ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

続、マツタケについて考える

2013-10-14 18:43:36 | field and mountain
さて、マツタケ採りにハマって早5年、今では自称名人と勘違いのミャサカさんですが、そこがミャサカさんのミャサカさんたる所以でもありましょうか。

<迷人ミャサカさん> 師匠T氏宅にて

その迷人ミャサカさんですがね、最近寝不足のせいか眼の下に黒いクマが出来ており、まるで中年パンダのような顔つきになっております。

夜の蝶の捕獲に勤しんでいた頃の不健康な生活から卒業したミャサカさんですから、その辺のところは誓って身に覚えがありませんがね、

寝ても覚めてもマツタケ様が気になり、誰かに盗られてしまうのではないかと心配で、どうやらそのことが寝不足の原因のようであります。

類は友を呼ぶとでも申しましょうか、ミャサカさんの知人にNと言う御仁がおりまして、そのお顔はまるでキョンシーのようであります。

N氏についての下りは知らぬが仏でご覧頂くことにして、中年パンダとキョンシー、二人揃った場面を想像すると・・・「ひぇ~~~っ!」

ミャサカさんを悪い道に引き込んだ極悪人「T氏」

ところでと、採ったマツタケはその後どうなるかと申しますと、先ず身内から順に、アッチへコッチへと、それは見事に消えていくのであります。

お調子者のミャサカさんでありますから、「エッヘン、今年もマツタケを採ったぞ」と吹きまくるものだから、おすそ分けは致仕方ありませんなぁ。

最も、友人・知人は、「マツタケは未だか?」「マツタケが届かないけど?」と、当然のように催促を寄越すから、内緒にしても同じことでありますか。

そんなこんなで、本人のお口に入るマツタケは、採った量の数分の一でして、「マツタケ採りなんて採算が合わねぇな」と嘆くミャサカさんであります。


「マツタケについて考える」の巻、これにておちまい。続、続・・・となるかどうかは、「ミャサカさんの、気分次第のこころだ~~~~~」


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マツタケについて考える

2013-10-13 11:46:08 | daily happenings
敬愛する師、「故、小沢昭一先生」を偲びつつ、キノコの王様マツタケについてアレコレ語ってみよう。題して、「マツタケについて考えるのこころだ~」

