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試験を記録する

何のために、こんなに勉強するのか?

という話になると、当然、今の6年生は動機ができているでしょう。

しかし5年生以下の子どもたちは、そうではありませんね。しかも毎週、新たなカリキュラムがやってくるので、出来不出来には波があります。

例えば記録として、今週のテストの記録は当然、デジタル化されてきています。

塾でもマイページを持つところが多くなりました。WEBでログインすると、自分の過去の成績の一覧が出てくるわけですが、実際はこれが味気ない、というか、うまく利用しなければなりません。

でエクセルを用意するのですが、そんなものはやったことがない、という方もいらっしゃるでしょうか。

そこで使うのがgoogle documentsです。



アカウントを作っていますので、google documentsのリンクを押せば、ここに来ます。左側の「作成」をクリックしてください。



このうちスプレッドシートがエクセルのような表計算ソフトです。子どもたちの成績を扱うには十分すぎる能力を持っていますし、WEBさえあれば、どこでも見られます。スマートホンでもチェックできますから、簡単です。

開いてみましょう。



無題とかいてあるところをクリックすると、題名を変えることができます。

「tomokoの戦績」(例)

で、そのあとは表をつけるように、(エクセルがお分かりの方はいつものエクセルの要領で)成績を入力してください。

マイページから一気にコピペしてしまってもいいでしょう。




ただ、一番のポイントはデータではありません。実は何を間違えたのか、の記録なのです。

この表にそれを記してもいいですし、あるいはドキュメントの文書から、痛烈なレポートを書いておいてもいいかもしれません。(お母さんのストレス解消になりますか?)




特に、ミスの原因はどうやって矯正するのか、考えなければいけない項目です。

例えば、計算間違いをしていた問題があったとします。ミスはどうしても出るものですが、それでも防ぐ方法はあります。計算を大きく書く、あるいはその場で検算するなどです。そういう方法を実際にやっているのか、答案には結果が出ているのです。多くの子どもたちが問題のすきまに、小さく計算しているのが現状でしょう。「ミスをしてはいけない」と怒るより、どうやればミスが少なくなるのかを子どもといっしょに考えて、変えていかなければなりません。

 まず子どもたちには、成績が返ってきたら、すぐ解きなおしてもらってください。そして、できなかったところは、必ず解答を見ながら復習してもらいましょう。その中で、どうしてできなかったのかを考えてみます。「時間がなくてできなかった」場合もあるでしょうし、「まだよくわかっていない」からできなかった場合もあるでしょう。そういうことを、次の試験までに対策していくことが大切です。

 次の試験では具体的に何をやるか、も記録してください。そして試験前に必ず子どもと打ち合わせをしましょう。(いいですか、打ち合わせですよ。また怒りを彷彿させてはいけません。)

 「今回は計算の場所は決めて、もう一度見直す、が目標よ。」

 その具体的な項目をしっかり打ち合わせて、確実にできるようにすることが大事です。

 子どもはミスをします。ミスをするのが当たり前ではありますが、その率をいかに小さくするか、ここはコーチ役の腕の見せ所です。

 ですから、具体的なポイントを記録しておいてください。これは過去の分を今、やっても大丈夫です。9月からの成績、振り返ってみましょう。



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