昨日午前中、道の駅にアスパラを持っていったところ、キノコ仲間のK氏がニコニコしながら近寄って来ると、「キノコが売られていますよ、"肝心"のチチタケもあります」と仰る。
"肝心"のとは、昨年、オイラ、チチタケというキノコを採ったことが無いんで、それを知るK氏に「来年チチタケが採れたら教えて」とお願いをしておいたからである。
道の駅で売られていたチチタケ
チチタケの名の由来 母乳? チチ!
さて・・・
そうなると、こりゃ仕事なんぞしている場合じゃないぞなもし。
ってことで、昼食もそこそこに、ターゲットをチチタケに定め、お山へと向かったボクちゃんでした・・・殆ど病気だな。
ここ暫くバイクに乗ることが無かったんで、そのストレス解消も兼ね、足はハンターカブで決まり。久々のバイクは気持ちが宜しゅうおますなぁ。
山菜・キノコ採り専用スーパーウェポン、ハンターカブ
チチタケ探しのその前に、折角お山へと来たのだからと、先ずは同じくこの時期に出るショウゲンジ(食用キノコ)を探すべく入山・・・
この辺にショウゲンジが出る筈なんだが?
名知らずの毒キノコ?や・・・
これ又食毒不明のキノコばかり・・・
結局、名知らずの食毒不明のキノコばかりで、チチタケどころかショウゲンジさえ1本も収穫無し。さぁ次の場所へと移動しましょうか。
ハンターカブ、道なき道を行くの図
タマゴタケが出てる筈なんだけど・・・
タマゴタケ、ゲッツ!
ハンターカブ、只今休憩中
何処のどいつだ~っ!? 「オジサンは許さんぞ!!!」
オッ!、チチタケか?・・・「チェッ」
相変わらずチチタケとは遭遇できなかったが、タマゴタケが採れただけでも、まっ、いいか。ガックリとしながらも、更に次の場所へと移動。
それにしても、この場所に限らずお山の中にゴミを捨てていく輩の多いこと。他人様のお山で遊ばせて貰ってんだからゴミなど捨てるなっつ~の!
と、気を取り直してと、この日最後の場所へと向かいましょうね。
ありゃま!アンズタケが!
結論から申しますと、この日、本命のチチタケは見つけることができなかったものの、タマゴタケとアンズタケを収穫できた。
特に、アンズタケなど中々お目にかかれるキノコではないから嬉しいねぇ、それも収穫量約1キロ。アンズにも似たフレッシュな香りがいいやね。
収穫は、こんだけ~ ↓
タマゴタケ
アンズタケ
あのね、あのね、アンズタケが何故パック詰めとなっているかはね、某フランス料理のシェフがどうしても欲しいんだって。
何たってアナタ、アンズタケといえば、ヨーロッパでは三大キノコの一つとされているからねぇ、無理も無いわな。
それが何故?近年日本で毒キノコとして分類されているのか?訳解らん。まっ、いいか、その辺のところ理解して扱ってくれるシェフがおられるようだから・・・