中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
週間計画を立てるー2
さて塾に行く時間を確保したら、あとどのくらい残るでしょうか?週3日、月水金に通塾すると火、木、土、日と4日あきます。火、木が4時間、土、日が1日6時間ずつ勉強できたとして、これで20時間がやっとです。このスケジュールでもなかなか努力している方だと思います。それから3日分の塾の宿題と復習に1日分2時間をとるとすると14時間しか残りません。その14時間で知識を覚えたり、計算練習をしたり、入試問題を解いたりしなければならないのです。新しいことを習っていく段階では予習も必要かもしれません。(これについても塾によって指導方法が違うでしょう。予習は一切しなくて良いという塾もありますし、必ず予習を宿題にする塾もありますから、これはそれぞれの塾の指導方針に合わせてください。)それを計画表に割り振りましょう。
受験手帳を開いて、週間スケジュールの中で子どもが勉強できる時間をまず書き込みます。子どもの集中できる勉強時間は最長で90分と思ってください。もちろん、それより長く集中できる子どももいるでしょうが、試験は長い場合で90分、普通は60分ですから、1時間単位で勉強するのが子どもにとってはやりやすいだろうと思います。1コマを60分で作って、間に10分程度の休憩は設けてください。先ほどの14時間をコマ割すれば14コマができますから、これにそれぞれの勉強の内容を割り振って、毎週スケジュールを立てていきます。
まだお稽古事をしている方も多いと思います。これはこの1年間で、全部整理しなければならないというわけではありません。あまり負担にならないお稽古事は最後まで続けてみてもいいのではないでしょうか。運動系の場合は、夏が最後の大会になると思いますが、これも負担にならなければ続けてよいのではないだろうかと思います。

続いて、この14コマを何に割り振るか考えていきます。子どもの得手不得手によって内容は多少、違うと思いますが、6年1学期までの間は14コマのうち6コマ程度が算数、2コマが国語、4コマを理科、2コマを社会に振り当てるのがよいと思います。なぜ算数が一番多いのかといえば、算数の出来がやはり中学受験の決め手になるからです。国語が少ないのは、この時期、算理の負担が大きいからです。特に理科は、水溶液、電気、力学と重い範囲が続いていますので、どうしてもこのくらい時間をとらなければわからないだろうと思います。その分、国語や社会が軽減されているのですが、これは秋からはまた違うでしょう。
14コマの割り振りが終わったら、その1コマ1コマで具体的に何をするかと決めていきます。ただ、算数と決めるだけでなく、どんな問題をどのくらいやるのかを決めます。たとえば塾のテキストの基本問題、ある問題集の何ページから何ページ、いろいろと決め方はあると思いますが、具体的な内容を受験手帳に書き込んでいきます。これは当然、子どもと相談しながら書き込んでいってください。お母さんが受験手帳に書き込む間、子どもは自分のスケジュール表に書き込んでいけばよいのです。子どもに受験手帳を持たせていいますから、一緒に書き込ませてください。また確認のためにスケジュールを大書した計画表をリビングやダイニングなど家族が集まるところに張り出しておくとよいでしょう。
また土曜日や日曜日などまとまって勉強できる日の計画は、別途デイリープランとして書き出しておくと良いかもしれません。
受験手帳を開いて、週間スケジュールの中で子どもが勉強できる時間をまず書き込みます。子どもの集中できる勉強時間は最長で90分と思ってください。もちろん、それより長く集中できる子どももいるでしょうが、試験は長い場合で90分、普通は60分ですから、1時間単位で勉強するのが子どもにとってはやりやすいだろうと思います。1コマを60分で作って、間に10分程度の休憩は設けてください。先ほどの14時間をコマ割すれば14コマができますから、これにそれぞれの勉強の内容を割り振って、毎週スケジュールを立てていきます。
まだお稽古事をしている方も多いと思います。これはこの1年間で、全部整理しなければならないというわけではありません。あまり負担にならないお稽古事は最後まで続けてみてもいいのではないでしょうか。運動系の場合は、夏が最後の大会になると思いますが、これも負担にならなければ続けてよいのではないだろうかと思います。

続いて、この14コマを何に割り振るか考えていきます。子どもの得手不得手によって内容は多少、違うと思いますが、6年1学期までの間は14コマのうち6コマ程度が算数、2コマが国語、4コマを理科、2コマを社会に振り当てるのがよいと思います。なぜ算数が一番多いのかといえば、算数の出来がやはり中学受験の決め手になるからです。国語が少ないのは、この時期、算理の負担が大きいからです。特に理科は、水溶液、電気、力学と重い範囲が続いていますので、どうしてもこのくらい時間をとらなければわからないだろうと思います。その分、国語や社会が軽減されているのですが、これは秋からはまた違うでしょう。
14コマの割り振りが終わったら、その1コマ1コマで具体的に何をするかと決めていきます。ただ、算数と決めるだけでなく、どんな問題をどのくらいやるのかを決めます。たとえば塾のテキストの基本問題、ある問題集の何ページから何ページ、いろいろと決め方はあると思いますが、具体的な内容を受験手帳に書き込んでいきます。これは当然、子どもと相談しながら書き込んでいってください。お母さんが受験手帳に書き込む間、子どもは自分のスケジュール表に書き込んでいけばよいのです。子どもに受験手帳を持たせていいますから、一緒に書き込ませてください。また確認のためにスケジュールを大書した計画表をリビングやダイニングなど家族が集まるところに張り出しておくとよいでしょう。
また土曜日や日曜日などまとまって勉強できる日の計画は、別途デイリープランとして書き出しておくと良いかもしれません。
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