一志望の学校と重なってしまいました。そこで一から考え直さなくてはならなかったのです。最後に残った学校は2つありました。ともに長く見てきた学校ですから、魅力があります。しかし、両校には偏差値に大きな開きがありました。その間にも、いくつか学校はあるのですが、どれも納得できません。簡単な学校を選べば、滑り止めとしては十分ですが、息子にとってはやや物足りないかもしれないと考えました。でも、いい学校です。もうひとつも、男の子を育てるのには格好の環境。しかし、難しくて、これは滑り止めにはなりません。本人は第一志望のことばかりで、あまりやいのやいの言うわけにもいかず、私はさてどうしたものかと考えました。
そこでもう一度出かけてみたのです。両校とも普通の日でした。ただ、子どもたちが下校してくるところを眺めていただけなのですが、それを見ていてなんとなく決まってきました。結論は難しい方を選んだのですが、理由はそちらの学校の子どもたちが元気だったのです。態度は明らかに彼らの方が悪かったのですが、本当に好き勝手やってるという印象を受けました。息子は好き勝手がしたいのだから、そちらの方が向くだろうということだけです。それでも、危険です。だから、これは公立も視野にいれておかないとだめだなと覚悟は決めました。第一志望は付属校なので、高校で受験させるのもまた良かろうと最後に腹が決まったのでした。
学校見学というのは、納得がいくまで何度でもいかれたらよいと思います。私は子どもたちにも、自分がこの学校に行くんだという気になる意味でも、行っておいでと薦めていました。別に文化祭でなくても良いと思います。そして子どもがその学校に通うイメージが湧いたら、自然、迷われているところがスーッと収まってくるのではないかと思います。
もちろん、文化祭、学校説明会にもお出かけになってください。5年生で行ったから、6年生は行かなくてもいいとは考えないでください。女子の学校では面接の時に「今年の文化祭はこられましたか?」なんて聞かれることもあるものです。来なかったから落ちるということは絶対にありませんが、それでもなんとなく気がひけたりするので、文化祭などは、これも勉強の一貫と思って気楽にでかけていただきたいと思います。
学校説明会は最近、さまざまな工夫がでてきました。ビデオを作ったり、生徒がクラブ活動の内容を披露したりしています。しかし、先にもお話した通り、やはり校長先生の話が非常に重要だと思います。校長先生に魅力がなくても、魅力のある学校は当然あります。しかし校長先生が魅力的ならば、その学校は必ず魅力的になっています。その意味で、学校説明会では校長先生の人柄というか、話し方をぜひ聞いてきてください。
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