さて、前回の惨敗に懲りもせず、自家製「naotyanスペシャル仕掛け」を持参したオイラはというと、リベンジどころか自滅の様相。
オイラの釣り座は、松本市の男二人と同じ船尾だが、その二人が次々と釣り上げているのに比べ、オイラは当たりもな~んも無し。
二人は気の毒そうな顔で、時に勝ち誇ったような眼でオイラの方をチラチラと見るのだが、「オラ、悔しくないも~ん、泣かないも~ん」
「夜の海、寂しくうな垂れる、竿とボク」地余り・・・
そんなオイラの様子が気にでもなったのか、やおら操舵室から釣竿を持ち出した船長さん、仕掛をセットすると釣りを始めた。
さすが船長さんですなぁ、面白いように釣れてくる。すると船長さん、釣ったそのイカをオイラの入れ物の中へ次々と投げ入れてくれる。
釣らずとも、イカが湧き出る魔法のザル
「ヒ、ヒ、ヒ、・・・魔法のザルじゃわい」などと喜んでいる場合じゃないぞなもし。オ、オ、オイラの、釣り人としての、プ、プ、プライドが・・・
こりゃ仕掛のテストなどとふざけている状況じゃないわな。こりゃ拙いってんで、仕掛けを付け替え、真面目に釣りを始めたボクでした。
でね、仕掛けを付け替えた途端、それまでゴメンねとうな垂れていた釣竿も元気を取り戻し、穂先がグイグイと海中へと引き込まれる。
それから先の怒涛の入れ食いは想像にお任せするとして、隣の二人組みは、「何だ、やれば出来るんだ~」ってな顔に変わったような?
ということで、釣果を申し上げます。アカイカが、少ない人で約40杯、多い人が60~70杯、船中300杯以上は釣ったことになるか?
オラの釣果か?「ダメ、ないしょ、ひみつ、おせ~ない・・・」 まっ、机上の論理だけではお魚さんは釣れないとだけ教えて進ぜよう。
真面目に更新してるから、押せ!
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ペロッと刺身でいただいてしまいました。
甘くて柔らかい。本当に美味しかったです。
残った1匹は今夜、煮物になる予定です。
これで2日生き延びることができました。またよろしく。
又沢山釣れたら(確立は低い)差し上げますので、釣り船代のカンパをヨロピク。