きんぐ おぶ きのこ

"マツタケ"、何とも心地よい響きですなぁ。キノコの王様は?と問われると、日本人であれば、殆どの方がマツタケ!と答えるに違いない。

我が家の次男坊のように、マツタケを含めキノコなど大嫌いだと仰る方もおられるようだが、まっ、そのような方々は極少数でありましょうな。

日本人は何故これ程マツタケに拘るのか?人々を魅了するその香りとの因果関係は?等々の云々は、その道の専門家にお任せするとして、

ここでは、かの"ミヤサカさん"の自称弟子"ミャサカ"さんに登場して頂き、マツタケ採りのあれやこれ・ああだこうだを語って貰いましょうか。


あれは7年前のことでしたかな。たまたま友人T氏からマツタケ採りに誘われたミャサカさん、嫌々ながらもお山へと出掛けたのでありました。

「マツタケなど素人が採れるもんじゃない」と端から信用してないミャサカさん、こともあろうに、その日偶然マツタケを1本採ってしまったんですな。

いえね、正直な話し、「この辺にマツタケがあるぞ」との、T氏の助言により、採ったと言うより採らせて貰ったと言った方が正解ですが・・・

そこはホレ、根が単純なミャサカさんでありますから、その時の感動が忘れられず、以来、寝ても覚めてもマツタケ様が夢にお出ましになるのであります。

毎年秋になると、時間を見つけてはせっせとお山へと通うミャサカさんでありますが、マツタケは素人がそう簡単に採れるキノコではありません。

マツタケが出そうなお山を探し、出掛けては空戻り又出掛けては空戻りの連続で、これには能天気なミャサカさんも流石に参ったようですな。

そんなことを何年か繰り返したある日、散々歩き回り、疲れ果て車へと戻ったミャサカさん、何気なく道路沿いの斜面を見上げたのであります。

車を停めた場所と反対側の道路を挟んだ斜面の上に、堂々たる松の木が数本、夕日の影を映しつつ秋風にそよそよと揺れておりました。

ふと何かを感じたミャサカさん、その松の木に導かれてでもいるかのように、重い足を引きずりつつ斜面を登って行ったのでありました。

するとそこに、キノコがニョキッと顔を出していて、「まさか?マツタケが・・・」と、ミャサカさんは半信半疑で手を伸ばしたのであります。

ジコボウか何かのキノコかと手に取った瞬間、心臓がバクバクと波打ち、手が震え、腰が抜けるほど驚いたミャサカさんでありました。

これまで急斜面を散々探し回っても見つからなかったのに、こんな道沿いにマツタケが!?「灯台下暗らし!」思わず呟いたミャサカさんでした。

これがミャサカさんが初めて自力で採ったマツタケで、以来、マツタケ中毒となったミャサカさんは、クマを恐れつつお山へと向かうのでありました。

コレがそのマツタケ 2008,10,09


「マツタケについて考える」の巻、続く・・・


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続、フィールドサイン

2013-10-11 17:51:48 | field and mountain
クマの物と思われる糞を発見したんでアップしてみた。お食事中の皆様、いきなりの動物の糞の画像でゴメンねっと。

caution!  クリックで拡大しますが、潔癖症の方はご覧にならない方が宜しいかと・・・


色々と調べた結果、糞が人間のモノと同じ位大きい、が、人間のモノとは明らかに異なる。糞に柿の種が混じる。従ってクマのモノではないかと。

この糞が在った場所は、マツタケ山へと続く林道で、普段オイラが車を駐車する広場から僅か数十メートル程の林道入り口附近で、

糞が比較的新しいことから、これは2~3日前のことであるか?2~3日前というと、間違いなくこの場所へ来ていたような? 「ヤバッ!」

究極のクマ回避方法は、「クマが出没するような場所へは絶対に近づかないことである」と、何方かが仰っていたようだが・・・

「クマがおっかなくて、マツタケ採りが出来るかってんでぃ!ベぇろ~!」・・・こんなバカなこと言ってると、いつかクマに殺られるな?



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フィールドサイン

2013-10-10 09:57:07 | field and mountain
野山に出掛けると様々な危険生物と遭遇する。ハチ、マムシ、イノシシは既にご対面済みだが、幸いクマとの遭遇はこれまで一度も無い。

"マツタケ採り命"の友人ツカちゃんは、「クマに注意しろよ」と忠告してくれるが、事実、ツカちゃんはこれまで何度かクマと遭遇している。

その経験から、クマの足跡、爪あと、糞、等々、彼らが残す痕跡を見逃すなと強く諭す。巷では、この痕跡をフィールドサインと言うらしい。

<松の幹に残るフィールドサイン>

マツタケ新開地を探そうと分け入った深山で発見したフィールドサインが上の画像。獣が身体を擦り付けでもしたのか、幹が異様に磨り減っている。

ビビリつつも傷つけられた幹を観察すると、今までそこに居たかと思われる生々しい痕跡と共に白っぽい剛毛がビッシリと残されていた。

イノシシが寄生虫を取り除くため木の幹に身体を擦り付けることは知っている。だが、クマも身体に松ヤニを塗りたくるってことも聞いたことがある。

イノシシかそれともクマによるものかは不明だが、擦られた位置から判断するに、どちらにしてもかなり大型獣であることは想像に難くない。

右も左も分からない新開地の人っ子一人いない深山で、こんな生々しいフィールドサインを発見した日にゃアナタ、「キ○タ○縮むでぇ!」


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クロカワを試食

2013-10-05 16:42:54 | field and mountain
マツタケ採りに行くと、本命のマツタケ以外にも色々なキノコが顔を出している。アミタケ、ケロウジ、クロカワ、等々・・・

その中でも、人気のキノコがクロカワだそうで、見た目真っ黒で如何にも毒々しいが、これが中々珍味であるらしい。

で、先日マツタケ採りに行きこのクロカワを採ってきた。正直初めて採取したキノコなので、クロカワであるらしいとだけ述べておこう。

クロカワ?であると思われるキノコ

裏側はこんな風

キノコ図鑑、ネットなどで調べてみると、クロカワは貴重なキノコで、独特の苦味が酒の肴として抜群であり癖になるほど旨いとある。

「ほほぅ~癖になるほど旨いとな?では、試しにコイツを食ってやろう」ってことで、意を決し(オーバーな)試食をすることにした。

オイラ案外慎重派だから普段危ないキノコは食わんが、友人X氏の「怪しいキノコは少量食って判断するが宜しい」との案を採用しよう。

ザッと湯でこぼし

ダイコンおろしとポン酢で試食

この人体実験を強行したのは、2~3日前のこと。お陰さまを持ちまして、オイラ未だ生きております・・・中毒症状もな~んも無しで。

「キノコの味は?」とな?少量であったことと恐る恐る口に入れたため味わう余裕も無く、只苦かったとだけ申し述べておきまする。


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